ヒロバン チャンネル

プレミアムバンダイのS.Hフィギュアーツ、ロボット魂等の商品レビューを致します。

S.H.Figuarts 真骨彫製法 仮面ライダーオーズ ブラカワニコンボ レビュー

世界の終末を前に、オーズが時空を超えた大冒険!

皆様ようこそお越し下さいました。

今回ご紹介するアイテムは

S.H.フィギュアーツ 真骨彫製法

仮面ライダーオーズ ブラカワニコンボ です。

ブラカワニコンボは2011年の

仮面ライダーオーズ夏の映画

「劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」

に登場した劇場版限定コンボです。

オーズの劇場版オリジナルコンボは

2011年4月公開の

「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」

に登場したタマシーコンボ、

2011年12月に公開された

「仮面ライダーx仮面ライダー フォーゼ&オーズMOVE対戦MEGA MAX」

に登場したスーパータトバコンボ、さらに

今回のブラカワニコンボと3体も存在します。

今回のブラカワニコンボが登場する映画、

「劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」

とはどう言う映画だったか。

数多く存在する平成・令和仮面ライダー

劇場版作品の中、これを言えば誰もが

「あ~あの映画か。」と

認識してもらえる程、超知名度の高い

キャラクターが登場した事で

当時もの凄く話題になりましたね。

そう、徳川吉宗「暴れん坊将軍」、

松平健さんと共演した映画として

当時かなり話題になりました。

「仮面ライダー」と「暴れん坊将軍」

がまさかのコラボと銘打って

マスコミ報道、バラエティ番組等で

多く取り上げられました。

ある意味、一番知名度の高い

仮面ライダー映画とも言える

作品なのかもしれません。

「暴れん坊将軍」のTV放送は2002年に

終了しており約9年ぶりの復活、さらに

意外と初の銀幕デビューだったようです。

その事から今や広い世代にファンが多い

仮面ライダーファンは当然として、

「水戸黄門」「遠山の金さん」

「必殺仕事人」「大岡越前」等が好きな

熟年世代以上の時代劇ファンまでも

取り込めた・・・かどうかは

定かではないですが興行収入的には

大ヒットだったようです。

時代劇ファンの方々は孫を口実に使って

劇場に足を運んだ人も

少なくなかったのかもしれませんね。

ただ将軍様の登場シーンとしては

あまり出番が多くなく、ストーリー的にも

それほど、と言うか全然、話の根幹に

関わる位置づけでは無かった所が

少々残念ではありました。

唯一、ブラカワニコンボのメダルを

オーズに渡した事が物語に絡めた位です。

今回の映画の目玉シーンは間違いなく

暴れん坊将軍との共演シーン、

それともう1点は今回の

映画オリジナルコンボ ブラカワニコンボ

の活躍だと思うのですが、

どちらのシーンも登場シーンが非常に短い。

意地悪ながらブラカワニコンボの

登場シーンの時間を計ってみましたが、

たったの1分48秒でした。

う~ん、やはりあまりにも短い活躍でした。

あ!最後に8体全てのコンボの内の1体

としても登場しますが

それを含んでも+20秒程度だったので

もっと活躍の場を観たかったですね。

しかし映画としてのエンタメ性は

非常に高くて十分楽しめる

映画だったんじゃないかと思います。

今回のレビューの為に新たにフルで2回、

アーツ撮影やエフェクトの参考にと

シーンによっては数十回見返しましたが

改めて楽しめました。

但し、この次に公開した映画

「仮面ライダーx仮面ライダー フォーゼ&オーズMOVE対戦MEGA MAX」

が個人的には最高傑作だったと

思っているので、それに比べたら

個人評価は少し下がりますけど。

真骨彫スーパータトバコンボのレビューでも

書かせて頂いていますけど、

あの映画は最高のエンタメ作品です。

仮面ライダーオーズってタイミング的な所も

有ったのかも知れませんが

色々な面で恵まれた作品だったんだと

振り返ってみるとつくづく感じます。

作品の面白さも当然ありますけど、

集めるアイテムがメダルと言う点も

良かったし玩具も超売れましたし、

映画の出来もどれも良かったし、

マツケンさんとコラボしたり

話題性も事欠かなかったですしね。

Wとオーズの頃って平成仮面ライダーの

最高潮の頃だったんじゃないでしょうか。

さてここでブラカワニコンボの

初登場シーンを少し再現してみましょう。

吉宗「映司!、コレを。」

唐突にメダルを取り出す将軍様。

メダルを投げる将軍様。

メダルを受け取るオーズ。

オーズ「これって!」

吉宗「徳川家に献上された物だ、コレを見てもしやと思ってな。」

オーズ「ありがとうございます、使ってみます。」

「コブラ!カメ!ワニ!」

「ブラカ~~~ワニ」

ブラカワニコンボは登場時間が

非常に短かったので約2分弱の中に

このコンボの特徴や魅力が

凝縮されていました。

コブラ・カメ・ワニのコンボなので

まずはコブラヘッドから。

これはオーズの頭にターバンのように

巻き付いている蛇が

オーズが縦笛「ブラーンギー」を吹く事で

蛇使いのようにコブラを操り、

敵を遠隔攻撃出来る

「カペロブラッシュ」を使える。

オーズ「蛇は苦手だけど、やるしかないか!」

頑張って描きました(笑)

