「Vトゥギャザー!」
「レッツ!ボルト!イ~ン!」
皆様、ようこそお越しくださいました。
そして今回の更新をお待ち頂いていた皆様、
大変お待たせ致しました。
ようやくコイツをレビュー出来るまでに
たどり着く事が出来ました。
今回レビューするアイテムは
「DX超合金魂 VOLT IN BOX 超電磁マシーン ボルテスV」です。
いつもの私のレビューですと写真と記事だけ
の構成ですが、今回のボルテスに関しては
写真と記事だけでは伝わらない音声ギミック
がふんだんに搭載されていたり、
変形ギミックやビックリギミックも有るので
所々で動画が観れるようにしています。
宜しければ合わせてご覧下さい。
これまでヒロバン チャンネルで
レビューしてきたアイテムの中でも
最も高額で最も内容が濃く、
最も巨大なアイテムです。
どれくらい巨大かと言いますと
送られてきた輸送箱が・・・
コレもんです!
まだレビュー前ですがフィギュアーツの
イズと比べてこの位巨大ですが、
専用輸送箱なので宅配業者さんに何を
購入したのかが丸分かりで、受け取りが
少し恥ずかしかったです・・・。
大きさがピンと来ない方は、
ちょっと大きめのデスクトップPCを買うと、
大体コレ位の箱で送られてきますかね。
ま~とにかく大きいんですよ。
そして中身を取り出すと・・・
↑こんなデザインの箱が出てきました!
この箱!おぼろに見覚えが有ります!
1977年放送当時発売され憧れの的だった
初代ボルト・イン・ボックスにそっくりだ!
どんな箱だったか調べてみると・・・
うわっ!そうそうこの箱!↑
やっぱソックリや!
て事で最新ボルト・イン・ボックスの箱は
初代の完全オマージュで、もうそれだけでも
直撃世代のオヤジにとっては最高です!!!
ちなみに箱裏はこんな感じ。↑
そして箱を開けると・・・
こうなっています。↑
DX超合金と言えばやっぱコレですよね。
昔、私が子供の頃は DX超合金なんて
買ってもらえなかったから近所のおもちゃ屋
に行くとこんな感じで中身を見せて
商品が飾ってあって、ほんと憧れでしたよ。
本体が入っている発砲スチロールを取ると
↑その下にはブリスターがぎっしり。
写真では分かりにくいですが
ブリスターは全部で4つ。
内容はボルテスの基地、ビッグファルコンを
モチーフにしたディスプレイ台と
武器や手首パーツがギッシリ。
ディスプレイを組んで5台の
ボルトマシンを飾ると・・・
こうなります!↑
まさしくビッグファルコンをイメージした
台にボルトマシンを格好良く飾れます。
1号機ボルトクルーザーの背後を見ると
↑それぞれのボルトマシンにセット出来る
独立したコックピットカプセルが有って
まさしくこれからマシンに乗り込むような
シーンを連想させる飾りつけが出来ます。
そして台には5つのボタンが付いています。
台には電池がセット出来てボタンを押すと
5種類の音楽を聴く事が出来ます。
1番に入っている曲は
●主題歌「ボルテスVの歌」[TVサイズ]
2番に入っている曲は
●BGM「ボアザン軍総攻撃開始」
3番に入っている曲は
●BGM「レッツ・ボルト・イン」
4番に入っている曲は
●BGM「ボルテス絶対絶命」
5番に入っている曲は
●BGM「必殺!天空剣Vの字切り」
それではメインとなる5台のボルトマシンを
見ていく事にいたしましょう。
5台並べると何とも贅沢な気分になります。
ボルトマシン1台1台が超精密で大きい。
しかもギミックもそれぞれに凝っていて
少しビックリするギミックの機体もあり
さすがはDX超合金魂です。
5人のパイロットが乗っている
コックピットカプセルは当然
各ボルトマシンに収納する事が出来ます。
では1台づつボルトマシンを
見ていく事に致しましょう。
●1号機[ボルトクルーザー]
合体してボルテスVの頭部となります。
搭乗者は剛三兄弟の長男、健一。
