ヒロバン チャンネル

プレミアムバンダイのS.Hフィギュアーツ、ロボット魂等の商品レビューを致します。

超合金 METAL ROBOT魂 ビルバイン レビュー

f:id:hiroban-ch:20220108022936j:plain

「この力、俺のオーラ力による物では無い、シーラが与えてくれた物だ。」

f:id:hiroban-ch:20220111235850j:plain

と言う事で皆様、

ようこそお越し下さいました。

2022年もヒロバン チャンネルを

どうぞよろしくお願い致します。

そして1発目のレビュー

大変お待たせ致しました。

2022年1発目のレビューに持ってきたのは

超合金 METAL ROBOT魂 ビルバインです。

f:id:hiroban-ch:20220112000216j:plain

去年2021年の1発目はDX超合金魂ボルテスV

でしたが今年も1発目は特別なアイテムを

レビューしたいと考えておりました。

偶然にも同じ超合金ブランドではありますし

ボルテスVと比べたら超大物アイテムでは

有りませんが、そこは私の思い入れと

気合いで特別感満載で新年1発目の

レビューを飾りたいと思っております。

f:id:hiroban-ch:20220114002751j:plain

それではまずは「聖戦士ダンバイン」の

後期オープニング映像のイントロ部分を

再現させてみましたので御覧ください。

f:id:hiroban-ch:20220109022908j:plain

f:id:hiroban-ch:20220109022926j:plain

f:id:hiroban-ch:20220109023002j:plain

f:id:hiroban-ch:20220110023948j:plain

f:id:hiroban-ch:20220111222026j:plain

f:id:hiroban-ch:20220110021858j:plain

f:id:hiroban-ch:20220109023105j:plain

f:id:hiroban-ch:20220117145534j:plain

f:id:hiroban-ch:20220109023213j:plain

f:id:hiroban-ch:20220109023228j:plain

f:id:hiroban-ch:20220109023355j:plain

f:id:hiroban-ch:20220109023417j:plain

f:id:hiroban-ch:20220109023433j:plain

f:id:hiroban-ch:20220109023455j:plain

f:id:hiroban-ch:20220109023509j:plain

如何でしたでしょうか、

つかみはOKですか?(笑)

