ザーボンさん、ドドリアさん、こんな美しい花火ですよ~!!!ホホホホ。
皆様、ようこそお越し下さいました。
前回のギニューとギニュー特戦隊の更新は
如何だったでしょうか?
ギニューの活躍を漫画を読むような感覚で
レビューを見て頂く、名前を付けるとすれば
[フィギュアーツ漫画]とでも言いましょうか、
私もキャラクターの初登場から、
ほぼ出番の終了までの活躍をレビュー記事で
再現させる事が初めてだったので、
なかなか大変ではありましたが
ギニューの活躍がレビューするのに
丁度良い程度の登場期間だった事と
あまりにも面白い活躍と最後だったので、
これは是非やってみたいって事で
ああ言ったレビュー記事を作りました。
しかし、いざ完成更新した物を読み返すと、
「あ~すれば良かった。」
「ここは写真が必要やったな。」
みたいな反省点も色々有りました。
なので初公開したギニューの記事から
数回程度少しだけ手直しを加えております。
ですので前回のギニューの記事を
更新直後にご覧になられた方は
再度見て頂くと、多少読みやすく
なっているかも知れませんので
よろしければお暇な時にでも、
改めてご覧下されば嬉しく思います。
さてそれでは今回のレビューを
進めて行きましょう。
今回もドラゴンボールアーツでございます。
今回ご紹介するアイテムは
S.H.フィギュアーツ
[フリーザ第一形態&フリーザポッド]です。
なぜ連続でドラゴンボールアーツを
ご紹介するのか、大きく理由は2点有ります。
1点目は前回のギニュー&ギニュー特戦隊
のレビューでさんざん特戦隊登場付近の
本編を復讐がてら見まくっていました。
そりゃそうです、「アーツ漫画」的な記事を
作ったんですから本編は見まくりましたし
台詞起こしもした訳ですからね~、
そんな訳でナメック星でのストーリー、
いわばフリーザ編、特に第一形態時の
フリーザ編をまだ明確に覚えている
状態なので忘れない内に、
また自分の熱量が冷めないうちに
コイツをレビューしたかった。
2点目は前回のギニューレビューで
書き残した皆さんとの約束。
バータ&グルドのレビューで書いた
特戦隊5人と当時のZ戦士達の
戦闘力推定値を私なりに考えた根拠。
ギニューのレビュー記事内で
書こうとしましたが前半のアーツ漫画で
私が力尽きてしまったので
書けませんでした。
「もし機会が有れば書こうと思います」
と書きましたが、こういう事は間が空けば
空く程どうでもよくなっていく物だと
思ったので間を空けずに書いた方が
いいと思いました。
特戦隊の戦闘力推定値の根拠をまさか
ライダーアーツのレビューで特戦隊の
戦闘力を語る訳にはいかないですしね(笑)
かといってドラゴンボールアーツと言っても
例えば魔人ブウのアーツレビューで
特戦隊の戦闘力推定値を熱く語るのも
何か違いますし、そういう意味では
フリーザ第一形態&フリーザポッドは
まさに今回のタイミングには
ピッタリだった訳であります。
そんな訳で前置きが随分長くなりましたが
フリーザ第一形態&フリーザポッドを
レビューしていきましょう。
フリーザの悪としての偉大さ、
絶望的、圧倒的な強さは
最終形態のレビューでも語った通り。
フリーザ第一形態の時の戦闘力は
あまりにも有名です。
ナメック星人のネイルと戦った時に
初めてフリーザ自ら告白した戦闘力・・・
「参考までにこれからアナタが戦おうとしているこの私の戦闘力をお教えしておきましょう。」
「私の戦闘力は・・・」
「530000です。」
「ですが、もちろんフルパワーであなたと戦う気はありませんからご心配無く、そうだ、私はこの左手だけで戦ってあげましょう、少し位は楽しめるかも知れませんよ。」
「ホホホホホ、いけませんね~せっかくちゃんと当たるように首を差し出してあげましたのに、この程度なんですか?ま、しかし、やはり42000ではこんな物でしょうね。」
ネイルを目の前にして
フリーザが語った53万の戦闘力。
皆さん、試しにPCでもスマホでもいいので
「53万」とだけ検索してみてください。
検索上位から見事なまでにフリーザの
戦闘力にまつわるサイトが表示されます(笑)
何故これほどまでにフリーザの戦闘力が
有名になったんでしょうか?