戦闘機型のボルトマシンです。
DX超合金魂版全てのボルトマシンに言える
事ですがさすが最新フォーマットだけあって
機体のシルエットが
凄く美しく形に妥協がありません。
ボルトクルーザーのギミックとしては
●コックピットカプセル収納
●ランディングギア収納
●ボルテスへの合体準備変形及び音声ギミック&ボルテスのカメラアイ発光
さらにはクルーカッターとクルーブーメラン
への付け替えが可能です。↑
ボルトクルーザーと言えば放送当時から
個人的に抱いていた違和感があります。
いわゆる二次元のウソと言う奴です。
変形シーンからの抜粋ですが
変形前のデザインがコレです↓
次のカットでこれが映ります↓
ボルテスの赤いヘルメット部分が、
ボルトクルーザー時には赤いヘルメット部分
が白い耳の部分の真ん中辺りから切れており
帽子状の形なのに対し、変形後は耳から下も
赤い部分で覆われており、ヘルメット状に
しれ~っと変わっています。
ボルテスV放送当時、私は7歳の小学校
1、2年生でしたが毎週、合体の映像を
見ながら不思議で仕方ありませんでした。
当然三次元でコレを立体化すると矛盾が
生じてくる訳で当時発売された
ボルトインボックス、ポピニカの
ボルトクルーザーも・・・↓
2006年に発売された超合金魂版も↓
今回の最新フォーマットである
DX超合金魂版をもってしても↓
このデザイン上のウソには
勝てなかったようです。
正直言ってパーツの付け替えでもしない限り
変形ギミックだけでこのデザインのウソを
克服するのは絶対に不可能なのは
理解しているんですが、それでも
DX超合金魂版が出ると言う事が
分かってから個人的に変形前・変形後の
デザインのウソをどう処理してくるのか
少し楽しみではあったんですが、
登場した製品を見たらこれまでの製品と
基本的に同じ、変形後の
ヘルメット頭を優先していましたね。
ま~ボルテス頭を優先するのは
当然なんですけど、何か凄い
ビックリギミックを使って設定画通りの
ボルトクルーザーを再現してくれる事に
淡い期待をしていました。
期待は適いませんでしたが、その替わり
形の凄く綺麗な十分納得の
ボルトクルーザーを作ってくれました。
●2号機[ボルトボンバー]
合体してボルテスの腕部となります。
搭乗者は峰一平。
重爆撃機型のボルトマシンです。
ボルトボンバーのギミックとしては
●コックピットカプセル収納
●ランディングギア収納
●ボルテスへの合体準備変形
このボルトボンバーのデザイン上の特徴は
コックピットのある真ん中のブロックと
それを挟み込む両腕のブロック、
合計3つのブロックから構成されている点
だと思いますが、今回のDX超合金魂版は
これまでの立体化されてきた商品の中で、
もっとも設定通りの一体感があります。
放送当時のポピニカ版は↓
当時の古い設計なので仕方ありませんが、
とても爆撃機としての一体感がありません。
両腕が少ししかコックピット側に
縮まないので変形と言っても殆ど
形は変わっていないですね。
飛行機を連想させる為に設定に無い
ウィング状の余剰パーツが付いていますが、
これが無ければ
飛行物体と言うイメージは無く、
単なる腕パーツと言った感じです。
時代は進み、2006年超合金魂版は
さすがにかなり良くなりましたが、
ただ塊感としては、もう一息って所です。
やはりDX超合金版は塊感が素晴らしく、
そして変形に関しての腕の伸縮ギミックが
良く考えられています。
赤いウィングも付け替え無しで設定通りに
腕に押し込んだら
後方からニョキっと出てくる仕様です。
腕の中には五指全てが関節可動する
手首パーツが収められている点も凄い。
ただ少し残念な点としては収まっている
手首パーツを隠すシャッターパーツが
今回のボルテスで変形の際に出る唯一の
余剰パーツと言う点が非常に惜しい!