頑張っちゃいましたよOP映像の再現。

このオープニングのイントロ映像が

滅茶苦茶格好良くて好きだったので、

出来ればこのレビュー内で再現させたくて

マウス片手にカチャカチャ背景絵を描き

写真との編集をひたすらしておりました。

f:id:hiroban-ch:20220114002557j:plain

ちなみに今回のレビュー更新作業は全て

入れ替えた直後の新PCと新4Kモニターで

全て行いました。

特にOP映像で苦労したのは

ウィングキャリバー形態のビルバインが

城の門をくぐり抜けるシーンですね。

f:id:hiroban-ch:20220112000400j:plain

あのシーンは本編映像でも印象的で

カッコいいので、なるべくイメージを

近づけたくて試行錯誤の繰り返しで

かなり時間がかかってしまいました。

タイトル画面も勿論背景は描きましたが

正直もう少し詰めたかつた所です。

もうこの段階で今回のレビューの為に描いた

殆どの絵を使ってしまいましたが、

この後、今回のとっておきの絵が

出て来ますのでお楽しみに。

f:id:hiroban-ch:20220112000536j:plain

さて何のレビューか分からなく

なりそうですが今回はMETAL ROBOT魂の

ビルバインですので、その辺はじっくりと

ご紹介していこうと思います。

f:id:hiroban-ch:20220112000631j:plain

これまで当チャンネルでは

ROBOT魂のオーラバトラーシリーズを

レビューして来てはおりましたが

去年はたった1体、ビアレスしかレビュー

出来ておりませんでした。

f:id:hiroban-ch:20220112000739j:plain

順番的には次がボチューンで、

その次がビルバインの番で計画は

していたんですが、先にレビューしたい物が

次から次に出てくるので、後回しが続いて

なかなかボチューン、ビルバインの

レビューが出来ませんでした。

f:id:hiroban-ch:20220112000912j:plain

オーラバトラーのレビューを楽しみに

されていた皆様、本当にスミマセン。

ROBOT魂のシリーズは続けますので

また新作を待っていてください。

f:id:hiroban-ch:20220112001103j:plain

勿論、今回のMETAL ROBOT魂版とは別に

ROBOT魂版のビルバインもレビューします。

METAL版と旧版の両方楽しんで頂ける物に

しようと思っております。

さてビルバインのアイテムを

ヒロバン チャンネルでご紹介するのは

今回が初となりますので軽くビルバインを

ご紹介しておきましょう。

f:id:hiroban-ch:20220112002337j:plain

ビルバインは「聖戦士ダンバイン」に

登場するオーラバトラーで初登場回は

第29話「ビルバイン出現」で、

主人公ショウ・ザマが

ダンバインに代わって乗り換える後半の

主人公メカと言う事になります。

f:id:hiroban-ch:20220112002501j:plain

ここで話の話題を主役メカ交代劇について

少し語ろうかなと思います。

リアルロボットの1作品内での

主役機交代劇を行った元祖はと言うと

前作「戦闘メカ ザブングル」なのは

皆さんご存じの通りだと思います。

f:id:hiroban-ch:20220112002540j:plain

タイトルが「戦闘メカ ザブングル」と

同一作品ながら主人公ジロン・アモスが

ザブングルからウォーカーギャリアに

乗り換えた事により事実上、主人公メカは

ウォーカーギャリアに移りました。

それまでのロボットアニメの常識を覆す

展開に当時は驚きました。

f:id:hiroban-ch:20220112004208j:plain

しかし主役機交代劇と言うのは

作品を作る制作サイド的には視聴率確保、

作品のテコ入れ、スポンサー側の要望等の

事情が有ると思いますが

視聴者側からしても、ワクワクな展開や、

男のロマンが有るのであります。

f:id:hiroban-ch:20220112003622j:plain

制作側、視聴者側、両方の想いが合致する

主役メカ交代劇はザブングルよりも遥か昔、

元祖スーパーロボットとされる

マジンガーZやゲッターロボから既に

行われていたのであります。

f:id:hiroban-ch:20220113233508j:plain

マジンガーZとゲッターロボに関しては

同一作品内では無く新番組として

リニューアルされる形ではあるんですが、

さすがはリアルさを無視し、

いかにセンセーショナルに登場して

ちびっこに強烈な印象を与えるか

と言う事に最も重点を置いた演出は

当時のちびっこを夢中にし、

一生心に残る記憶を植え付けました。

f:id:hiroban-ch:20220113233543j:plain

つい先日のCS放送の東映チャンネル内で

マジンガーZ全92話一挙放送をやっていて

私もホントつい最近マジンガーZの最終回を

見終わったばかりでありました。

やはり興奮しましたね。

