ヒロバン チャンネル

プレミアムバンダイのS.Hフィギュアーツ、ロボット魂等の商品レビューを致します。

HI-METAL R エルガイム レビュー

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皆様、ようこそお越しくださいました。

そして大変お待たせ致しました。

今回の更新からレビューを再開致します。

更新が空いてしまった理由はパソコンの

入れ替えと移行作業を行っていた為でして、

その辺りのお話は年明けのご挨拶雑談にでも

お話しようかなと思っております。

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とにかく新しい更新を楽しみに

ちょくちょく覗きに来て頂いた方には

大変お待たせして申し訳なかったです。

またこれから楽しいブログを

作っていきますのでご期待くださいませ。

再開一発目のレビューアイテムとして

持ってきたのは「重戦機エルガイム」から

HI-METAL Rのエルガイムでございます。

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エルガイムのアイテムをご紹介するのは

当ブログでは初となるのですが、

1984年放送当時にもエルガイムに関しての

思い出は結構多くて懐かしい作品です。

「重戦機エルガイム」は

1984年2月から1985年2月まで、全54話が

作られた日本サンライズ(現サンライズ)

制作のリアルロボットアニメでした。

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前々作「戦闘メカザブングル」

前作「聖戦士ダンバイン」から

引き続き富野由悠季氏が総監督を務めた

日本サンライズにとっても、

富野監督にとっても新しい作品をどんどん

世に送り出していた最も最盛期だった

まさにサンライズのリアルロボット黄金期

真っ只中の頃に生み出された作品でした。

前々作ザブングルでは惑星ゾラと言う

砂漠が広がる荒野が舞台で西部劇風の

コメディータッチの作風が特徴でした。

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前作ダンバインではバイストン・ウェル

と言う異世界が舞台で、中世ヨーロッパ風の

世界にフェラリオと言う妖精が共存している

ファンタジーの先駆けとなった作品でした。

作風はザブングルとは打って変わって

シリアスでハードな展開が特徴でした。

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今作「重戦機エルガイム」は

ペンタゴナワールドと言う5つの星から

構成されるパラレルワールドが舞台で、

各惑星、さらに惑星をまたにかける

宇宙が舞台で未来感あふれる作風でした。

さらにポセイダルと言う神秘的で謎めいた

強大な敵側の魅力も大いに有りました。

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そして何と言っても「重戦機エルガイム」

と言う作品の一番大きなトピックスと

言える事としては「ファイブスター物語」

の原作者:永野護氏の起用でしょう。

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1983年に日本サンライズに入社し、

全くの新人だった永野氏をエルガイムの

キャラクターデザインと

メカニカルデザインの両デザインで

デビューさせた事は後のアニメ界、

さらにはホビー界において、あまりにも

影響が大きくなる出来事となります。

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永野氏の描いたエルガイムに登場する

キャラクターやメカは、

あまりにも強烈なインパクトを残し、

作品の神秘性に拍車をかけ、

それまでに誰も見た事の無い

ベビーメタルの緻密で妖艶なデザインは

多くの人を魅了し、一気に「永野護」の

名前を世に知らしめました。

重戦機エルガイムは永野氏を始め、

新人クリエイターを多く起用した事によって

これまでのサンライズ作品から明らかに

新しい風を感じられる作品となりました。

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エルガイムは総監督こそ富野由悠季氏

ではありましたが富野氏自身も

若手に好きにさせていた感があり、事実、

富野氏自身エルガイムの放送スタート前

から次作となる「機動戦士Zガンダム」の

放送が決まっていたので、

既に気持ちここにあらずだったのか、

「エルガイムは捨て駒だった」

と語られておられます。

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そう思うとエルガイムという作品は

富野氏の作品というよりも、

永野氏を始めとした若手クリエイターで

作りあげた作品と言う印象が強いですね。

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そしてエルガイムと言う作品を

当時新人だった永野氏の好きにさせた事が

「永野護」という若手クリエイターを

とんでもないモンスター

「天才・永野護」へと開花させる事へと

繋がっていく事となるのです。

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重戦機エルガイムにおいて

永野氏がデザインした人型兵器

ベビーメタルが、これまでのロボットアニメ

に無かった特徴として挙げられる点として

私が思い付く所として主に2点。

1点目はムーバブルフレームと言う

内部骨格を元に形成されている所です。

