「ブラックサン、俺は死ぬ、だが勝ったなどと思うな、お前は一生苦しむ事になるんだ、親友を、この信彦を抹殺したんだからな・・・一生後悔して生きていくんだ・・・・ハ、ハハハハハ!」
皆様、ようこそお越しくださいました。
2021年4月29日に真骨彫製法
仮面ライダーBLACKが発売されて
丁度半年後の2021年10月30日に宿敵である
この真骨彫が遂に発売されました。
今回ご紹介するのはS.H.フィギュアーツ
真骨彫製法 シャドームーンです。
真骨彫 仮面ライダーブラックのレビューを
アップしたのが2021年5月10日、
自分の中で熱い思いを
込めた魂のレビューをしたつもりです。
倉田てつを氏への当時の私の思い、
JAC養成所で訓練を受けていた等、
色々とカミングアウトした事、
そしてもちろん仮面ライダーブラック
への作品に対する思いも
全て包み隠さず記事にさせて頂きました。
お蔭様で大変多くの皆様に
ご覧頂く事が出来まして
当ブログ人気記事ランキングでも
常に上位に位置しております。
本当に有難うございます。
そんなブラックのレビューを沢山の方に
ご覧頂いたお礼の為にも
今回のシャドームーンの
レビュー記事を作るにあたって
絶対に手を抜く事は出来ません。
今回のシャドームーンのレビューは
皆様へのお礼返しのつもりで
11月30日に商品を購入して約1週間、
限られた時間の中でではありますが、
私なりに精一杯更新作業をしてきました。
最後の工程として今現在この記事を
書いている訳でありますが
今回も熱い思いをこの後も
書きつづっていこうと思います。
どうぞ最後までご覧くださいませ。
シャドームーンは1987年10月4日から
全51話が放送された
「仮面ライダーBLACK」の第35話
「対決!二人の王子」から姿を
現す事となったゴルゴムの大幹部です。
いや、大幹部と言うには表現が軽いですね。
仮面ライダーブラックの敵組織
「ゴルゴム」は太古の昔から存在している
悪の組織で、その支配者として
君臨するのが創世王なる存在。
創世王は5万年周期で代替わりを行い、
創世王となった者は
全宇宙をも支配出来る能力を受け継ぐ。
その創世王が5万年周期の寿命を迎える
事から次期創世王候補として
現創世王は二人の世紀王を選びました。
選ばれたのは皆既日食の日に生まれ、
兄弟同然のように一緒に育てられた
南光太郎と秋月信彦。
創世王はこの二人を
「ブラックサン」と「シャドームーン」
として改造し二人の世紀王を作り上げます。
次期創世王候補、世紀王の証として
二人の体にはそれぞれ
「キングストーン」が埋め込まれます。
最終的には二人を戦わせ、勝利した者が
敗者の体からキングストーンを取り出し、
その者が次期創世王に選ばれます。
そして物語は
ブラックサン[仮面ライダーブラック]と
シャドームーン、二人の世紀王の対決
と言う大きなテーマを軸に
進んで行く事になります。
「正義の仮面ライダーVS悪の仮面ライダー」
※シャドームーンは仮面ライダーとしてはクレジットされませんが。
と言う過去の仮面ライダー作品には
無かった初の試みだった事も含め、
6年ぶりの仮面ライダーテレビシリーズ復活
と言う事で当時のマスメディアは
新仮面ライダー復活を大々的に取り上げ、
仮面ライダーファンは放送開始を
まだかまだかと皆、心待ちにしていました。
正義の仮面ライダー、
仮面ライダーブラックに倉田てつを氏、
悪の仮面ライダー(シャドームーン)には
堀内孝人氏と言う二人の主人公が
大々的なオーディションで選ばれました。
物語に華を添える二人のヒロインも
同オーディションで選ばれました。
ここで当ブログの「真骨彫ブラック」の
レビューをご覧頂いた方でしたら
この後、私が何を書きたがっているのか、
ピンと来る方もおられるかと思いますが
やはりもう一度、シャドームーンの
レビューだからこそ、この可哀想な
出来事を書かずにはおれません(泣)
主要4人が写ったスナップ写真は
放送開始前から色々なメディア雑誌で
掲載されていましたから私も色々な
4人のスナップ写真を見た記憶があります。
私も規定年齢に達していれば
オーディションに出てみたかった思いも
有ったので、この4人が選ばれた事は
当時の事を凄く良く覚えているんです。
さぞかしこの4人が作品内で
大活躍するんだろうな~と、そして
倉田氏と堀内氏が役の中で激しく
戦っていく事になるのかと
私だけじゃ無く、ファンのみんなが