f:id:hiroban-ch:20220113233721j:plain

マジンガーZの放送がスタートした当時、

昭和47年、私は2歳ですので

初期の頃の記憶は全くございませんが、

最終回が放送された昭和49年9月、

当時4歳の私でしたが、何と

マジンガーZの最終回の記憶は

しっかりと残っているんですよね。

f:id:hiroban-ch:20220113233812j:plain

これまでどんな敵ロボットにも無敵だった

マジンガーZが最終回に登場する

暗黒代将軍が送り出した

新たなロボット達には

全く歯が立たず超合金Zはどんどん

溶かされ、もうどうにもならなくなって

光子力研究所の全てのメンバーが

地球に絶望を感じ、何よりテレビの前の

ちびっこがボロボロになった

マジンガーZに悲しみを抱き、

アニメの中の登場人物、テレビの前の

視聴者全てが絶望を感じたその時、

彗星のごとく現れたもう1機のマジンガー。

f:id:hiroban-ch:20220113233852j:plain

その謎のマジンガーはマジンガーZが

全く歯が立たなかった敵を

いとも簡単にやっつけたのであります。

彼の名は「グレートマジンガー!」

先日の放送でも記憶補完は出来ましたが、

やっぱしびれましたね、

主役機の交代劇と言うのは。

f:id:hiroban-ch:20220113234122j:plain

何故かこの記事を書いているまさしく今、

ふと宇宙刑事ギャバンの

最終回を思い出してしまいました。

何故思い出したのか、過去にレビューした

宇宙刑事シャリバンのレビューを

見て頂くと、何となく今回の話との

共通点が解ると思います。

f:id:hiroban-ch:20220113234212j:plain

それ位、主役メカの交代劇と言うのは

非常にインパクトが有り

作品の新鮮さを保たせる

最も効果的な手段なのであります。

f:id:hiroban-ch:20220115210404j:plain

しかし、

「戦闘メカ ザブングル」

「聖戦時ダンバイン」

「重戦機エルガイム」

「機動戦士Zガンダム」

「機動戦士ガンダムZZ」

と主役メカ交代劇が描かれた一連の

富野監督作品はリアルロボットアニメ

として作られてきた作品の為、

ただインパクトがあり、カッコイイだけの

交代劇では観てる視聴者が

リアリティを感じられない。

f:id:hiroban-ch:20220113234501j:plain

主役機交代に至る経緯を必然性をもって

リアルに描かなければ説得力が無い。

なるほど上に挙げたリアルロボット作品で

メカの魅力は大きいのに意外と初登場が

地味だったな~と感じる作品も多い。

f:id:hiroban-ch:20220113234546j:plain

特に敵が開発した新型メカを奪い取って

主役機にそえた「戦闘メカザブングル」の

ウォーカーギャリアと「重戦機エルガイム」

のエルガイムMKⅡは登場の仕方が

比較的地味でセンセーショナルな登場と言う

印象は個人的にはあまり無かったですね。

f:id:hiroban-ch:20220113234629j:plain

Zガンダムも登場までは凄く騒がれ

「OPに映る黒い顔の影はZか!」

なんてファンの間では話題なりましたが

登場はやはり地味に感じました。

f:id:hiroban-ch:20220113234816j:plain

そう言う意味で、「聖戦士ダンバイン」の

主役交代劇はリアルロボット作品の中では

比較的スーパーロボット寄りの展開で

登場してきたのかな〜と思います。

そしてダンバインからビルバインへの

主役機交代ストーリーは改めて振り返って

考えると、凄く自然な流れだったのでは?

と思うのです。

f:id:hiroban-ch:20220113234858j:plain

何故「機動戦士ガンダム」が主役機交代

をせずに最終回まで輝き続けられたのか。

それはガンダムがジオンのモビルスーツに

対して、圧倒的に優れた性能を有していた

からに他ならないのではないでしょうか。

f:id:hiroban-ch:20220113235018j:plain

何故ガンダムが圧倒的な性能だったのか。

それは連邦軍とジオン軍は兵器開発の

根が根本から違っていたからでしょう。

接点が有る国同士の作った兵器は

性能もデザイン思想も似てくるでしょうが

違う根から生まれた兵器は

全く次元の異なる成長をする。

当然と言えば当然です。

f:id:hiroban-ch:20220113235153j:plain

その事がビルバインの登場に必然性を

感じさせるのです。

ダンバインは誰が開発したでしょうか。

そうです、地上人のショット・ウェポンと

ゼット・ライトですよね。

ただ実際の所は・・・

f:id:hiroban-ch:20220113235250j:plain

「ダンバインを開発したの誰だと思う、俺だよ、みんな俺だよ、オーラマシンのコンピュータセクションの技術開発は全部この俺がやったんだ、ショットの奴は政治家なんだよ、しかし、俺はただの技術屋なんだ。」