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関節可動のシリンダー等がリアルに

描かれており、これは富野氏自身が

エルガイムの放送開始前の前週に放送された

「エルガイムスペシャル」でもメカの

見所としてリアルな内部メカの表現に

こだわっていると語っておられました。

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2点目はベビーメタルにはA級、B級と

ランク分けされている点です。

主人公メカであるエルガイムを始めとした

A級ベビーメタルは量産を前提にしておらず、

技術の粋を注ぎ込んだ

高級なベビーメタルで、その中でも

エルガイムやエルガイムMKⅡ

オリジナルオージェ等、1体しか存在しない

ベビーメタルは超A級と言えるでしょう。

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B級ベビーメタルは量産を前提として

安く仕上げたベビーメタルで、

一言で言えば「やられメカ」です。

A級、B級とベビーメタルにランク付けする

設定を用いた事で重戦機エルガイムの

メカとしての設定の面白みを持たせる事に

成功していると言えます。

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物語は18歳の若者、ダバ・マイロードと

親友のミラウー・キャオ、この二人が

惑星コアムの田舎街から青雲の志を抱き

一旗揚げようと、父の形見である

エルガイムとワークスに乗って都会へ

繰り出そうとしてる所から始まります。

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そんなダバのハンサムな顔に惹かれて

仲間になるのがファンネリア・アムと

元ポセイダル軍13人衆の一人の

ガウ・ハ・レッシーの二人のヒロイン。

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やがて打倒ポセイダルに立ち上がるダバは

共感する人々を集め反乱軍のリーダーとして

人々の自由の為に高い志を抱き、

ポセイダル軍と戦うのでした。

超短く全体のストーリーを書きましたが(笑)

ま〜ざっくりとそんなお話でした。

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毎回ではありませんが、話の最後は

ダバを取り合うアムとレッシーの女の戦いが

コミカルに描かれて30分が終わると言う

パターンが多かったな〜と言う印象があり

個人的にあの終わり方は

少々うんざり気味でしたね〜。

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私は前作「聖戦士ダンバイン」に

どハマリしたので、エルガイムが始まった

当初はダンバインロスに陥りながら

エルガイムを観ていましたが、

エルガイムはエルガイムで楽しめました。

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テレビのスピーカーにラジカセを近づけ

全話録音して、プラモを組みながら

録音した物を聴きまくっていましたね。

レコードはシングルもBGM集も全て

買いましたしOPのMIOさんの歌が

最高にカッコ良かった。

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そう言えば前作

「聖戦士ダンバイン」から

「重戦機エルガイム」に引き継いだ点が

2点程ありましたね。

1点目は主題歌をダンバインから引き続き

OPとED共にMIOさんが担当された点。

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もう1点はエルガイムでも妖精を登場させ、

チャム・ファウに続きリリス・ファウも

川村万梨阿さんが声を担当された点です。

この2点は「当時の富野アニメと言えば!」

って感じがしますよね。

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プラモデルに関しても思い出深くて、

エルガイムのプラモは、当時発売された

ほぼ全てを組みましたし

(バルブドだけは何故か買いませんでした。)

スパイラルフローはプラモの発売前に

何とフルスクラッチしました。

しかも完全変形出来るように作りました。

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前のホバー部分の伸縮には1/144ゴッグの

腕を流用したりして、殆どプラ板と一部

エポパテを使ったお粗末な物でしたが、

さらに、作ったスパフロをエルガイムに

格納したくて、ほぼ同スケールの

エルガイムの頭部まで作ってしまいました。

大きさは成人男性の頭程はありましたね。

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ただ頭部を作った辺りで力尽きました。

本当は胸部まで作ってスパフロの合体を

再現させたかったんですが。

ま〜それ位、当時の私としては

劇中のエルガイムとの合体シーンが

カッコ良く思えたんでしょう。

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エルガイムには個人的にそんな思い出が

強烈に残っています。

そんな訳でココはひとつ、

OPシーンのスパフロがエルガイムに

合体するシーンを再現させてみたので

雑いですが、見てやって下さいませ。

「ドッキングセンサー!」

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如何でしたでしょうか(笑)

それっぽくなってましたでしょうか?