ちなみにこのボルトボンバーには
音声ギミックはありません。
●三号機[ボルトパンザー]
合体してボルテスの胸部になります。
搭乗者は剛三兄弟の次男、大次郎。
重戦車型のボルトマシンです。
スミマセン、今回のボルトパンザーの
掲載している写真に関して
大きなチョンボをしてしまっています。
暗幕を使った背景の写真では左右の
キャタピラユニットをくっつけて
しまっていますが
本来はキャタピラは左右独立しています。
下の写真が正しいボルトパンザーの姿です。
急遽、撮影し直したんですが、
背景セットを組み直す余裕が
無かったのでPCデスクで撮影しました。
ま~この背景も月一恒例のGETで
使っている背景ですので
見覚えのある人もおられるでしょう。
本題に戻します。
ボルトパンザーのギミックとしては
●コックピットカプセル収納
この収納ギミックが凝っています。
●ボルテスへの合体準備変形
●ボルテス時の必殺技音声ギミック
(後編のレビューで紹介します。)
ボルトパンザーはコックピットカプセルの
収納が凝っていてガラスハッチが開くのは
当然として赤い床面も降りて口が上下に
開くような感じでハッチが開きます。
コックピットを入れて上下を閉じると
コックピットは奥に格納されます。
こう言う所がマニア心をくすぐります。
ボルトパンザーは重戦車型ですが、
変形の関係上キャタピラが前後に回りこむ
ような機構になっている為、
キャタピラなみに目立ちがちになるのが
本体とキャタピラを支えている足なんですが
流石は最新のDX超合金魂版です。
足が綺麗に折り畳まれるようになっていて
完全にシルエットになじんでいます。
過去の製品を見ると・・・
↑初代のポピニカ版は、
まさしく足が目立ちまくっています。
むしろキャタピラ以上に目立ってますね。
超合金魂版はさすがにかなり
良くはなっています。
一番目立っているのはコックピットですね。
ちょっと大き過ぎのような。
やはりDX超合金魂版は塊感が最高ですね。
ボルトパンザーはボルテスに変形した後の
音声ギミックが凄くて武器を使う時の
剛健一の声が盛り沢山収録されています。
そちらの音声は後編で紹介いたします。
あと胸のLEDも光ります。
●4号機[ボルトフリゲート]
合体してボルテスの腰部と脚部になります。
搭乗者は剛三兄弟の三男、日吉。
日吉は設定上の年齢は何と8歳・・・
むむむ、無理があります。
双胴型潜水艦のボルトマシンですが単独飛行も可能。
ボルトフリゲートのギミックとしては
●コックピットカプセル収納
●ランディングギア収納
●ボルテスへの合体準備変形
ボルトフリゲートは5機のボルトマシン中、
最も大型で最も体積が有って
最も合金パーツが多く重たいです。
その重たい足2本を腰部で支えているので
全体の強度、特に股関節の強度が弱いと
フニャフニャの機体になります。
今回のDX超合金魂版が素晴らしいのは、
見事なまでの
ガッチリ機体に仕上がっている点です。
股関節や各関節がしっかりとした
クリック感が有り重たいボディを
持ち上げてもゆるい感じが全くしない。
関節の剛性が高いのも有りますが、
もう1つビクともしないガッチリ感に
寄与しているのが両足同士を支えている
2本の連結アームがあります。
↑この2本のアームのおかげで
両足同士がバタつかず
1個の塊感を、持った時に強く感じます。
私はコンバトラーVの新旧超合金魂を
持っていた事がありますが、
バトルマリンの両足はホントフニャフニャで
正直、ゲンナリしていました。
ボルトフリゲートは動画を見て頂くと
分かりますがランディングギアの収納も
非常にスマートに収納出来ますが何より
凄いのが艦橋の収納システムだと思います。
収納と連動してシャッターで完全に
隠れるのはビックリです。
逆に艦橋を出すのも
ビックリドッキリワンタッチです!