f:id:hiroban-ch:20220113235358j:plain

と功績や名声、美味しい所を全て

ショットに持っていかれた所をゼットが

愚痴っていましたね。

実際のダンバインの開発はほぼゼットが

開発したようですが、名声的には

ショットが開発したとされています。

しかし、言いたい所はそこでは無いんです。

f:id:hiroban-ch:20220113235507j:plain

後期に開発されたレプラカーンも

ライネックもズワースもさらにガラバや

ブブリーも全てはショットやゼットが

開発した物です。

同じ根から初期に生まれたダンバインが

ライネックやズワースに正攻法で

勝てる訳が無いじゃないですか。

f:id:hiroban-ch:20220113235723j:plain

ショウのオーラ力がどんどん

成長してるとしても限界があります。

ダンバインはどうしても性能も

イメージも、どんどん色褪せていくのは

仕方の無い所だったのです。

f:id:hiroban-ch:20220115210829j:plain

そこへ、アの国と敵対する

女王シーラ・ラパーナが治める大国

ナの国が独自に総力をあげて開発した

オーラバトラービルバインをショウが

乗り換える新たな主人公メカにする

と言う流れは非常に自然だったと思います。

f:id:hiroban-ch:20220113235839j:plain

そんなビルバインが初登場となる第29話

「ビルバイン出現」で華々しいデビューを

果たすビルバインですが上でも書いたように

リアルロボットアニメとしては主役交代の

王道パターンのような登場をしましたね。

f:id:hiroban-ch:20220113235907j:plain

アレンのビランビー、

ジェリルのレプラカーン

ビアレスのトッド達、敵地上人達の

オーラ力が急激に増大してる激しい戦火の中

ショウのダンバインは大苦戦をして、

トッドのビアレスにオーラコンバーターを

破壊され、ダンバインは機動力を失い

いつ海へ落ちてもおかしくない状態。

f:id:hiroban-ch:20220114000142j:plain

そこへ1機の見慣れない無人の

ウィングキャリバーが近づいてきて

ダンバインの真下につき

コックピットが開く。

ラウの国のエイブ艦長から通信が届く。

f:id:hiroban-ch:20220114000332j:plain

エイブ:「ショウ・ザマ!このビルバインをシーラ女王から送る、これで戦線に戻ってくれ。」

ショウ:「ビルバイン!?」

エイブ:「オーラバトラーに変形する。」

ショウ:「ウィングキャリバーじゃないのか?」

ビルバインに乗り換えたショウ。

エイブ:「どうかな、いけますかな地上人。」

ショウ:「あぁ、いける!」

ビルバインで戦線に戻ったショウは

アレンのビランビーと遭遇。

ショウ:「気の毒だが、運が無かったなアレン!」

ショウのビルバインは

アレンのビランビーを一刀両断!

f:id:hiroban-ch:20220113230426j:plain

f:id:hiroban-ch:20220113230711j:plain

さてここで私個人的な、長年の疑問と

勝手な妄想を一つ。

ビルバインに一刀両断された

アレンのビランビーですが

アレンは間一髪ビランビーから脱出して

海に飛び込むシーンが一瞬映りますね。

f:id:hiroban-ch:20220113231439j:plain

このシーンですね。↑

公式的にはアレンはビルバイン戦で

死亡した事になっていますし

富野監督もアレンは完全に死んでいると

仰っているようなので

監督が言うなら仕方がありませんが、

このシーンを見る限り

まだ生きているようにしか

思えないんですがどうでしょうか。

f:id:hiroban-ch:20220114000447j:plain

だって他のトッドやジェリル達も

オーラバトラー戦で負けた時、

このように脱出した後って

必ず生き残ってきたじゃないですか。

そこで私の勝手な妄想ですが、

今回のオーラマシンの戦争で

関わった戦士は全員死亡。

f:id:hiroban-ch:20220114000812j:plain

唯一の生存者はチャム・ファウと

最終回でも語られていますけど

唯一の人間の生存者はもしかすると

バイストンウェルに取り残された

アレンなんじゃないでしょうか(笑)

地上に戻る事も出来ず

ナックルビー(ニクス)のような者に拾われて

ひっそりと暮らしているのでは・・・。

そう考えると何か笑ってしまいますね。

f:id:hiroban-ch:20220114000905j:plain

さて雑談もそろそろ終わろうと思うんですが

ここで記事の最初の方で書いた

今回のレビューの為に描かせて頂いた

背景絵の中でも、とっておきの一枚を

お見せしたいと思います。

では参りますよ!

どうぞ!!!

f:id:hiroban-ch:20220113233007j:plain

ジャ~ン!(笑)

どうでしょうか!!!