再現させて少し残念に感じた所が

アニメではフロー格納の為に頭部が

正面向いたまま後方に軸移動しますが、

ハイメタルR版は正面向いたまま

後方に軸移動出来なくて、

単純に首を上方へ傾けて合体空間を

確保する方式なんで

アニメの完全再現は出来ないんですよね。

そこは正直、残念ポイントでした。

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ただ、他の方のレビュー記事の中で

首のボールジョイントがかなり固く、

シリコンをたらす事で首の動きが

スムーズになりアニメに近い

スライド可動が出来るらしいので、

今度試してみようかな。

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さてそれではこのままの流れで

今回の主役アイテムである

HI-METALR エルガイムを

レビューしていきましょう。

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HI-METALR エルガイム

発売日:2020年8月22日

発売:バンダイスピリッツ

価格:19800円(税込み)

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HI-METALRのエルガイムシリーズは

第一弾として2020年6月20日に

バッシュが先に発売されたので

今回ご紹介していますエルガイムは

第二弾と言う事になります。

何故バッシュが第一弾だったんでしょうね。

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ブリスターを取り出すとこんな感じです。↑

付属品は最低限の物は

一通り揃っている感じです。

スパイラルフロー。

ランドブースター・ライト。

バインダー。

パワーランチャー2にエネルギーチューブ2。

セイバー4にランサー1。

ビーム刃2と手首パーツ左右各3。

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変形後のスパイラルフロー。↑

一応、宇宙服を着たダバらしき造形が

されていますがマクロで撮っているので

仕方無いかもしれませんが正直塗装は

もう少し頑張って欲しかったですね。

はっきり言って汚いですね。

自分で塗り直そうかと思ってしまいます。

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変形可能なランドブースター・ライト。↑

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パワーランチャーを

2基装備出来るバインダー。↑

セイバーも2本装備出来ます。

写真は装備し忘れました。

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特徴的なギミックとしては↑

エルガイムのアイデンティティの一つ

脚部のランダムスレートが設定通り

シリンダー伸縮ギミックを使って

展開させられます。

しかも!

