ヒロバン チャンネル

プレミアムバンダイのS.Hフィギュアーツ、ロボット魂等の商品レビューを致します。

S.H.Figuarts 真骨彫製法 仮面ライダークウガ マイティフォーム レビュー

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今回ご紹介する

仮面ライダーフィギュアーツは

真骨彫製法 仮面ライダークウガ

マイティフォームです。

発売は2015年4月18日です。

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真骨彫クウガの記事を書くにあたり、

色々な思いを描きながら

この記事を書こうとしております。

一体何から語ろうか・・・

語りたい事が多すぎる・・・

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「仮面ライダークウガ」と言う作品、

昭和ライダー世代でアラフィフの私が

昭和ライダーと平成ライダーの

全ての作品の中でも一番好きで

最も想いの深い作品が

「仮面ライダークウガ」です。

仮面ライダー作品としてだけでは無くて

TVドラマとして見ても

傑作だと思っています。

全49話を私は20回位は見ています。

何がそんなに何回も見たくなるのか・・・

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色々な要因があると思うのですが、

一番何回も見たくなる要因としては、

1エピソード2話構成で話は進みますが、

1エピソード1エピソード見終わる度に

凄くさわやかで気持ち良い気分に

させてくれるのです。

何故そんな気持ちになれるのか・・・

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オダギリジョーさん演じる

主役の五代雄介を始め、

登場するキャラクターが全て、

いい人達なんです。

グロンギ以外は。(←ココ重要)

ヒロインの沢渡桜子、

五代の良き理解者の一條刑事、

喫茶店ポレポレのマスターおやっさん、

五代の妹みのり、

五代の主治医の椿、科警研の榎田、

一條の先輩刑事の杉田、

一條の同僚刑事の桜井、大学院生のジャン、

ポレポレのアルバイトの奈々、

五代の恩師の神埼、

父を0号に殺された少女の実加、

本当に登場人物がみんな良い人達で、

みんな五代の良き協力者や理解者達です。

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そして何といっても主演の五代が

ありえない位にさわやかな青年。

サムズアップをしながら

「大丈夫!」が口癖で、

みんなの笑顔を守りたいといつも願っていて

2000の技を身につけている冒険野郎。

性格は明るく楽天的だが非常に正義感が強く

暴力は大キライ。

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そんな五代と仲間達との掛け合いが

実に爽やかで、その一方で

悪の生命体グロンギ達が引き起こす

殺人ゲームによる悲劇。

2話1エピソードの中にしっかりとした

ドラマが詰まっています。

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次に何回も見たくなる要素としては

物語の中にクウガの魅力が

詰まりきっています。

最近の平成ライダーのような

派手派手なフォームチェンジは無いですし、

新ライダーが次々登場するような

派手な展開は無いですが、

主人公のクウガの魅力が

最大限に詰まっています。

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新フォームにチェンジする時は

全てに意味が有り、

ドラゴン、ペガサス、タイタン、

グローイング、アメイジング

各フォームが新登場する回は

グロンギとの戦いに苦戦し、

そのフォームの能力が必要な状態に迫られ

クウガの隠された能力が覚醒して

五代の意思に関係無く

勝手にフォームチェンジされる。

各フォームには長所と短所があって、

そういう所も

しっかりとドラマの中で描かれている。

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最終フォームである

アルティメットフォームに至るまでの過程も

実にリアルに描写されています。

クウガ以外の平成ライダーって、

新フォームになる意味等は

全然深く描かれていない作品が多いですが、

クウガに関してはフォームチェンジの

掘り下げ方が半端無いです。

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リアルに描かれているのはバイクも同様で、

トライチェイサー、

ビートチェイサーを警察機関が

クウガに引き渡すエピソードや、

バイクに合体する謎の生命体ゴウラムの

エピソード、

全てが深く詳しく掘り下げられています。

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そして夢中に見てしまう要素として

思う事は、第1話から最終話49話まで

全くブレる事無く

緻密なストーリー展開で描かれています。

最終目的で有り、最大の謎である

未確認生命体第0号とは何者か?