恐れ多くも描いてしまいました(笑)

ダンバイン好きな方でしたら、

この絵が何なのかは

勿論皆さんご存じですよね。

え?絵が下手過ぎて判らない?

ま〜、そう仰らずに。

そう、プラモデル1/48ビルバインの

ボックスアートですね。

描かれたのは開田裕治先生。

開田先生の描かれたこの絵って

もの凄く人気有りますよね。

f:id:hiroban-ch:20220114002916j:plain

この絵だけじゃ無く、先生の描かれた

オーラバトラーのボックスアートは

どれも名作ばかりで、箱絵に見とれて

買ったはいいが、キットが組みあがると

驚愕の出来(悪い意味で)の物が多かったから

ギャップの激しさにビックリしましたけど

今となってはそれもまたいい思い出です。

f:id:hiroban-ch:20220115025036j:plain

また長い雑談になってしまいましたが

そろそろ今回の主役

METAL ROBOT魂 ビルバインの

レビューに入っていこうと思います。

まずは箱から。

f:id:hiroban-ch:20220114003129j:plain

f:id:hiroban-ch:20220114003211j:plain

f:id:hiroban-ch:20220114003338j:plain

超合金 METAL ROBOT魂 ビルバイン

発売日:2021年12月29日発売

発売:バンダイスピリッツ

一般店頭販売

価格:税込み14300円

f:id:hiroban-ch:20220114003647j:plain

ブリスターを取り出すとこんな感じ。

ブリスターは2段になっていて

一段目は本体と手首、武器一式。

f:id:hiroban-ch:20220114003709j:plain

二段目はディスプレイ台と

ハイパーオーラ切りのエフェクト。

f:id:hiroban-ch:20220114215441j:plain

設定資料っぽく立たせてみるとこんな感じ。

f:id:hiroban-ch:20220114215803j:plain

見た目の印象としてはアニメの

設定イメージを色濃く残しながら

現代的なラインの修正やモディファイを

全体的に施している感じです。

設定イメージより印象としては曲面的です。

f:id:hiroban-ch:20220114220326j:plain

背面はこんな感じです。

超合金ブランドでもあるこの商品、

約17センチ程の大きさの先入観で手に取ると

結構な重量感でズシリと重いですね。

さすが超合金を名乗るだけの事は有ります。

f:id:hiroban-ch:20220114221347j:plain

f:id:hiroban-ch:20220114221435j:plain

f:id:hiroban-ch:20220114221454j:plain

可動やギミックが優秀で

当然コクピットハッチの開閉ギミックが

有りますがショウのフィギュアは

付属していませんね、残念。

f:id:hiroban-ch:20220114221737j:plain

首の可動なんですが、

かなり上下に伸縮します。

通常が上の写真位だとすると。

f:id:hiroban-ch:20220114221904j:plain

何とここまで伸びます。↑

何故ここまで伸ばせる必要があるのか、

これだとまるで首長お化けみたいですね。

f:id:hiroban-ch:20220114222036j:plain

一番短い状態でこんな感じ。↑

これはこれでカッコ悪い。

やはりバランスって大事なんですね。

f:id:hiroban-ch:20220114222356j:plain

オーラコンバーターも設定には無い

独自解釈の可動が追加されています。

f:id:hiroban-ch:20220114222448j:plain

コンバーターのちょうど折れ曲がっている

部分が可動出来るようになっています。

これはウィングキャリバー形態になった際、

シルエットを薄く

スマートに見せる効果があります。

f:id:hiroban-ch:20220114222726j:plain

コンバーター内部はこんな感じ。↑

特徴としては本体とコンバーターを繋ぐ

ジョイント部分が上下に高さ調整出来る

ギミックが備わっている所。

f:id:hiroban-ch:20220114234020j:plain

ショット・クローワイヤーが付属

しているので射出シーンを再現出来ます。↑

f:id:hiroban-ch:20220114223007j:plain

ここで、まだレビュー前ですが

旧ロボット魂版との比較をしてみましょう。

私の印象としては今回の新は本体が全塗装、

旧は部分塗装なので豪華な新、