あまりにもかけ離れた数値に
当時みんなが驚いたからでしょう。
私はやはり当時ジャンプの連載で初めて
53万の戦闘力を知りましたが、
とてつもない戦闘力に衝撃を受けました。
当時はギニュー特戦隊のギニューが12万
2倍界王拳の悟空で18万で凄いと
思っていましたからね。
しかし冷静に考えたら2倍界王拳の悟空が
18万、悟空はあの時点で10倍まで界王拳が
使えそうだと宇宙船内で語っていたので、
10倍界王拳を使えたとしたら
瞬間的にしろ、悟空がナメック星に
到着した時点で戦闘力は90万までは
引き出せていた事になりますね。
そう考えると53万の数値も
大した事無い気もするんですが
とにかく当時は皆がざっくりとしか
考えていなかったと思うので
スーパーパワーアップした悟空ですら
せいぜい18万以上でフリーザの53万とは
やはりかけ離れ過ぎていると思ってました。
話題的にも丁度いいので、
ギニュー特戦隊VS悟空達Z戦士の
劇中では詳しく語られていない各キャラの
戦闘力を検証しましょう。
バータ&グルドのレビューで書いた
私なりの数値をもう一度、
戦闘力の強い順に書き出してみましょう。
一応フリーザ第一形態の53万も
入れておきましょう。
●フリーザ第一形態:53万
○悟空:18万(2倍界王拳でギニューに見せた時)
●ギニュー:12万
○悟空:9万
○ベジータ:5万
●リクーム:4万
●バータ:4万
●ジース:4万
○ベジータ:3万3000前後
●悟空の体のギニュー:2万3000
○クリリン:1万5000
○悟版:1万5000
●グルド:1万
ギニュー特戦隊はギニュー以外、
公式に数値が決まっていないようですし
戦闘力が細かく語られてもいません。
しかし公式に語られているキャラの
戦闘力から推測する事は出来ます。
まずは設定で戦闘力の確定してる
キャラを基準に考えましょう。
フリーザ53万、悟空2倍界王拳18万、
ギニュー12万、あとは悟空の体のギニュー
2万3千が決まっています。
ここで重要になるのが悟空が
リクームとバータを倒しジースが
ギニューを呼びに行って
ギニューが見立てた悟空の戦闘力。
ギニューは悟空の戦闘力を
6万と見立てました。
それを聞いたジースの驚いた反応。
「戦闘力6万のサイヤ人なんて・・・」
リクーム、ジース、バータの3人は
戦闘力がほぼ同じだと
劇中で語られているので3人共戦闘力6万
よりはかなり低い事が予想出来ます。
ギニュー自体もジースとバータ
2人がかりでも歯が立たなかった事を
加味しての6万と言っているので、
3人が一人一人戦闘力5万なら
ちょっと多いのです。
[戦闘力4万の戦士が2人でかかっても戦闘力6万の戦士には歯が立たない]
ギニューはそう思ったに違い有りません。
ならジース達3人が
戦闘力3万ならどうでしょう。
[戦闘力3万の戦士が2人でかかっても戦闘力6万の戦士には歯が立たない]
理屈的にはこの方が説得力ありますが、
3人の戦闘力が3万だと
あまりにも低すぎるのです。
地球で悟空と初対戦した時点での
ベジータの戦闘力が約2万。
地球戦でベジータは死にかけていますから
大幅にパワーアップしています。
そこで私が予想したベジータの戦闘力が
3万3000。
3000は細かすぎますが、
3万以上は有ると言う意味です。
なのでベジータが3万以上ですから
ジース達3人が3万な訳がないのであります。
なのでジース、バータ、リクームは
5万でもなく3万でもなく
4万に落ち着くのであります。
そしてリクームとの対戦で瀕死の重傷を
負いながら仙豆で復活したベジータが
一気に戦闘力5万にパワーアップします。
次に当時のクリリンと悟版の
戦闘力はどうなのか?