そう思っていたに違いありません。
・・・が!、しかし、いざ放送が
スタートすると予想に反する展開が・・・
南光太郎役の倉田氏が大活躍したのは
当然として二人のヒロインも光太郎を
支える役として活躍しましたが、
もう一人の主人公の筈だった信彦役の
堀内氏は1話2話の回想シーンは
それなりに登場はしたものの、
いつまで経ってもリアルには登場しません。
たまに登場しても平和だった頃の
回想シーンが流れるばかり・・・・。
10話過ぎても20話過ぎても30話過ぎても
信彦役の堀内氏は一向に登場しません。
いつまで経っても信彦は誕生前の
シャドームーンとしてゴルゴム本拠地で
繭のような中で治療休眠している状態。
シャドームーンが誕生しない限りは
堀内氏の登場シーンも当然無い訳で
私も含めてファンは皆、
シャドームーンの登場を
引っ張りすぎだろうと感じていました。
そして待ちに待たされた第35話
「対決!二人の王子」でようやく
シャドームーンは登場します。
さすがに待たされただけあって
シャドームーンの初登場シーンは
鳥肌が立つ程、カッコ良かった訳ですが
サブタイトルにある「対決!二人の王子」
に期待したにも関わらず、この回では
二人の世紀王、ブラックと
シャドームーンは対決しません。
番組後半、シャドームーンは光太郎の
目の前に挨拶する為だけに現れます(笑)
シャドームーン:「南光太郎、いや仮面ライダーブラック、私は次期創世王シャドームーンだ。」
光太郎:「蘇ったのか、信彦、目を覚ませ、お前はゴルゴムに操られているんだ!信彦!」
シャドームーン:「信彦?そんな名前は忘れたな。」
ここで名台詞頂きました(笑)
そしてシャドームーンが登場してすぐ、
「アレ?」っと思った事。
シャドームーンの声・・・信彦の声と違う。
信彦の声ってもっと普通の青年の
特徴の無い声だったのに登場した
シャドームーンの声は甘く低く
ダンディな声だったのです。
さらにシャドームーンは人間態が
存在しないので、もはや信彦=堀内氏の
面影が何一つ感じられない。
案の定シャドームーンが登場して以降も
信彦は全く登場せず、
唯一第47話「ライダー死す!」で
ほんの一瞬、10秒程
登場シーンが有るのみだったんですよね。
ですので私個人的な感想としては
シャドームーンの登場のさせ方や
信彦の役の使い方に関しては
当時からかなり不満でした。
これじゃ~あまりにも堀内氏が可哀想だと
ずっと思っていました。
仮面ライダーブラックは倉田てつを氏を
普通にイメージ出来ますが、
皆さん、シャドームーンのイメージは
堀内孝人氏では無く、声をあてられた
寺杣昌紀氏をイメージされる方の方が
多いのではないでしょうか?
私も「シャドームーンと言えば!」
あの声の印象が強いので、堀内氏では無く
寺杣氏をイメージしてしまいます。
もっと劇中での信彦とシャドームーンの
キャラクターの使い方、登場のさせ方を
考えてほしかったな~と
個人的には思います。
但し、シャドームーンが良かったと
思える点として
最後まで「悪」に徹した所だと思うんです。
主人公ヒーローのライバルキャラと言うと
よくあるパターンとして
正義に目覚めて悪を裏切り土壇場で
ヒーローをかばって命を落とすパターン。
(例:タイガージョーやトップガンダー)
他には悪は悪でも汚い手段が大キライで、
汚い事をする奴は仲間でも容赦せず
攻撃するハングリーなパターン。
(例:ハカイダー)
そういったアンチヒーローはファン心理を
くすぐり、人気を得やすいのは確かですが
シャドームーンはファン心に媚びない悪に
徹した所が個人的には良かったと思います。
結局、ブラックとシャドームーンが
直接対決をするのは物語の後半も後半、
たったの2度だけの戦いでした。
第47話「ライダー死す!」と
第50話「創世王の正体は?」
最終話「ゴルゴム最後の日」だけでした。
しかしこの2度の対決シーンはそれまでの
作品の細かい不満を帳消しにするほど
激しくハードな戦いが描かれました。
第47話「ライダー死す!」では初の
シャドームーンとの直接対決と言う事で
全力で向かってくるシャドームーンに
対して信彦と戦う事へのとまどいを
感じながら戦うブラック。
しかし戦況はブラック優勢に
傾きかけていましたが、そこに
創世王がシャドームーンに手を貸します。
ブラックの一番の弱点「信彦」の姿に
シャドームーンを一瞬戻します。
(ここで堀内氏がまさかの登場!)