安っぽい旧と言う印象ですが、

旧も十分カッコイイです。

あと少し気になるのが

新の足の脛にあるネジ穴隠しです。

大きさは新が一回り弱程大きい感じ。

f:id:hiroban-ch:20220114223824j:plain

先程も書きましたが新はラインが少々

複雑になっている感じがします。

肩や足のアーマーに返しが入っていたり

新は若干好き嫌いが分かれるかも。

f:id:hiroban-ch:20220114224022j:plain

顔の印象は新と旧で結構違いますね。

顔面の開き具合がかなり違います。

顔は旧の方が癖が強い感じがします。

f:id:hiroban-ch:20220114224329j:plain

背面はこんな感じ。↑

背面はそこまで大きな印象の違いは

感じませんが新の方がコンバーターの

可動ギミックが多いのでダイナミックな

背面スタイルを再現させやすいです。

f:id:hiroban-ch:20220114224850j:plain

さてそれでは最大の目玉ギミック、

ウィングキャリバー形態から

オーラバトラー形態への変形を

お見せ致しましょう。

f:id:hiroban-ch:20220114235351j:plain

但し、正直言って

何回も変形をさせたいと思わせない

心地悪い変形工程が所々有ります。

最後の総評でもその辺は語りますが

とにかく見ていきましょうか。

f:id:hiroban-ch:20220115001930j:plain

いきなり心地悪い工程からです。↑

矢印部分の2ヵ所の透明パーツは

ウィングキャリバー形態の形状固定用の

ジョイントなんですが

オーラバトラー形態から

ウィングキャリバー形態にする時の

取り付けが結構取り付け難く

イラっとします。

オーラバトラー形態にする時はコレを

外すだけなのでそれは比較的簡単に

外せますが、これは変形工程としては

スマートでは無いですね。

とにかく外しましょう。

f:id:hiroban-ch:20220115002436j:plain

とにかく外すとこうなります。↑

形保持を気にしないなら固定ジョイントは

無くてもいいと思いますね。

f:id:hiroban-ch:20220115002721j:plain

次に膝関節を変形させます。↑

f:id:hiroban-ch:20220115002846j:plain

膝アーマーを下に下ろします。↑

f:id:hiroban-ch:20220115002918j:plain

↑膝下部分をスライドさせて

足をまっすぐにさせます。

ここはストレス無く

スマートな心地良い変形です。

f:id:hiroban-ch:20220115003128j:plain

f:id:hiroban-ch:20220115003219j:plain

次に足の先端部分の爪を開きます。↑

f:id:hiroban-ch:20220115003345j:plain

↑次に腕を伸ばしていきますが

ここは変形と言うよりも関節を伸ばすだけで

殆ど完成なんですが

手首の付け替えがあります。

f:id:hiroban-ch:20220115003801j:plain

肘関節を伸ばして

f:id:hiroban-ch:20220115003840j:plain

手首部分を180度回転させます。

手首の付け替えは後程。

f:id:hiroban-ch:20220115004103j:plain

↑次に今回の変形工程で一番

変形らしい変形と言える部分。

ウィングキャリバーの鳥顔から

オーラバトラー形態のロボ顔への

どんでん返しですが、ここでも

心地良さそうな変形に水を差す

形状固定ジョイントが行く手を塞ぎます。

f:id:hiroban-ch:20220115004448j:plain

↑矢印部分が邪魔な固定ジョイントです。

こいつはウィングキャリバー時に

腰がグラつかなくする為と

台座固定用の穴が必要な時用ですが、

こいつの取り付け取り外しが実に心地悪く

外しにくく、付けにくいんですよ。

とにかく外してしまいましょう。

f:id:hiroban-ch:20220115004851j:plain

外すとこんな感じ。↑

f:id:hiroban-ch:20220115004920j:plain

f:id:hiroban-ch:20220115005042j:plain

↑顔のどんでん返し、ここは心地いいです。

ウィングキャリバー顔を手前にたたむと

オーラバトラー顔が

連動して持ち上がって来ます。

f:id:hiroban-ch:20220115005128j:plain

↑キャノピーを閉じます。

f:id:hiroban-ch:20220115005349j:plain

