「さあ、実験を始めようか。」
今回ご紹介する仮面ライダーアーツは
仮面ライダービルド ラビットタンクフォームです。
発売は2018年2月10日です。
S.H.Figuartsの10周年記念価格と言う事で
税抜き3200円と言うアーツとしては
かなりお安い値段で販売されました。
テレビ本編の仮面ライダービルドは
平成仮面ライダーの第19弾と言う事で
2017年9月3日から放送が開始されました。
私はこのビルド、本放送では第1話しか
見ていませんでした。
と言うのも前回のエグゼイドと
その前のゴーストと正直興味が
沸かなかった平成仮面ライダーでして、
自分自身、平成ライダーへの興味が
かなり薄れている時期でした。
ライダーデザインとしては
前回のエグゼイドやゴーストを
知っているので、ビルドを初めて見た時は
仮面ライダーのデザインが
帰ってきてくれたと言う
嬉しい気持ちも有りましたが、
平成ライダー離れの気持ちはそのままで、
第1話は本放送で見ましたが、
2話以降は見ないでズルズル1年近く
過ぎました。
そんな頃、加入しているCSで
1話から一挙放送をした時に
「一挙放送なら見てみよう」って事で
全話録画してたった数日で
一気に全話見たんですよね。
感想としては「ビルド凄く面白いじゃん!」
て感じで
非常に密度の濃いストーリーで、
大人が十分楽しめる、
いやむしろ大人をメインターゲットに
作ったと思える
練りこまれた壮大なドラマで、
戦兎と万丈を中心に脇を固める
魅力的なキャラクターの数々・・・
絶望的な強さの宿敵エボルト、
個人的にはカズミンの壮絶な最後が
とっても印象的でした。
「平成仮面ライダーって2年見なかった間に
こんな凄い事になっていたのか~。」と
本当に関心させられました。
今放送中のジオウは本放送で
毎週見ていますが
ドラマとしての完成度、面白さは
ビルドの方が上だと個人的には思います。
そんな訳でかなり好きな
仮面ライダービルドですが
フィギュアーツの世界でも、
どんどん立体化されていて
既に結構な種類がリリースされております。
私もコンプリートしたい所ですが、
何せ1体1体が高いしビルドに限らず、
他のライダーアーツも
どんどん発売されるので
とてもお金が続かない・・・。
そろそろ雑談はこの辺にして、
アーツ版のラビタンをご紹介していきます。
出来としては大変良く出来ていて
テレビに出てくるスーツに
印象は近いと思います。
印象的なラビットとタンクの複眼も
細かく作られていますしビルドドライバーも
細かく作りこまれています。
ただ、今回、少々辛口なレビューを
する事になると思います。
このラビタン、
塗装が全てを台無しにしております。
赤のラビット、青のタンク、
両方の色共に色の選定を間違っております。
本物のスーツはもっと彩度の高い
赤と青なのに、アーツ版の色は赤も青も
彩度が低く、ハッキリ言って
色が死んでいます。
何故バンダイさんはこのような色を
選んだのか。
素人が比べても「この色は違う。」
と判るレベルなのに
バンダイさんは適当に色を
選定したんでしょうかね。
仮に担当者が適当に色を選んだとしても
製品出荷されるまでに
2次3次とチェックする体制位
あっただろうに、せっかく立体物は
良く出来ているのに実に勿体無い。
色が適正なカラーで塗られていたら、
このラビタンのアーツは
ほぼ完璧なアーツになっていたでしょうね。
真骨彫とまではいかないにしても。
ちなみに写真のラビタンはRAW現像時に
彩度をいじってますので
実際はもっと彩度の低い赤と青です。
こう言った適当な配色で塗られる事が
今回のラビタン以外にも
他のアーツでも結構あるので、
バンダイさんにはもう少しこだわりを持って
仕事をして欲しいと感じます。
しかし、今回のラビタンはまだ全然マシで
私が購入したビルドアーツで
どうしても許せない事が有り
バンダイさんに苦情を言った事が
あるんですよ。
そのアーツを紹介する時に
少しお話しようと思います。
今回紹介したラビタンは武器も何も
付いていなかったのですが、別売りで
プレバン限定マシンビルダー&パーツセット
が販売されました。
私も購入しているので近い内に
ご紹介出来るかと思います。
今回はかなり私の辛口が炸裂した感じに
なりましたが
塗装以外は非常に良く出来ています。
人によっては塗装も許容範囲内と
思われる人もいらっしゃると思うので
欲しい方は探されても
いいのではないでしょうか?
それではまた次回ご覧頂けたら
めっちゃ嬉しいで~す。
それでは!!!