「信彦!元の姿に戻ったのか!」
一瞬、信彦の姿に戦意を失い、
隙が出来たブラックにシャドームーンが
猛攻をかけ一気に形勢逆転。
ブラックはシャドームーンの
サタンサーベルに
一刀両断を浴びて地面に倒れ込みます。
最後はサタンサーベルをブラックの腹に
突き刺し、ブラックを倒しました。
創世王:「見事だシャドームーン、さあ、ブラックサンの体を切り裂き、キングストーンを取り出せ、それでお前は次期創世王だ。」
さてここで完全懲悪のシャドームーンの筈が
信彦の一面を少しだけ見せるんですよね。
目の前に倒れているブラックが光太郎の姿に
戻った途端、光太郎の体から
キングストーンを取り出す事を
躊躇するんですよね。
シャドームーン:「はっ!、光太郎・・・」
創世王:「どうしたシャドームーン。」
シャドームーン:「私はブラックサンのキングストーン等無くても、立派に次期創世王になってみせる!」
このシーンは唯一シャドームーンが
光太郎に情けをかけたシーンで
ブラックが死ぬショッキングなシーンでは
ありますがシャドームーンに対しては
何故か救われた気持ちになる瞬間でした。
そして第50話と第51話の
最終回での最終決戦。
クジラ怪人の協力とキングストーンの
神秘の力で命を取り戻したブラックは
シャドームーンと最後の戦いを迫られる。
創世王の本拠地にたどり着いたブラック。
創世王からゴルゴムに戻り
シャドームーンと戦えと
告げられるブラックは完全に拒否する。
すると創世王はシャドームーンに
自らの力を与え、今度こそブラックサンを
倒せとシャドームーンに命令する。
創世王の力を得てパワーアップした
シャドームーンはブラックに
最後の戦いを挑みます。
シャドームーンはブラックの愛車、
バトルホッパーをテレパシーで呼び出し
それにまたがりブラックに襲い掛かる。
無理やりシャドームーンにコントロール
されているバトルホッパーは
涙を流していた。
バトルホッパーの涙を見て
バトルホッパーを助ける為に
キングストーンフラッシュで
バトルホッパーをシャドームーンの
テレパシーから開放するブラック。
元に戻ったバトルホッパーは
シャドームーンに特攻をかけます。
バトルホッパーの体当たりを
まともに食らったシャドームーンは
深手を負うが、バトルホッパーも
ブラックに「ありがとう、ライダー。」
と別れを告げ死んでしまうのでした。
バトルホッパーが死んだ悲しみを力に変え
ブラックはサタンサーベルを手に取り
シャドームーンが逃げ込んだ
ゴルゴムの本拠地にたどり着いた。
ブラック:「信彦。」
シャドームーン:「ブラックサン、最後の勝負だ、今度こそ地獄へ送ってやる。」
ブラック:「信彦、もう勝負はついたんだ、人間の心を取り戻してくれ。」
シャドームーン:「黙れ!、俺は貴様が憎い!、必ず、貴様を倒してみせる。」
ブラック:「よせ、その体でシャドーキックを使うのは無理だ、自滅するぞ。」
ブラック:「やめろ!!!」
シャドームーン:「シャドーキック!」
ブラック:「信彦!」
シャドームーン:「んはっ!」
シャドームーン:「は、あぁぁぁぁぁっ!」
ブラック:「信彦・・・」
ブラック:「しっかりしろ。」
シャドームーン:「ブラックサン、サタンサーベルを・・・それが無いと心細くて地獄へも行けん、頼む。」
シャドームーンにサタンサーベルを
握らせるブラック。
シャドームーン:「ふ!」
サタンサーベルを握った途端、剣先を
ブラックに突きつけるシャドームーン。
シャドームーン:「駄目だ、もう力が入らない・・・ブラックサン、俺は死ぬ、だが勝った等と思うな、お前は一生苦しむ事になるんだ、親友を、この信彦を抹殺したんだからな、一生後悔して生きて行くんだ・・・ハハハ、ハハハハハハ!」
シャドームーン:「俺こそ、次期創世王だー!!!」
シャドームーンがブラックに対して
最後に言い放ったこの台詞こそ、
悪を貫き通したシャドームーンと言う
キャラクターの悪の美学を感じる
シーンだと思ったのは私だけでしょうか。
さて皆さん、シャドームーンは続編の
「仮面ライダーBLACK RX」にも復活して
登場するのはご存知ですよね。
平成仮面ライダーシリーズの劇場版にも
結構沢山の作品に登場しました。
しかしご存知でした?