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左右両方展開します。↑

私、内側も展開出来る設定だった事を

知りませんでした。

ムーバブルフレームが剥き出しです。

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上でもお見せした通り、

当然スパフロを格納出来ますが

ドッキング時のエルガイムの顔が

正面向いてくれません。

ボールジョイントにシリコン吹けば

正面向けられるとの情報も

見ましたが撮影時には試していません。

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さらに肩パーツが前後に展開します。↑

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そして放送当時の設定資料を見て

「へ~。」と思った点が

この2重関節ギミック。

当然ハイメタルR版でも再現されていますが

ハイメタ版は何と3重関節になっています。

手首部分にさらに軸可動部分が有ります。↑

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当然、腕にはセイバーが格納出来て

セイバーを取り出す直前の感じも

2重、3重関節のおかげで

カッコ良く再現出来ます。↑

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足の関節可動もムーバブルフレーム

剥き出し状態のデザインなので

ある種異様な曲がり方をします。

パイプが各足2本通っているので

少し可動のさまたけになります。↑

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足首可動も優れたムーバブルフレーム可動

の恩恵でこんな曲がり方が出来ます。↑

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放送当時のプラモデルからエルガイムの

立体物は数多く見てきましたが、

私個人的に感じていた点として

どれも素晴らしい点はあれど、

はっきり言って「惜しい」と感じる

立体物が非常に多いと感じていました。

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プラモデルやハイコンプリートモデル、

ガレージキット、特にガレージキットは

滅茶苦茶カッコイイ物も多いんですが、

原型師の想いが強すぎて

個性が強すぎる物や誇張している物、

あるいはストレートな癖の無い造形

ではあるけど設定イメージに

あと一歩近づけていない物等、

「これこそ文句無しのエルガイムだ!」

と思える立体物が意外と少ないな~

と感じていたんですよ、

あくまで私個人の感想ですよ。

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オーラバトラーの造形物程の

バラつきは無いんですけどね。

どれも一定ラインの水準を余裕でクリア

している中での高い要求の話ですけど。

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今年2021年3月に一部改修されて

発売されたHGエルガイムも癖は無いけど

私的には「惜しい」んですよ。

但し、「これぞ文句無しのエルガイムだ!」

と思ったエルガイムの立体物が過去に

1点だけ私の心に残っている物があります。

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いつ頃だったか確か2000年前後の頃

だと思いますがホビージャパン誌の中で

「究極のエルガイムを作る。」と言う

企画が有りまして覚えておられる方も

多いのではないでしょうか。

あるいは当時のHJ誌をお持ちの方も

おられるでしょう。

その企画で完成お披露目されたエルガイムは

素直に「カッコエエ!!!」と思えた

エルガイムだったと記憶しています。

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その時の感動が、このハイメタルR版

エルガイムを手にした時に蘇ってきました。

その位、このハイメタルR版エルガイムは

エルガイムファンの恐らく大多数の人が

頭の中に描いているエルガイムの

イメージを忠実に再現させた物に

なっているのではないかと思える物に

仕上がっていると感じました。

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このハイメタルR版を少し太めなスタイルと

表現される人もおられますが、確かにそれは

これまでのエルガイムの立体物の多くが

細く作られた物が多かったから、

それらと比べたらその通り

太く作られてはいますが、エルガイムは

元々のデザインがこの位の太さで

デザインされているんですよね。

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エルガイムって錯覚に陥りやすい

デザインだと私は思っていてアクションを

とらせると細くスマートな

デザインに見えてくるんですよね。

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多くの造形作家の人はその錯覚に陥り、

あるいは意図的になのか、

巣立ちからスマートに仕上げるから

アクションをとらせると何か

スマート過ぎてガリガリな立体物に

なってしまう物が多いと私は思うんです。

HGエルガイムもしかりです。

あくまで私個人の意見ですよ。

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このハイメタルR版エルガイムを設計した

担当者の方はその錯覚に惑わされず、

適正なエルガイムのスタイルを

割り出して設計されたんだろうと

勝手に解釈しました。

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そう思う位、ハイメタルR版エルガイムは

スタイリング、顔、ギミック共に

今現在これまで発売されてきた

エルガイムの立体物の中で、

最高のエルガイムなのではないかと

手元にあるエルガイムを眺めながら

感じています。

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ブランド名にもあるように、

要所要所にメタルパーツがふんだんに

使われているので、ズシリと重いです。

以前発売されてレビューした事がある

バイメタルRのレイズナーも

このエルガイム位の大きさ、クオリティーで

作ってほしかったな〜と思いました。

顔も設定資料に限りなく近く、非常に

男前のエルガイムに仕上がっています。

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残念な点としては上でも書いた

スパフロとの合体時の首可動の動きと

合体形態のスパフロしか付属していない点。

通常形態のスパフロも

是非付けて欲しかったですね〜。

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HI-METALRエルガイムシリーズの

新作の参考出品として、

11月に開催された魂ネイションにて

エルガイムMKⅡが登場していました。

発売が大変待ち遠しいですね。

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さて今回のレビューも

佳境に近づいてきました。

ハイメタルRエルガイムのレビューは

如何だったでしょうか。

初のエルガイムアイテムのレビュー

でしたので、幕の内弁当的に広く浅く

色々と語らせて頂きました。

勝手な持論も展開してしまいましたが

楽しんで頂けたなら幸いで御座います。

最後にショッキングな一枚をどうぞ!