と言う終着点に向かって

ゆっくりとドラマが進んで行きます。

そこには緻密に練られたシナリオと

演出が有り、ブレる事無く

ストーリーが進みます。

何処かの平成ライダーのような突然、

戦隊ヒーローが出てきたりするような

安直な演出はありません。

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そして最後に引き込まれる要素としては

現実に有るのかも知れないと

思えてしまう程、

全てがリアルだと言う事です。

クウガと言う作品は

警察機関が深く関わって来ますが、

脚本、演出がどれもリアルです。

クウガの事を未確認生命体 第4号と

名付けている点や、未確認生命体(グロンギ)

を倒す為の作戦会議、

科警研が作る神経断裂弾等の特殊武器、

トライチェイサーとゴウラムとの

合体による金属疲労問題等、

実際に起こりうる可能性のある事を

細かく描いている所が沢山あります。

物語自体も時間軸で

リアルに流れていきます。

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もしまだ「仮面ライダークウガ」

と言う作品をご覧になられていない方が

おられたら、是非

ご覧になられる事をおススメ致します。

きっと1エピソード1エピソード終わる時には

さわやかな気持ちになっておられる事だと

思います。

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クウガ以降の平成ライダーで

個人的に残念な点は

どんどん新ライダーが出て、

どんどん派手なフォームチェンジに

なっていくのは

仕方が無いにしても、

演出までもどんどん派手に

意外性を追求するばかりで、

クウガのように感情に

訴えかけるような作品が少ないと

感じる点ですね。

やっぱり歳なんでしょうかね~。

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そろそろクウガの作品に対する熱弁は

この辺にしましょうかね。

これ以上語ると、これ以降のクウガアーツの紹介で語るうんちくが

無くなってしまいそうです(笑)

クウガ関連のアーツだけでも手元にあるだけであと紹介したいのが

・・・・・・7アイテム位はあるで・・・。

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それでは真骨彫クウガ マイティフォームを

ご紹介致しましょう。

写真を見て頂いている通り、

素晴らしい出来です。

通常のアーツのような素体のひな型に

クウガのディテールを

盛り付けるのでは無く、

骨格から作った上から肉付け、

スーツアクターの富永研二さんの

体型を作り上げた上で

クウガのディテールを

極限まで再現しており、

可動フィギュアとしてはこれ以上望む所が

無い程の出来栄えです。

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太もも、ふくらはぎ、上腕筋、

喉ぼとけの膨らみまで再現されていて、

もはや芸術品です。

マスクの再現度も高く、何処からどう見てもクウガの顔です。

これを言ってしまうと

クウガのデザイン上仕方が無いので

バンダイさんには非常に酷ですが、

インナーの黒スーツは股間部分等に

アーマー等の区切りが無いので、

どうしても可動部分は目立ちます。

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欠点と言える部分は、

もうその位しか思い浮かびません。

塗装も比較的丁寧に塗られているので、

肉眼レベルで

不満に思う程の粗はありません。

この真骨彫クウガ マイティフォームですが、

現在ネットでは物凄い金額に

跳ね上がっております。

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やはりクウガの作品の人気のせいなのか

真骨彫クウガ自体の人気なのか、

流通量が少ないのか、

平成ライダー1号だからなのか、

ま~とにかく凄い人気で、先日の更新で

お話した新たに発売される

ディケイドバージョンも

速攻で予約終了。

私も予約出来ていない状況です。

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そして気になるのが現在のジオウの放送。

恐らくクウガの回は

最後になるでしょうけど、

オダギリジョーさんは登場するのか?

限りなくゼロに近いでしょうが、

もし登場したら超ビッグサプライズですね。

しかし、クウガの最終回49話を

見終わった感想としては

五代雄介=クウガは49話が最後で、

もう2度と登場しない方が

良いような気がします。

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しかしオダジョーが出ないとなれば

クウガの場合、

ライダーはもう居ない訳ですから

ゲストは誰が出るのでしょうかね。

やっぱり一條薫役の葛山信吾さんが

最有力でしょうかね。

桜子役の村田和美さんは確か

引退されていたと思うし。

どうなるのか、間もなく判りますね。

楽しみです。

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そんな訳で今回は真骨彫製法

仮面ライダークウガ マイティフォーム

をご紹介させて頂きました。

と言いますか、ほとんど作品を熱く語る

記事になってしまいましたが、

今後のクウガアーツの為に、

まだ語りたい事はあるのですが

今回はこの辺にさせて頂きます。

ではまた次回、

ご覧頂けたらめっちゃ嬉しいで~す。

それでは!!!