次にカメアームです。

これは主に防御に特化したコンボです。

両腕の「ゴウラガードナー」を

合わせる事で防御力の高いシールド

「ゴウラシールデュオ」になる。

両肩も硬い装甲となっている為に

上半身全体と両腕は特に防御力が高い。

前回レビューしたクウガ タイタンフォーム

のような感じですかね。

必然的にブラカワニコンボの臨戦態勢は

敵の攻撃を受け流してすぐに

反転攻勢がかけられるように

ゴウラガードナーを前に出して

腰を落としてガードの姿勢となります。

そして最後にワニレッグです。

蹴り攻撃に特化し、ノコギリ状の

ラインドライブ ソウテッドサイザーから

エネルギーを送る事で

蹴り攻撃時に噛みつき攻撃が加わり

圧倒的な破壊力を生み出します。

ブラカワニコンボの必殺技は

「ワーニングライド」と言う

スキャニングチャージ技。

「スキャニングチャージ!」

オーズ「は~ぁっ!」

オーズ「セイヤー!!!」

最後の「ワーニングライド」は

少しでもエフェクト再現させたくて

本編を何回も見返したんですが、

本編エフェクト自体が派手過ぎて

オーズのキックしている姿勢、

体勢自体もほぼ確認不可能な

感じだったので苦労しました。

さてそれでは後半の

アーツレビューに参りましょう。

S.H.フィギュアーツ 真骨彫製法

仮面ライダーオーズ ブラカワニコンボ

発売:バンダイスピリッツ

プレミアムバンダイ限定受注商品

価格:税込み7700円

商品発送日:2022年5月18日

箱を開けるとアーツ本体と付属品

付属品は手首パーツ各種

オースキャナー

コアメダル3枚

メダル取り出し用具

コブラを呼ぶ笛 ブラーンギー

メダル3枚の入る箱

コアメダルは

コブラ・カメ・ワニの各メダル。

メダルにはⅠ Ⅱ Ⅲと数字が彫られていますが

実はさらに各動物の模様が描かれています。

殆ど目立ちませんが。

将軍様が持ってきた徳川家に献上された

コアメダルの入った西洋風の箱。

当然、蓋は開閉出来て

メダルを収納出来ます。

本体を取り出すとこんな感じ。

素体ベースは当然、真骨彫タトバコンボ。

同じオーズとは思えない程、

もはやデザインの共通点はベルトのみ。

同じ素体の筈なのに、ブラカワニの方が

頭のターバンの分全高が高く

カメのアーマーやワニの膝アーマー

等の影響で、かなりごつく見えます。

胸のオーラングサークルも

コブラ・カメ・ワニのデザインが

見事に再現されています。

やはりブラカワニコンボの

最も特徴的なのはターバン風のコブラが

巻き付いたデザインの頭部ですね。

インドの蛇使いをイメージさせる

デザインは独特です。

コブラが舌を出して、その中央に

Oシグナル風の装飾がはまっています。

アーツ版も見事に特徴的な

コブラヘッドを再現してあります。

後ろにはしっかりとコブラのシッポも再現。

シッポは左右に振らせる事が出来ます。

どうせなら劇中シーンも

頭に乗っかっているコブラが

そのまま動き出して敵に襲い掛かる

演出の方が良かったと思うんですが、

劇中では頭はそのままに

頭部後方から別でコブラが現れていました。