ナメック星の最長老にパワーを
引き上げてもらった2人ですが
恐らく悟版の方が多少戦闘力は高いにしろ
2人揃って大体15000程度と予想しました。
2万にしようか悩みましたが、
それだと当初のベジータと
戦闘力がそこそこ拮抗してしまいます。
クリリン、悟版ではベジータとは明らかな
差が有る筈なので15000としましたが、
ここでさらに悩んだのが
悟空の体のギニューの戦闘力23000の存在。
この数値はジースのスカウターで
確定していますが、悟空の体のギニューに
対して悟空はクリリンと悟版に
「今なら勝てるぞ」と言っています。
戦闘力15000の2人でかかれば23000のギニューに勝てるのか?
戦闘力20000の2人でかかれば23000のギニューに勝てるのか?
恐らく後者の方が説得力は有りますが、
やはりベジータとの埋められない戦闘力の
差としてはクリリンと悟版は
戦闘力15000が妥当だろうと思いました。
グルドの1万はそんなモンでしょう。
最も悩んだのが戦闘力18万以上の悟空です。
ギニューに見せつけた時に
叩き出した数値ですが、この時の悟空は
何倍の界王拳を使っての18万なのか?
2倍界王拳なら悟空の基本数値は9万ですし
3倍界王拳を使っていたなら悟空の
基本数値は6万と言う事になります。
コレ本当にどっちなのか悩んだんですが、
私なりの答えは
2倍界王拳で18万の戦闘力です。
何故か!、1つは悟空とギニューとの
通常戦闘力での差です。
ギニューの戦闘力は12万ですが、
悟空の基本戦闘力が6万では低すぎます。
2人の基本戦闘力は拮抗していると考えると
悟空の戦闘力は9万と考えるのが自然です。
さらに悟空とギニューとの会話です。
ギニューは悟空と軽く戦った後、
「貴様はさらなる真の力を隠している。」
「恐らく貴様の数値は85000までは上がる筈だ」
と言っています。
最初ギニューは悟空と戦う前は
悟空の戦闘力を6万と見積もりましたが
一戦交えた後には85000までは上がる筈だと
最初の6万から修正しています。
悟空の基本戦闘力が6万では無く
9万だったとするとギニューの読みは概ね
正しいと言う事が言えるんですよね。
但し、界王拳と言う反則技はさすがに
ギニューも予想できませんでしたが
ギニューの読みが正しいとすると
悟空の戦闘力は9万が正しいと言えます。
それに劇中でもギニューを前にして悟空は
「界王拳!」と言っています。
3倍とは一言も言っていないので、
やはり悟空の基本戦闘力は9万で
2倍界王拳で18万になったって言う
私なりの結論になりました。
フリーザ第一形態の戦闘力は53万ですから
悟空が10倍界王拳を使うと瞬間的でも
90万の戦闘力を引き出せる事になります。
第二形態の100万の戦闘力には
敵いませんが、もし第一形態のフリーザと
ナメック星到着時の悟空と
戦う描写が有ったのならば、
第一形態フリーザには
悟空が勝っていたんでしょうかね。
さて第一形態のフリーザには、
心に残る名シーンが
2つ存在すると私は思っています。
1つは「私の戦闘力は530000です。」
のシーンで、もう1つはそう、
悟空の父バーダックとの対戦を描いた
スペシャルエピソード
「たったひとつの最終決戦~フリーザに挑んだZ戦士 孫悟空の父~」
で最後にバーダックと対決し、
惑星ベジータを消滅させた、あの名シーン。
どうしてもこのアーツのレビューで
あの名シーンを再現させたかったので
短いですがご覧ください。
バーダック:「これで全てが変わる。」
バーダック:「この惑星ベジータの運命、この俺の運命、カカロットの運命、そして貴様の運命も!」
フリーザ:「ハハハハハハ!」
バーダック:「これで最後だー!!!!!」
フリーザ:「ハハハハハハハハハハ!」
フリーザ:「ンンンン、ホホホホ、ほら見てご覧なさい、ザーボンさん、ドドリアさん、こんな美しい花火ですよ!ハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」
如何でしたでしょうか?
劇中の雰囲気を少しは
感じて頂けましたでしょうか?
まだバーダックのレビュー前ですので
フリーザだけを中心に短縮版で
ご覧頂きましたが、バーダックの
レビュー時には完全版として
挿絵を増やして再現させようと
思っておりますのでご期待くださいませ。
さてそれでは後半行ってみましょう!
