ヒロバン チャンネル

プレミアムバンダイのS.Hフィギュアーツ、ロボット魂等の商品レビューを致します。

S.H.Figuarts 仮面ライダーゼロワン ライジングホッパー レビュー

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令和仮面ライダー元年

「世界最強の社長はただひとり!」

「俺だ!」 

f:id:hiroban-ch:20200222170643j:plain 時代が令和になり、20作続いた

平成仮面ライダーが終わり、仮面ライダーの

世界も完全にリセットされました。

そして令和元年、

仮面ライダーゼロワンが登場しました。

昭和46年4月からスタートした仮面ライダー

の世界もいくつかの節目がありました。

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大きく元号で分ける節目としては

昭和1号の仮面ライダー1号、

平成1号の仮面ライダークウガ、

令和1号の仮面ライダーゼロワンと

なりますが、もう少し細かく分けると

1号~ストロンガーを昭和1期と呼べます。

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ストロンガーが終わって4年後の

昭和54年からスタートした仮面ライダー

(スカイライダー)からスーパー1、ゼクロス

までの3作品を昭和2期と呼べると思います。

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次がややこしいのですが、

昭和62年にスタートした仮面ライダーBLACK

とその続編BLACK RXを3期として

オリジナルビデオとして製作された

仮面ライダー真、ZO、Jを昭和4期と

するのか、しかしRXの放送途中で時代は

平成になったので、まだRXまでは

昭和ライダーと言えると思いますが

真、ZO、Jは本来昭和ライダーとは

言えないですよね。

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仮面ライダーの世界では一応、

「真、ZO、J」の3ライダーは

グレーゾーンとして昭和ライダーとして

くくられていますが。

そしてクウガから始まった

公式の平成仮面ライダー達。

この括りは誰もが納得の

クウガからディケイドを平成1期ライダー。

Wからジオウまでを平成2期ライダー。

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1期と2期、上手い事10人ライダーづつで

平成が終わり、まさしくGoodタイミング

での令和1号となったゼロワンです。

スーツアクターも高岩さんから縄田さんに

バトンタッチされましたし。

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仮面ライダー歴史の中で節目節目には

ライダーデザインも

原点回帰するのが通例となってきました。

スカイライダー、BLACK、真、クウガ、

W、そしてゼロワン。

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平成ライダーは特に、節目1号のクウガ、

Wからライダーが毎年更新される度に

ライダーとしてのアイデンティティから

懸け離れたデザインへと変貌を

とげて行きます。

特に平成2期ライダーは度が過ぎる程、

お遊びデザインが目立ちましたね。

フォーゼ、鎧武、エグゼイド、ジオウ辺りは

良い意味でも悪い意味でも

遊びが過ぎました。

特にエグゼイドは完全に

初心を忘れていましたね(笑)

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ゼロワンのデザインはまさしく原点回帰、

丸く赤い複眼、2本の触覚、眼と眼の間の

0シグナル的デザイン、腕のシルバーライン、

胸部アーマーデザインと初代1号2号を

オマージュしながら平成を経て新時代、

令和最新ライダーとしてのデザイン、

新素材を巧みに使った統一感のある

デザインだと思います。

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ストーリーは現在の日本が抱える少子化、

人口減少問題による縮小する経済を 

今後どうしていくかと言う社会問題を

根底のテーマとし人工知能を搭載する

人型ロボット「ヒューマギア」と人間との

共存と言う非常に難しくデリケートな問題を

テーマとしてます。

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人口知能を搭載した人型ロボットが

人間と共存し、人間の為に働く世の中、

確実に賛否の分かれる、

しかしそう遠く無い未来、現実に迫ってくる

可能性を秘めた問題として、このゼロワンを

視聴しながら色々考えさせられます。

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個人的に第3話の寿司職人の回は

かなり心に染みる物がありました。

こんな心にうったえかけて来る

仮面ライダー作品は、ひょっとすると

「仮面ライダークウガ」

以来かも知れません。

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これからゼロワンアーツがどんどん

出てくるので記事のネタ温存の為に

ゼロワン関連の雑談はこの辺にして、

そろそろ今回の主役、

フィギュアーツ版の仮面ライダーゼロワンを

レビューしていきましょう。

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S.H.フィギュアーツ版 仮面ライダーゼロワン

2020年2月8日、一般店頭発売で

価格は税込み3300円です。

仮面ライダーアーツの世界もまた

新たなゼロワンの始まりです。

仮面ライダーアーツは1年1年、

新ライダーが登場する度に

確実に1歩1歩進化してきました。

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今回発売されたゼロワンですが確実に

1年前発売されたジオウよりも

進化していると感じます。

スタイルが、より人間的になり

肉付きがリアルです。

ジオウの時は手足のラインが綺麗すぎて、

どこか人形的な所があったのですが、

ゼロワンは真骨彫一歩手前と言える所まで

迫っている感じがします。

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このゼロワンアーツが基本素体となって

バルカン・バルキリー・滅・迅が発売され、

それぞれの強化フォームも今後作られると

思うと楽しみでワクワクします。

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今年1月にGETした一番くじA賞のSOFVICSの

巨大ゼロワンと比較してもそれほど

見劣りしません。

あちらは固定ポーズですから同じポーズを

とらせると当然可動フィギュアである

アーツの方がリアリティでは

圧倒的に不利ですが、

それでも負けていない感じです。

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負けていないどころか、顔に関しては

アーツ版の方が似てる気がします。

一番くじ版は顔が縦に長い印象で

アーツ版の方がカッコもいいと思います。

ちなみに今回紹介しているゼロワンアーツ

ですがアンテナのラインと額のディテールに

墨入れを施しています。 

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ここに墨入れをするだけで顔のノッペリ感が

解消されゼロワンのお顔がより凛々しく

なるのでおススメです。

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完成度の非常に高いゼロワンアーツですが

欠点を探そうと思えば見つかります。

一番気になりだしたら気になるのが顔です。

お面ライダーとも言われるゼロワンですが、

そのお面がアーツ版は少々大きいように

感じます。

実物スーツの顔はこんな感じです。↓

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正面から見た時、面から黒い部分がかなりはみ出していて

意外と面が小さいのが判りますが、

アーツ版は面の面積が少し大きめです。

首も実物よりも細い印象です。

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ユーチューバーさんでこの面の細さを

解消する改造をされていたりするので、

やはり気になる人は気になるようですね。

あとはプログライズキーがほとんど色分けが

されていないのが残念ポイントです。

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とは言っても今回のゼロワン、

真骨彫では無い通常のライダーアーツの

中では過去最高の素体を元に作られている

と言っていいと思う程、

リアリティ高いです。

ただ毎年発売される1号ライダーは記念価格

の為に武器は付属されていません。

代表的な武器、アタッシュカリバーは4月に

発売されるバルカンに付属されるそうです。

なので皆さんバルカンも買いましょうね。

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と言う事で今回はS.H.フィギュアーツ版

仮面ライダーゼロワン ライジングホッパーを

レビューさせて頂きました。

今後発売されるバルカン、バルキリー、滅、

迅を全て購入して早く

5人並べたいですね~。

専用バイク、ライズホッパーも

出てくるでしょうし、

あ~散財が続く・・・

それでは!!!