「フフフフフフフフフフフ。」
「フフフフフヒヒヒヒヒヒヒ。」
「ヒヒヒヒヒハハハハハハハハッ!!!」
「どうしたの?、もっと強くなって、
もっと僕を、笑顔にしてよ。」
「一条さん、
俺・・・なります。」
今回ご紹介するのは
S.H.フィギュアーツ真骨彫製法
仮面ライダークウガ
アメイジングマイティフォームです。
いよいよクウガのレビューも
このフォームを紹介する所まで来ましたね。
アメイジングマイティフォームは
仮面ライダークウガ EPISODE46 [不屈]で
登場したフォームでゴ・ガドル・バ戦で
戦って勝利したフォームです。
また、EPISODE47で最後の敵、
第0号であるン・ダグバ・ゼバ戦でボロボロ
に敗れ去ったフォームでもあります。
ベルトのアークル内のアマダムの石も
ダグバに壊されてしまっていましたね。
物語も終盤に差し掛かり、クウガは
赤、青、緑、紫のフォームチェンジを
駆使し、さらにそれぞれの色の金の力も
使えるようになりどんどん強くなって
来ている未確認生命体と
戦い続けていました。
しかし未確認はズからメ、メからゴの集団へ
どんどん強い集団へ移ってきていました。
ゴの集団はクウガと同じ金の力を使えるのが
特徴でクウガもどんどん強くなってきている
敵に脅威を感じていました。
この頃になるとクウガ(五代)と警察機関とは
完全に強力関係にあった為、クウガと警察
との連携作戦等の成果もあり未確認の
ゴの集団をも何とか倒してきましたが、
ゴの最強怪人ガドルだけは
そう言う訳にはいきませんでした。
クウガはそれまでの最強フォームである
赤い金の力を使ってガドルと戦いますが
ガドルの金の力はクウガの金の力を
圧倒していました。
クウガはガドルに倒され、五代は重症を
負って関東医大病院に緊急入院します。
五代はガドル戦の前にもっと強くなりたいと
周囲に話しており、どうすれば
もっと強くなるかを考えていました。
城南大学でジャンが冗談で言った金の力を
長く使えればと言う事にヒントを得た五代は
もう一度電気ショックをしてもらえばさらに
強くなると考え、椿のいる関東医大病院へ
向かおうとしていました。
そんな時、ガドルが出現し五代は椿の所へ
行けないままクウガに変身してガドルと
戦いますがガドルに倒された五代は
椿の元へ意識不明で運ばれるのでした。
驚異的な回復力を見せる五代でしたが
病院に来ていた五代の友人桜子は、
椿に五代の体にもう一度電気ショックを
してもらうようにお願いするのでした。
怪我から回復した五代はガドルと戦いますが
30秒しか強化していられなかった金の力が
いきなり変身状態から金の状態でずっと
いられるようになっており、
ガドルと互角の戦いが出来る程
パワーアップしていました。
ガドルにライジングマイティキックを
食らわそうと臨戦態勢になる
赤い金のクウガですが、その時です。
右足だけに有った金のアンクレットが
左足にも出現。
マイティフォームの赤い部分が
全身真っ黒に変化。
両足に力がみなぎった黒いクウガは
ガドルへ向かって走って行き、
両足に力がみなぎっているクウガは
ガドルめがけてアメイジングマイティキック
を浴びせます。
その破壊力は赤い金の
ライジングマイティキックより遥かに
強力で、ガドルを倒す事が出来ました。
ガドルを倒した後、自分の体が真っ黒に
なっている事に気付く五代。
「黒くなった・・・」
この黒い金の力、
アメイジングマイティフォームは
本編での登場回数と言うか登場時間が
極端に少ないフォームです。
登場時間と言うと46話の
アメイジングマイティキックを浴びせて
「黒くなった・・・」の
名シーンまでの2分程度。
そして47話の予告で
ダグバに踏みつけられている1シーン。
そして47話冒頭でダグバに
やられ続けているとイメージさせる
ダイジェスト的に映される数秒のカット。
とにかく登場シーンが少ないですが
人気の有るフォームです。
そしてこのアメイジングマイティが
登場する辺りから物語はクライマックスへ
向けて一気に進みます。
それにしたがって五代(オダギリジョーさん)
がどんどん
カッコ良くなっていくんですよね。
黒い金のクウガでも第0号を倒せなかった
五代はいよいよ4本角の凄まじき戦士になる
決意をします。
「一条さん、俺・・・なります。」
それではそろそろ真骨彫製法版
クウガ アメイジングマイティフォームを
見ていきましょう。
プレミアムバンダイ限定予約商品として
発売は2017年3月24日発送でした。
価格は税込み6050円です。
当然も当然、素体は2015年4月に発売された
基本フォームであるマイティフォームで、
造形的な変更点は極めて少なく、
どちらかと言うと2016年6月に発売された
ライジングマイティフォームからの改良版と
言った方が正しいかも知れないですね。
真骨彫ライジングマイティフォームからの
変更点は左足のアンクレットの追加のみで、
あとは塗装の赤い部分が全て
フラットブラックになっているのみです。
劇中も色とアンクレットの追加しか
変化していなかったんですから
当然と言えば当然ですが・・・と思いきや
拳の手甲のリント文字が
ライジングの物と違っていました。
雷と言う意味のリント文字なんだそうです。
スタイル、可動、完成度は元の
マイティフォームがベースとなっています
から出来としては基本的に文句無しです。
基本的にと言うのが奥歯に物が
挟まったような言い方ですが
ここから先はあえて言わせてもらえばと
言うレベルではあります。
真骨彫マイティや真骨彫ライジングマイティ
とレビューしてきて同じ事を
書いていたんじゃレビューに進化が無い。
重箱の隅をつつくような事を
言わせてもらうと最新のウィザードや
キバ等の真骨彫達と比べたら
少しスタイルが硬い印象があります。
それとライジングマイティでも少し
触れていますが関節のつなぎ目が最新の
真骨彫と比べたら若干違和感があります。
この真骨彫クウガと、
まだレビューしていませんが
真骨彫アギトに関しても同じような
印象があります。
スタイルが少しぎこちないです。
本当に重箱の隅をつつくレベルの事なので
基本的には満足いく出来なのは
間違い無いですが。
と言う事で今回は
「真骨彫製法 仮面ライダークウガ
アメイジングマイティフォーム」を
レビューさせて頂きました。
いよいよ私の持っているクウガアーツの
順番で行くと次は今回チョロチョロ
写り込んでいる第0号となります。
そして最後にアルティメットと
行きたい所なんですが去年の魂ネイションで
初期ドラゴン、ペガサス、タイタン、
グローイングが参考出品で飾られていたので
発売される可能性は十分にありますね。
まだまだクウガアーツも
楽しませてくれそうです。
このレビューを書くにあたって、
またクウガ本編を飛ばし飛ばしですが
見返しましたが、やっぱ何回見ても
クウガは素晴らしい作品ですね。
この先、令和ライダーが
どんどん出てきたとしても
自分の中でクウガを超える作品は
出てこない気がしています。
それでは!!!