「行くぞ一文字!」
「おう!本郷!」
今回ご紹介するアイテムは
「仮面ライダー」より新サイクロン号です。
発売が2018年6月30日で
価格は税抜き5000円です。
昭和ライダーアーツをレビューするのは
仮面ライダー2号ライダー以来になります。
私の所有する数少ない
昭和ライダーアーツレビューですので
気合入れてレビュー致しましょう。
新サイクロン号は
「仮面ライダー」に登場した
仮面ライダー1号、2号のマシンです。
「仮面ライダー」は1971年4月3日から
1973年2月10日まで全98話が
放送されました。
「仮面ライダー」に登場したサイクロン号は
大きく分類すると3タイプが登場し、
撮影されていました。
第1話から使用されたのが
フルカウルタイプのオンロード型の
通称「旧サイクロン」です。
一番「仮面ライダー」のバイクとして
象徴とされるのが
このタイプかもしれません。
この旧サイクロンは主に旧1号が活躍した
1話から13話で多く使用され、
変身前の本郷猛がライダーに変身する際に
バイクで疾走しながら変身し、
バイクもサイクロン号に変形する
シーンが印象的でした。
変身シーンでサイクロン号が疾走してる
感じを出す為にサイクロン号のバックに
巨大な回転塔を作り、それを回して
変身シーンを撮影していました。
そして次の代表的なタイプが
俗に「改造サイクロン」と
呼ばれているタイプです。
これは14話以降、2号ライダーが
初登場する時に一緒に登場したタイプです。
元々は13話までの本郷編で変身前の本郷が
乗っていたバイクを改造し、セミカウルと
大型のテールカバーが着けられ、
アクション用のサイクロンとして
作られた物です。
主に旧2号編全般と、新1号編の初期に
使われていました。
旧サイクロンがオンロード型だったので
アクションに不向きだった事と藤岡氏が
事故で大怪我を負われた事で変身前の
本郷バイクが不要になった事等が理由で
急遽製作されました。
しかし劇中では旧サイクロンと
改造サイクロンは形が全然違いますが
同一車種として描かれていて、
シーンによって
使い分けられていたんですが、
派手なバイクアクションのシーンでは
改造サイクロンに乗り、派手なシーンが
終わると次のシーンでは旧サイクロンに
乗っていると言うような使い分けが
多々有り、説得力に相当無理のある
映像でしたね。
使用された出番は3タイプ中一番多く、
14話から67話と72話でも使用されました。
しかし、オフロード専用バイクでは無く
オン・オフ兼用タイプだった事で
決してアクションに向いたバイクでは無く、
バイク自体も非常に
扱いにくかったらしいです。
そして今回の主役マシン
「新サイクロン」です。
新サイクロンは第68話から第98話まで
活躍しましたが、その新サイクロンも
大別すると2タイプ有り、
色々経緯が複雑です。
新サイクロンには初期タイプと
後期タイプが有り、初期タイプは
68話から73話まで活躍しました。
下の写真が初期タイプです。
初期タイプはライト溝が白く、
カウルの赤い部分の
面積が狭いですね。
逆に後期タイプはライト溝が青く塗られ、
カウルの赤い塗装がウイング取り付け溝の
上まで塗装され引き締まった顔つきに
再塗装されました。
当初、新サイクロンの撮影車両は
1台だけでしたが第92話と第93話の
「にせ仮面ライダー編」で
にせライダー用に車両が1台追加されます。
そして、にせライダー用に作られた
「にせサイクロン」が後に
新2号ライダー用に流用されました。
しかし別の説によると
新1号用に2台目が新調され、従来機を
にせライダー用にしたとの2説があります。
そんな新サイクロンですが、旧サイクロンや
改造サイクロンに比べて非常に乗りやすく
アクションもしやすかったらしく、
過去2車種に比べてバイクアクションが