シャドームーンは一度だけ巨大化した事を。
知ってる人は知っていますが、
あまり広くは知られていないと思います。
皆さん、巨大化する仮面ライダーと聞くと
何を連想されますか?
やっぱ「仮面ライダーJ」ですよね。
「ウルトラマンVS仮面ライダー」を
連想された人はかなりの通ですけど。
そう、巨大シャドームーンは
仮面ライダーJと戦うんですよ。
作品名は「仮面ライダーワールド」
作られたのはRX終了からクウガ復活までの
仮面ライダー冬の時代と言われていた
1994年でイベント用の短編3D映画として
作られたんですけど後に仮面ライダー関係の
DVDの映像特典として2D化されて
収録されたりはしましたが、殆どの人が
映像を見る機会は無い作品です。
映像時間も9分程と非常に短い
作品ですけど、CSの東映チャンネルで
以前放送された物を録画して
持っていたのでご覧ください。
テレビ画面を直接スマホ撮影したので
画像の汚さはお許しくださいませ。
如何でしょうか(笑)
なんだかな~って感じです。
「仮面ライダーBLACK」で
活躍していた頃は大切に扱われた
キャラクターだった筈なのに
復活したとか言って他作品に出だすと
キャラの扱いが雑になって悪の美学も
へったくれも無い単なるやられキャラに
なるのが実に悲しい。
ただ唯一の救いはこの作品に登場した
ZO、J、シャドームーンの声は全て
オリジナルキャストの人が
担当されている点です。
シャドームーンも寺杣昌紀氏が
声をあてられていますので
一応本物のシャドームーンと言えるのかな。
さてそろそろ後半行きましょう。
S.H.フィギュアーツ
「真骨彫製法 シャドームーン」
発売日:2021年10月30日
価格:税込み8250円
一般店頭販売商品。
真骨彫ブラックと同じくシャドームーンも
一般店頭販売と言う事で
真骨彫の一般販売と聞くと
まず第一に思う事が「あ~入手が困難だ」
とガックリします。
案の定、シャドームーンの予約解禁日の
解禁時間の16時頃も私は
仕事中だったのでスマホ触れた頃には
どこの店舗も予約全滅でした。
しかしシャドームーンは何とか
発売日GETしたかったので頑張って
10月30日に開店前のジョーシンに
並びましたよ。
友人も手伝ってくれて別
店舗に並んでくれました。
結果・・・
無事、発売日にGETする事が出来ました!
この日、仕事中だったんですけどね・・・。
さてそんな訳で帰宅して開封すると
何なんでしょう、今回のシャドームーンの
凄まじくスーツ再現性の高い出来の良さは。
付属品は手首パーツ各種とサタンサーベル、
さらにRXに復活登場した時に使った
シャドーセイバーの
長い物と短い物が2本入っていますね。
そして妙に気になる黒い大きな物体が1個。
これは何だと思ったら・・・
何と交換用の腰パーツだったんですね。↑
右が元々シャドームーンに装着されていた
見た目重視用で、左がアクション用です。
右の見た目重視用は腰部分がプラスチックで
左のアクション用は腰部分がゴム製です。
どれだけしなるかと言うと・・・
↑こんなにグニャリとしなります。
アクション用腰パーツを別に付属する
なんて過去の真骨彫ライダーで初ですね。
とにかく今回の真骨彫シャドームーン、
本物感が半端なく高いです。
前回の仮面ライダーブラックは
凄く良く出来ていて完成度は
間違いなく高かったんですけど
パッと一瞬見ただけでもフィギュアだと
すぐ判る明らかにスーツとの違いは
感じていました。
しかし今回のシャドームーンは一瞬パッと
見ただけではスーツなのかアーツなのか
本当に判らないレベルです。
ま~コレはあくまで私の印象の問題なので
撮影スーツと寸分違わずと言う事は
無いでしょうが少なくとも劇中で
ゴルゴムの神殿内で光り輝く
シャドームーンの勇姿の印象は
そのままと言っていい位
真骨彫シャドームーンの再現性は高いです。
さらにスーツ再現性の高さに
一役買ってるのが各関節の可動ギミックを
