「俺に質問するな!」
「さあ、振り切るぜ!」
「絶望がお前のゴールだ!」
今回ご紹介するアイテムは
S.H.フィギュアーツ真骨彫製法
仮面ライダーアクセルです。
発売は2017年6月17日で
一般店頭販売されました。
価格は税込み6600円です。
仮面ライダーアクセルは
「仮面ライダーW」に登場した2号ライダーで
変身するのは照井竜。
照井の初登場は第18話でアクセルに
初変身したのが第19話となっています。
照井は風都署に配属されている
エリート刑事でドーパント関連の事件を
捜査する超常犯罪捜査課の課長で
年齢は28歳前後と思われます。
性格は寡黙でストレート。
熱くなりやすくストイックで
とっつきにくい反面、意外なコミカルさを
持ち合わせてたりもしてましたね。
普段はいつも厳しい顔つきの照井ですが
事件解決後の鳴海探偵事務所で翔太郎や
鳴海亜樹子らにからかわれ、泣きそうな顔で
「俺に質問するな~」なんてシーンが
ちょくちょく有ったように思います。
しかし非常に辛い過去を背負っていて
1年前に「Wのメモリを持つ男」に両親と妹を
殺害されており家族の仇が
ウェザー・ドーパント(井坂深紅郎)だと
知ると復讐心に燃えますが、
幾度と戦いを挑んでも返り討ちに遭います。
しかし鳴海探偵事務所と関わっていくうちに
復讐心では無く人を守る大切さを知る事と
なっていき最後は第36話で強化形態
アクセルトライアルを会得し見事、
井坂を倒しました。
それにしても、父と母と妹を殺された
過去なんて、V3の風見四郎以来の
悲しい過去ですね。
そして何と言っても照井と言えばヒロイン
鳴海亜樹子との結婚ですよね。
仮面ライダーシリーズでヒロインと結婚まで
こぎつけたヒーローって居ましたっけ?
私も昭和、平成、令和、全ての仮面ライダー
を観たわけではありませんが、
私の知っている限り一人だけ居ます。
そう、平成ライダーに詳しい人なら
分かりますよね。
「仮面ライダードライブ」の
泊進之介とヒロイン寺島霧子がめでたく
ゴールインしていましたね。
仮面ライダードライブこそ、本当に
ヒーローとヒロインのゴールインですが
2号ライダーとヒロインのゴールインも
パターンとしては非常に珍しいですね。
照井は結婚後も亜樹子の事を「所長」と
呼び続けていると言う事で
照井の不器用さが感じられます。
当の亜樹子本人は名前で
呼んで欲しいようで、そういった
不満や不安から、その後のVシネ
「仮面ライダーアクセル」にて
早速離婚の危機が描かれています。
ま~しかし後の
仮面ライダードライブのVシネ
「ドライブサーガ 仮面ライダーチェイサー」
に出演した時には愛娘の春奈が誕生しており
夫婦関係はとりあえず円満なようです。
さてそれでは雑談はこの辺にしておいて
真骨彫製法版の仮面ライダーアクセルを
見ていく事にいたしましょう。
真骨頂版の仮面ライダーアクセルは
発売が2017年6月と言う事で、
発売から既に丸3年が経過しています。
しかし真骨彫製法の第1弾
「仮面ライダーカブト」の発売が
2014年3月29日ですのでアクセル発売まで
3年近く経過していて真骨彫製法としては
数えてみるとアクセルは第16弾となります。
なので決して真骨彫製法としては
初期モデルと言う訳でも無く
完成度の高い真骨彫版仮面ライダーWが
2016年10月発売ですから
アクセルはそれから8ヵ月後の発売です。
何が言いたいのかと言うと、
真骨彫アクセル、
それほどカッコ良く見えないんですよね。
バランスが悪いと言いますか。
何故なんでしょうか?
あくまで個人的な感想ですけどね。
自分なりに考えてみました。
1つはそもそものアクセルの
デザインの問題でしょうか。
バイクに変形出来る無茶苦茶な設定の
ライダーですから
デザイン的にも少々無茶な所が有って
そもそものデザインバランスが悪い。
前輪を背負っている上半身や肩アーマー、
後輪を装備する両足はゴテゴテしてるのに
腰から股関節、太ももにかけては比較的
スッキリしたデザインなので、デザイン上
ボリュームの落差が激しいのかな?
次に最近の超リアル真骨彫のクオリティと
比べたら、この頃の真骨彫は
少しスタイルを細く仕上げる傾向が有って、
よけいにボリューミーなアーマー部分との
落差が出てしまっている感じがします。
特に腰周りが細すぎるように感じます。
太もも周りは丁度いいボリュームがあるので
腰周りの細さが目立ってしまっている
ような感じがします。
もう少し太く作ってくれていれば
バランス的に丁度良かったと思います。
デザインバランスが個人的に悪いかな?と
感じる部分は真骨彫版の出来とは関係の無い
点ですので、残念ポイントは腰周りが細い点
だけですね、真骨彫版の問題点としては。
それ以外気になる点は特に無く、全てが
真骨彫クオリティで凄く良く出来ています。
ちなみにアクセルドライバーにはしっかり
アクセルメモリが装填可能でメモリには
しっかりプリントで描かれています。
老眼の私にはハズキルーペ無しでは
確認出来ません。
(前回でも使いましたね、このネタ・・・)
ちなみに付属のエンジンブレードは
メモリ装填部分がちゃんと変形して
エンジンメモリを装填する事が出来ます。
顔は通常の物とライト点灯を再現した
状態の物と2タイプ付属しています・・・が
点灯を再現した物と言ってもライトが
点灯する訳ではありませんので
正直・・・微妙です。
ちなみに上2枚の写真はライト点灯を
再現した顔です。
微妙でしょ。
そんな訳で今回は真骨彫製法の
仮面ライダーアクセルを
レビューさせて頂きました。
個人的にはアクセルトライアルの
デザインの方が好みなので、早くそちらの
真骨彫版が欲しい所なんですが
何故か長年、取り残されているんですよね。
意外な事に仮面ライダーアクセルって
プラモの「フィギュアライズスタンダード」
のシリーズの上位版とも言うべき
「マスターグレードフィギュアライズ」
で2011年頃に発売されていたんですよ。
しかもそれがバイクモードに
変形出来るんですよね。
今はなかなか手に入れるのが
難しいと思いますが、ご興味有る方は
探されてみては如何でしょうか?
それでは!!!