S.H.フィギュアーツ
フリーザ第一形態&フリーザポッド
2021年4月24日 一般店頭販売商品
価格:税込み8800円
開封すると、
フリーザ本体とフリーザポッド、
交換用表情パーツが4つ、
交換用頭部パーツ1つ、
スカウター、ドラゴンボール(五星球)
スーパーノヴァエフェクトパーツ
ポッド用台座、交換用手首
が付属しています。
特に表情パーツが合計5つも有るのが
非常に有りがたいですね。
5種類の表情パーツを見てみましょう。
5種類も表情が有るので劇中でフリーザが
見せたであろうほぼ全ての表情を
再現させる事が出来ると思います。
しかもどの表情も劇中のフリーザに
非常に似ています。
さらに各表情全て、左耳が
外れるようになっていてスカウターを
装着できるようになっています。
当ブログを良くご覧頂いている方でしたら
ご存知だと思いますが、フリーザ第一形態と
フリーザポッドって当ヒロバンチャンネル
にとって非常に縁のある
キャラクターなんですね。
毎年元旦更新の新年の挨拶には必ず
フリーザに司会をしてもらっています。
当然ながらそのプラモ版とも比較したいと
思いますのでご覧頂こうと思います。
左がフィギュアーツ、右がプラモ版の
フィギュアライズメカニクスです。
「え!こんなに違うのか?」
って位に違います。
私が感じた大きな違い2点。
●フリーザ自体の造型アプローチの違い。
●フリーザポッドのサイズ感と形。
同じバンスピさんの商品ながら、ここまで
考え方の違う商品になるのも面白いですね。
フィギュアに関してはプラモ版は
どうしても表情が硬いし黒眼(赤眼)は
穴が空いてるだけなので
アーツ版と比べると厳しいですね。
プラモ版の表情が硬いのはイロプラが
災いしているのかも知れません。
顔面だけでもパーツ分割が激しすぎて
表情が付け難いんだと思います。
アーツ版が登場するまではプラモ版も十分
良く出来ていると思っていたんですけどね。
アーツ版はポッドと下半身が
一体となっています。
なのでポッドと合体した時のサイズ感が
設定に近く自然ですが、プラモ版は
フリーザとポッドが完全に独立してるので
どうしてもポッドが
大きくなってしまっています。
ポッドの計器盤のデザインも全然違います。
一応アーツ版は鳥山明先生の監修イラストを
元に細かく造型したそうなんで、
アーツ版のデザインが正解に近い
と言う事なんでしょう。
正直ここまで互いの
造型アプローチが違うのは驚きましたね。
まるで違うメーカーが作った
商品のような違いを感じます。
個人的にはアーツ版の方が劇中に近いし
良く出来ていると思いますが、
プラモ版も非常に良く出来ています。
表情パーツが5種類と豊富で
プロポーションも頭でっかちの第一形態の
幼児体型も完璧、可動も問題無し、
シッポがフレキシブルに可動するので
両足と3点で設置出来るので倒れにくく
大胆なポージングが出来る点もいいですね。
ドラゴンボールアーツに外れ無しの
例に漏れず、このフリーザ第一形態の
出来も超絶素晴らしいです。
ただ私だけの個体限定の話だろうと
思いますが残念ポイントが1点だけ有ります。
青い額の端にベッタリと
指紋の跡が確認出来ます。
こう言う所は本当に嫌なんですよね。
何処の誰か分からない指紋が
しかもフィギュアの
非常に目立つ所にベッタリと・・・・・
生産中の塗装工程で付着したんでしょうけど
こういう部分は細心の注意を払って
製造して欲しいと思います。
と言う訳で今回は
S.H.フィギュアーツ
フリーザ第一形態&フリーザポッドを
レビューさせて頂きました。
最初はフィギュアライズメカニクス版を
既に持っているのでアーツ版を買うか
少し悩んだんですが
絶対に買って良かったと思っています。
プラモ版では得る事が出来なかった
満足感が沢山ありました。
このフリーザアーツが出た事で
バーダックのレビューを
作るのも楽しみになってきました。
何か、ドラゴンボールアーツのレビューが
作業的にどんどんえげつなく
なってきてる気がしています。
それではまた・・・。