ボルトフリゲートも過去の製品の物と
比べてみましょう。
↑放送当時のポピニカ版。
↑2006年超合金魂版。
↑そしてDX超合金魂版です。
正直、見た目的には古いポピニカ版も
味が有るし艦橋が物凄く大きいので
一番潜水艦的でもあります。
とは言え最新のDX超合金魂版が一番精密で
まとまっているのは間違い無いと思います。
そしてボルトフリゲートには両足共、
ボルトランダーと合体した際の
合体音声ギミックがあります。
●5号機[ボルトランダー]
合体してボルテスの足首と足になります。
搭乗者は岡めぐみ
偵察型のボルトマシンです。
ボルトランダーのギミックとしては
●コックピットカプセル収納
●ボルテスへの合体準備変形
●ランダードリル展開
ボルトランダーのコックピットは左足です。
コックピットカプセル収納の写真を
撮り忘れたので動画の方で
確認頂きたいのですが、変形後の
コックピットのギミックが凄いと言うか
開発者の執念と言うか
ハッキリ言って頭イカレてます。
ボルテスへの変形の際、左右の
コックピットブロックは軸を中心に90度
折れ曲がりますがアニメの合体シーン同様
コックピットは水平を保つ為に
コックピットブロックと反対方向へ
90度回転させる事が出来ます。
とは言っても6万もするDX超合金魂版で
このギミックがもし入っていなかったら
正直ガッカリしていた所です。
アニメの合体シーンでもランダーの
コックピット90度回転は
カッコ良く描かれていて印象的だったので、
開発者の執念とは書きましたが、
6万のこのクラスなら当然と言った所です。
むしろ回転システムをもう少し
やりやすくして欲しかった。
私も動画で小型ドライバーとかで
ギアを回していますが指先や爪では結構
回しにくい奥まった所にギアがあります。
あとはランダードリルが展開するのも
当然のギミックです。
ボルトランダーは設定上も合体のプロセスに
無理が無いので、このDX超合金魂版は
当然として、過去の製品も形に無理が無く、
比較しても他のボルトマシン程の
形の優位性はそれ程感じません。
とりあえず比較してみましょう。
↑まずはポピニカ版、
結構豪快な感じがします。
↑次は2006年の超合金魂版。
↑そしてDX超合金魂版。
やはり形の優位性よりも、全体的な
クオリティー、洗練性の向上を感じる位
ではありますが、むしろ各世代のモデルで
それぞれに製品コンセプトに沿った感じで
味が有って良いと思います。
さてこれで5台のボルトマシンの
紹介が終わりました。
ここまでで既に結構な長い内容に
なっていますが
大変お待たせ致しました。
いよいよこの時がやって参りました。
今回のメインイベント!!!
この超大物の写真撮影、約20時間の中でも
最も時間を費やした部分です。
さて、みんなで叫びましょう!!!
「Vトゥギャザー!」
「レッツ!ボルト!イン!」
「ボ~ルテ~ス」
「ファ~イブ!!!」
動画でも「レッツ、ボルト・イン!」
合体のコマ撮りシーンは是非
OP「ボルテスVの歌」を聴きながら
ご覧ください(笑)
動画での5体合体はノーカットで
やりたかったので
軽く10テイク以上はやり直しました。
音楽は編集で後から入れましたが
奇跡な位に尺がピッタリで
自分でもビックリしました(笑)
さて如何だったでしょうか?
「DX超合金魂 VOLT IN BOX 超電磁マシーン ボルテスV」
前編のレビューは。
やはりどう頑張ってもこのアイテムの情報量
を1つに収めるのは不可能だったので、
今回はここまでです。
次回後編ではボルテスの暴れまくる勇士を
お届けしようと思います。
是非ご期待ください!