こんな風にね。

ブラーンギーが付属しているので

コブラを操っている

シーンの再現が出来ます。

どうせならコブラも付属してくれたら

嬉しかったんですが。

ブラカワニコンボのもう一つ

外観上の大きな特徴である両腕の

ゴウラガードナーはボールジョイントで

フレキシブルに可動が出来ますが

上の写真のような左右完全な合体の再現は

ほぼ不可能と言っていいでしょう。

実は上の写真は左右を裏からテープで

固定して撮影しました。

頑張ってテープ無しで悪戦苦闘しましたが

無理でしたね~。

いや~ここはテープ等の邪道な物無しに

固定出来てほしかったですね。

そんな細かい事を思ったりもしますが

アーツの出来としては

相変わらず安定の真骨彫オーズです。

そして真骨彫オーズと言えば

コンボチェンジギミックですね。

今現在、真骨彫オーズは確か最新の

タジャドルコンボエタニティを入れて

10コンボが発売されていますが、

これを全パターン組み換えると、

一体何種類の亜種コンボが

作れるのでしょうか?

私アホですから計算出来ませんが

1体増える度に、どんどん数が

膨れ上がっていきますよね。

頭の偉い方、現在10種発売されている

オーズのコンボから

一体何種の亜種コンボが作れるのでしょう?

判ったら是非教えてくださいませ。

いい加減な事は言えませんが

一度、何種類のコンボを作れるか、

試してみようかな~と頭をよぎりました。

何か特別な更新の時の

ネタとして置いておきます。

ホント一体何種類になるんでしょうね。

数百はいきそうですけどね。

とても

「組み合わせ亜種コンボ全撮影します!」

なんて口が裂けても言えませんよ。

でも企画としては面白そうやな~(笑)

とりあえず今回はタトバコンボとの

頭部のみテレコさせた超手抜きコンボです。

これは「タ・カ・ワニ」です。

名前が意外としっくりきます。

ブラカワニの体にタトバの頭を付けました。

見た目も何か特に違和感無いですね。

こちらは先程の逆。タトバから

頭部だけブラカワニを付け替えました。

「ブラ・ト・バ」ですね。

こちらも名前に違和感は無し。

見た目も結構いけてる気がしますが

如何でしょうか?

さて今回はS.H.フィギュアーツ 真骨彫製法

仮面ライダーオーズ ブラカワニコンボを

レビューさせて頂きました。

今回はほぼ同時期に発売となった

将軍様をゲストで登場してもらった訳ですが

コレに関しては不満の嵐でございます。

思いません皆さん、全然顔が似ていない。

マツケンさんはもっと

凛々しいお顔されてますよ。

何ですかこのふざけたちんちくりんの目は。

コレをレビューするかどうか分かりませんが

レビューしたら久しぶりに

厳しいレビューになりそうです。

上の勢ぞろい写真ですが、スーパータトバが

どうしても見当たらず仕方なく8体で撮影。

在庫が増えてくると

1体探すのが一苦労なんですよ。

あと前回予告していたボディくんの話ですが

もうしばらくお待ちください。

現在まだ完成はしていませんが

頑張って作っておりますので。

それではまた次回!