見せ場部分なんで別角度で。

f:id:hiroban-ch:20220115005402j:plain

f:id:hiroban-ch:20220115005446j:plain

f:id:hiroban-ch:20220115005459j:plain

ここの顔の連動は見事ですね。

f:id:hiroban-ch:20220115005626j:plain

次にオーラコンバーターを

オーラバトラー形態に持ち上げます。

f:id:hiroban-ch:20220115010012j:plain

↑矢印部分を持ち上げて

コンバーターを上へ上げます。

f:id:hiroban-ch:20220115010154j:plain

片方完成。↑

f:id:hiroban-ch:20220115010227j:plain

両方完成。↑

f:id:hiroban-ch:20220115010350j:plain

f:id:hiroban-ch:20220115010641j:plain

手首蓋パーツから手首パーツへ交換します。

この手首蓋パーツも取り付けにくく

取り外しにくいんですよ。

f:id:hiroban-ch:20220115010736j:plain

最後に羽の角度を調整してオーラバトラー

形態への変形がやっと完了です。

どうですか皆さん、

何となく心地悪い変形だなと

分かっていただけましたか?

f:id:hiroban-ch:20220115011306j:plain

バンダイさん的にもギミック、デザイン、

可動等トータルで考えてこの変形工程に

おちついた設計をされたんでしょうが、

正直この変形工程は楽しくは無いですね。

あまり何回も変形させたいとは思いません。

f:id:hiroban-ch:20220115011500j:plain

さて、METAL ROBOT魂ビルバインには

ロボット魂のダンバインを

背中に乗せる事も可能です。

f:id:hiroban-ch:20220115012014j:plain

↑矢印はロボット魂ダンバインに

付属している本来はロボット魂版ビルバイン

に乗せる為のジョイントパーツなんですが、

今回のMETAL版にもマウント出来るように

設計されているんですね。

さすがと言いたいのですが

正直ジョイントが緩くてダンバインを

乗せてもすぐに落ちそうになって

ダンバインを乗せた写真を撮るだけでも

落ちそうで冷や冷やしました。

とにかく滅茶苦茶不安定です。

f:id:hiroban-ch:20220115012454j:plain

さて如何だったでしょうか。

長かったレビューもようやく終了です。

総評として重さ、質感、

プロポーションバランス、ギミック、変形、

変形を外せば80点位の合格点を

与えられる程、個人的には

満足度は高かったですね。

但し、変形に関しては・・・40点位かな、

おまけして50点です。

f:id:hiroban-ch:20220115013510j:plain

しかしビルバインの変形自体、

単純な変形だからこそ

ウィングキャリバー形態自体が

手足を固定しなければ不安定なんですよね。

さらに超合金なので手足腰、

各ユニットが重いので強制的に

固定しないとどうしてもグラグラする。

事情は理解できるので

仕方が無いとは思うんですけどね。

f:id:hiroban-ch:20220115210628j:plain

さて皆さん、2022年1発目の

記念レビューは如何でしたでしょうか。

色々と書かせて頂きましたが

楽しんで頂けたのなら幸いでございます。

最後に一枚の絵を見て頂きながら

お別れ致しましょう。

これは知る人ぞ知る、

これを瞬間的に理解出来る人がおられたら

あなたは間違いなくダンバインフェチです。

ではどうぞ!

f:id:hiroban-ch:20220108023612j:plain

!???、さっきと同じやないかと

思われた方、甘いんですよ(笑)

開田先生の絵を参考に作ったのは

同じなんですが実はコレ、ビルバインの

ポーズが左右逆転しているんですよ。

これはオーラバトラーのバイブル誌

「オーラファンタズム」で掲載されていた

左右逆転に恐らく誤印刷された

ボックスアートなんですよ。

それを模してビルバインを逆に

ポーズ付けしてみたバージョンでした。

背景は既に描いているので、ポーズを逆に

するだけで出来るのでコレはネタに

しない手は無いって事で作ってみました。

でもポーズ付けが逆バージョンの方が

カッコ良くポーズがとれたので

この絵を最後にさせて頂きました。

「オーラファンタズム ボックスアート」

で検索して頂いても画像が出てきますよ。

それではまた次回!!!