可能な限り隠している点です。
まずは肩周り。
肩周りの可動ギミックは全て
ゴムパーツで覆われています。
次に腹・腰パーツです。
今回のシャドームーンは胸アーマーから
下の黒い部分はベルトを除いて全て
ゴムパーツになっています。
なので内部の腰を動かすギミックは
全く見えません。
そして上でも書いた通り見た目重視用の腰と
アクション用の腰の2つを用意した点。
2つを比較してみましょう。
↑がアクション用の腰です。
↑が見た目重視用の腰です。
正直、アクション用の腰でも
全く違和感無いですし、むしろこれまでの
アーツ達よりも可動ギミック部分の
見え方が控えめな感じがします。
なのに、さらに見た目重視のパーツも
付けてくれているなんて、
今回の真骨彫シャドームーンは確実に
これまでの真骨彫仮面ライダーから
さらに進化させようとするバンダイの
熱い意欲が感じられます。
おかげで素立ちのたたずまいは本当に
劇中イメージまんまのシャドームーン
ですし、アクション用パーツに交換すれば
ビックリする程、腰も膝も良く動きます。
ちょっとここでブラックと並べて
比較してみましょう。
どうでしょうか、シャドームーンは
ブラックよりもしっかりとしたアーマーで
覆われているので全体的に
ごついイメージですが
真骨彫版もしっかりと劇中イメージ通りの
ごつさで作られていると思います。
特にシャドームーンは劇中でも
太ももがたくましいイメージでしたが
真骨彫版もそのままのイメージです。
こうして2体を比較すると、この2体って
ベース素体は全くの別物に見えますね。
そしてさらにシャドームーンと言えば
歩く時の「カシャ、カシャ」と言う
脚のギミックですよね。
さすがに、この真骨彫版にあのような
シリンダー連動ギミックはありませんが
ちゃんとバッタの足のような
レッグトリガーは可動するので、
かかとを浮かせた時は
レッグトリガーを下げて、かかとが
付いている時はレッグトリガーを上げて
歩行シーンを再現出来ます。
シリンダーギミックの再現は
シリンダー部分が取り外せるように
なっているので
上下反転させる事で、かかと上げ時と
かかと下げ時を再現出来ます。
今回の真骨彫シャドームーンは
私の中での評価が最高クラスの
真骨彫キバ辺りと完全に並ぶレベルの
完成度の高さだと断言出来ると思います。
但し、ある1点だけ大変心配な
懸念材料があります。
そう、勘のいい方はもうお判りでしょう。
今回のシャドームーンには結構広範囲に
ゴムパーツが使用されています。
それの経年劣化が非常に心配です。
私の物はまだ大丈夫ですが、
たった半年前に発売されたばかりの
真骨彫ブラックの肩関節を覆うゴムパーツが
早くも割れていると言う報告が
結構あるようなので遅かれ早かれ
シャドームーンの肩関節のゴムパーツは
割れる運命にあるでしょう。
他の胸腰部分のゴムパーツは厚みが有るので
割れ出すのは遅いかもしれませんが肩関節の
ゴムパーツは非常に薄いので心配ですね。
少しでも寿命を延ばす為には
カー用品店等で売っている
ゴムパーツの潤滑剤のような物を
付けるのがいいのでしょうが、
ゴムパーツと言うのは
何とも悩ましい点ですね。
さてそんな訳でお送りしてきました
真骨彫製法シャドームーンのレビューは
如何だったでしょうか?
最後まで写真を見て記事を読んで頂いた
皆様、お疲れ様でございました(笑)
最後まで記事を見終わるのに、
それなりの時間を
要されたんじゃないでしょうか?
私も予定作業よりも大幅に時間が
経ってしまって、とんでもない
レビューになってしまいました(笑)
前半で書いた皆様への
お礼返しになったかどうかは
分かりませんが少しでも楽しんで頂けたら
幸いでございます。
ただ、今回のレビュー作業の時間が
かかりすぎた為に次回撮影分が
まだ何一つ撮影出来ておりません。
ひょっとすると1週お休み頂くかも
しれませんがお許しくださいませ。
それではまた!!!