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((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

や、や、やってしまいました。

胸部ジョイントを無理に力を加えて

「バキ!」っと折ってしまいました。

今回は完全に私の過失です。

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胴体をグッと前屈させたくて、

思っていた以上に腰の可動領域が

狭かったようでして、「バキッ」と

鈍い感触が伝わってきました。

まだ撮影前半でやってしまい、

テンション下がってその日は撮影中断。

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後日改めて撮影再開させましたが

多少上半身はグラグラするものの、

幸いにも撮影には致命的な問題はなく、

何とか撮影終了できました。

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また現時点ではバンダイスピリッツに

修理可能か問い合わせていませんが

修理が無理でも普通に飾る分には

特に問題無いので、

「このままでもええか~」

とも思っています。

ジースの時と違って今回は完全に

私の過失なので、諦めもつきます。

皆さんも玩具扱う時は気を付けましょうね。

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さてさて今回のレビューで、下手クソな

手書き背景を2枚使用しましたが

どうだったでしょうか?

これまでもレビュー写真の中で、

Photoshopを使って背景やエフェクトを

効果的に挿入したりしてきましたが、

今回初めて背景1枚を全て手書きで

描く事にチャレンジ致しました。

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私別にPhotoshopが得意でも何でもなくて

むしろ毎回手探り状態で、やりたい事を

達成させる為に自流で学んできました。

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今回エルガイムのレビューに際して

1枚だけでも世界観を再現させたいと思い、

エルガイムと言えば個人的に宇宙よりも

前半のコアムの大地での活躍の方が

印象深いので、OPでコアムの大地を走る

エルガイムの有名なシーンと、

第一話でのパワーランチャーを放つ

エルガイムの2枚の背景を描いてみました。

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最初にOPの走るエルガイムを

描きましたが、仕事から帰って来て夜中に

少しづつ手探りで描いたので

1枚描きあげるまで5日程かけましたが、

もう一枚は一気に4時間程で描きました。

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なので、パワーランチャーの方は

かなり雑いですが、OPの方は

それなりに丁寧に描きました。

今回は更新をお待ち頂いたお詫びも兼ねて

特別にOPの背景の方の描いた過程を

お見せしようかなと思います。

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元の写真はコレです。↑

エルガイムが重量あるので片足浮かせた

このポーズだとディスプレイスタンド

だけだと倒れてしまうので

CDケースを重石にしています。

どうせ絵を描いて消えるのでいいかなと。

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まずは空を描きました。↑

ここまでは特にこれまでもよくやってきた

レベルの事なので問題は無し。

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次に一番遠くの山を描きました。↑

ここからはいよいよ絵画の世界。

全く絵心の無い私には無謀な世界。

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次に手前の赤い山を描きました。↑

無我夢中に色を重ねていくうちに

何だかそれらしくなってきて手応えを

つかみかけてきました。

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次に一番手前の岩山の

シルエットを決めました。↑

この時点で元の写真の背景は

全て消えました。

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次に一番目立つ岩山を描きました。↑

途中どうなるかと思う位完成形が

見えてこなかったんですが、やはり色を

どんどん重ねていくうちに

それっぽくなりました。

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次にエルガイムが走るコアムの

大地のシルエットを決めました。↑

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どうもアニメに登場するコアムの大地とは

質感が違うような気もしますが、

ま~ま~初絵画としてはこんな物でしょう。

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最後に足元に影を入れ

ディスプレイスタンドの残骸を消して

雲のバランス調整をして完成しました。↑

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如何ですか、Photoshopを

使い慣れた方でしたらかなり

レベルの低い事だとは思いますし、

もっと違う便利な方法も有るかも

知れませんが絵心の欠片もない

私レベルでもこの程度の絵は書けるんだと

表現の幅が広がった気がしました。

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さて長かった今回のレビューも終わりです。

そして2021年のレビューも今回で最後です。

今年もヒロバン チャンネルを

多くの皆様に御覧頂き、

大変嬉しく思います、有難うございました。

皆様、良いお年をお過ごしくださいませ。