ダイナミックになりました。
3タイプの全サイクロン号に外観上の
共通点として、カウル中央とボディサイドに
描かれたマークがありますが、これは
立花レーシングチームのマークです。
私は昔、ショッカーのマークかな?と
思っていました。
それではそろそろ今回の主役、アーツ版の
新サイクロン号を見て行きましょう。
今回の新サイクロン号はご覧頂いている通り
ライト溝が青い後期タイプです。
実は今回ご紹介している新サイクロンが
発売される前に既に2度、新サイクロンの
アーツは発売されているんです。
2度と言うのが、前期タイプと後期タイプの
2タイプ共に発売されていました。
なら今回のこの新サイクロンは何なのか
と言うと真骨彫1号2号の発売を機に、
新サイクロンもリニューアル販売した
と言うものになります。
真骨彫に合わせてリニューアル発売すると
言う事で既に真骨彫1号2号とも持っていた
私は当然?2台購入いたしました。
しかし蓋を開けてみると、
リニューアルされた箇所と言うのは
限定的で基本造型は過去のアーツ版と
あまり変化が無かったようなんですが、
私は昔版も持っていなかったので
2台購入の後悔は全く無かったです。
昭和ライダー世代の私にとって
ライダーマシンの玩具といったら
当時憧れのポピニカシリーズでした。
V3のハリケーンとXのクルーザーを
買ってもらった記憶がありますが、
昭和ライダーとライダーマシンの
超出来のいいフィギュアを見ると
鳥肌が立つ程の感動があるんです。
この感動は平成ライダー世代の若い人には
チョット判ってもらえないかも
知れませんね。
アーツ版の新サイクロンが届いて
真骨彫1号、2号を乗せた時の感動は
本当に最高で鳥肌物でしたね。
出来としては過去に発売されたアーツ自体が
基本的に悪く無かったので
リニューアル部分が少なかったとは言え、
劇中の再現性は高くて
バイク自体の出来は悪く無いです。
但し、ライダーを乗せた時に関して
発売当時も多くの人が言っていた事ですが、
正直、マッチングはあまり
よろしくないです。
綺麗な搭乗状態になかなかならなくて、
バイクに乗せるのに苦労します。
一番の残念ポイントとして言われていたのが
シートにおしりが付かない点です。
どうも真骨彫1号2号の下半身の可動範囲が
狭いせいだと思いますがバイクにまたがらせ
しっかり座らせようとしても、どうしても
お尻が浮きます。
しかし総合的には満足度は非常に高く、
ダブルライダーとダブルサイクロンを
普段ケースに入れて飾っていますが、
見る度にニンマリします。
昭和ライダーファンの人は
アーツを集めていなくても
このアイテムだけは買って飾られてみては
如何でしょうか?
きっと「ニンマリ」します。
昭和ライダーのアーツがここの所、
全く発売されませんね~。
一番最近発売したのが、
真骨彫「桜島1号」ですが、
バンダイさんもスタッフが若い人が増えて
昭和ライダーに思い入れが無い人が
増えたのでしょうか。
10月に開催された魂ネイション2019でも
新作の発表は無かったし、個人的には
真骨彫V3とハリケーンが早く出て欲しい。
真骨彫スーパー1とVジェットも欲しいな。
いや、やはり全部欲しい~。
ライダーマンとライダーマンのオートバイ
ですら凄く欲しい~。
ついでにタックルとテントロー
ですら欲しい~。
そう言えばライダーマンのオートバイって、
正式な名称自体が
「ライダーマンのオートバイ」って
言うんですよ、ご存知でしたか?
と言う事で今回はS.H.フィギュアーツ
新サイクロン号のレビューを
させて頂きました。
さて次回は久しぶりに
ドラゴンボールアーツでも
行ってみようかな~と思ったりしてます。
ブルマをレビューして以来、
久しくやっていなかったので。
小ネタは毎週やっていますけどね。
それではまた!!!