今回紹介するのは
2017年12月16日に発売された
真骨彫製法 仮面ライダー新一号です。
仮面ライダーの長い歴史の原点、
一号ライダーです。
放送がスタートしたのが
1971年4月3日ですので
生誕50年も目前に迫っている、
ウルトラマンと並ぶ
2大特撮ヒーローですね。
この「仮面ライダー」と言う作品、
何故今日のジオウまでの
長いシリーズとなって
続く事になったのか・・・
きっかけになったと言われているのが
ご存知の方も多いと思いますが、
第9話撮影中の藤岡弘さんの撮影中の
バイク事故があったからとも
言われていますね。
藤岡さんは全治3ヶ月以上の重症に遭われ、
急遽別のライダーを作るしか無いと言う
ドタバタの中2号ライダーが登場したと言う
経緯があります。
藤岡弘さんは病院のベッドで仮面ライダーの
第1話の放送をご覧になったそうです。
仮面ライダー全98話の撮影現場は
藤岡さんの怪我の回復に合わせて
1号2号の交代劇を繰り返す事になるのですが
それが幸か不幸か視聴率UPの要因となり、
「仮面ライダー」はお化け番組となって、
後のV3以降のシリーズへ
どんどん続いていく事になるんですね。
今回紹介する真骨彫の新一号は
第53話から登場する
グローブとブーツがシルバーになり
腕と足サイドにシルバーの2本線が
特徴となった仮面ライダー新一号です。
新一号の中でも初期と後期に
大きく分類する事が出来、
初期はマスクが薄緑で口元の
クラッシャー部分が少し大きめで
エラが少し出っ張ってる感じ、
後期のマスクの色は殆どシルバーで
微妙に青みがかっている程度、
エラもほとんど無く顔が幾分小さく
見えるようになっていました。
恐らく真骨彫版の新一号は
初期のバージョンを
イメージして作られた物だと想像します。
マスクは緑が強く出てるし、
エラもありますからね。
前置きが長くなりましたが真骨彫版の
新一号のレビューをしたいと思います。
昭和ライダーの真骨彫第一弾として
登場した訳ですが個人的に
大変良く出来ていると思うのですが、
先日レビューしたアマゾンと同様に世間では
色々と不満も上がっているようです。
聞かれる不満の声としては
●スタイルが太い。
●顔が大きい。
●可動範囲が狭い。
大きくこの3点でしょうかね。
自分も関係者では無いので
偉そうな事は言えませんが
「スタイルが太い」点と「顔が大きい」
点は不満に思われている多くの方が
誤解されている気がしています。
昭和ライダー、特にストロンガーまでの
マスクは頭から被る設計だった為に
マスクは非常に大きかったのです。
今主流の前後装着タイプだと
小さく設計出来ますが。
ですので頭が大きいのも正しい解釈ですし、
スタイルも巣立ちの状態だと一見太い?
と錯覚しますが、
アクションポーズをとらせると
適正なスタイルだと気付きます。
但し、可動範囲に関して特に
下半身は狭めです。
あと胸のコンバーターラングが邪魔をして
せっかくの一号の変身ポーズも
とらせるのに苦労します。
写真をご覧頂くと分かりますが、
跳ね上げた左腕が胸の前に持って来る事が
出来ないので
腕は45度程前に上げるしかなく、
体をひねって顔を正面に戻して
変身ポーズ風に無理やり
見せている感じです。
可動範囲は確かにちょっと狭いですね。
ま~しかし真骨彫としてのこだわりは
凄く感じますしクローブやブーツ、
体の2本ラインの線に至るまで
実物を極限まで近づけて
ディテーリングされていますし
通常アーツと違って原型を1体1体作りこむ
真骨彫のこだわりを十分に感じます。
個人的にはこの真骨彫の新一号は
昭和ライダー世代の私が
十分に満足出来る一品です。
でも正直申しまして、新一号は後期の方が
個人的に好きなんですけどね。
ちなみに写真のライダーキックは
昭和っぽくワザと不細工ぎみに
とらせてありますので
キックのポーズがカッコ良くないと
クレームを入れないでくださいませ(笑)
わざとですから・・・
写真にも写っていますが、真骨彫 新二号も
スタンバっていますし、桜島一号も・・・
先日アマゾンをご紹介したばかりなので
ちょっと昭和ライダーのご紹介するペースが
早いかな~と思ったのですが、
写真のストックの兼ね合い等の
裏事情がございまして・・・
これからどんどん平成ライダーのアーツも
紹介していきますので
楽しみにしていて下さいませ。
と言っても殆どのアーツが
平成ライダーですから当然ですね。
それではまた次回ご覧頂けたら
めっちゃ嬉しいで~す。
それでは!!!