ヒロバン チャンネル

プレミアムバンダイのS.Hフィギュアーツ、ロボット魂等の商品レビューを致します。

ロボット魂 オーラバトラー ボゾン レビュー

f:id:hiroban-ch:20200603224028j:plainフォイゾン:「ドレイクの手先め!、キロン城は落とせてもワシの城は渡さん!」

トッド:「何!城の主がオーラバトラーで戦うと言うのか!」

フォイゾン:「いかにも!ラウの国王フォイゾン・ゴウだ!思い知らせてくれる!」

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f:id:hiroban-ch:20200603224212j:plainトッド:「国王自らご出陣とは、呆れるぜ!」

フォイゾン:「これがワシの流儀だ!」

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f:id:hiroban-ch:20200603224632j:plainと言う事で今回ご紹介するアイテムは

ビランビー以来、久しぶりの

オーラバトラーですね。

ロボット魂 SIDE AB

オーラバトラーボゾンです。

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f:id:hiroban-ch:20200603225111j:plain最初、このブログでダンバインをレビュー

した時、正直あまり受け入れられないかな~

と思っていましたが、これまでレビュー

してきたオーラバトラーの更新の時は

ありがたい事にどれも大変人気が

あるようで、私自身、オーラバトラーの

レビューの時は1回1回、

大切に更新したいと思っております。

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f:id:hiroban-ch:20200603230024j:plain今回で6回目のレビューとなる

オーラバトラーボゾンですがまずは

「ボゾンとは」から語っていきましょうか。

オーラバトラーボゾンは第12話

「ガラリアの追跡」から登場しました。

ボゾンはアの国ドレイク軍と敵対する

ラウの国で開発されたオーラバトラーです。

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f:id:hiroban-ch:20200603231237j:plain主人公ショウが属するニー・ギブンを

リーダーとするゼラーナ隊はドレイク軍との

戦火の中、ミの国と合流します。

ミの国の国王ピネガン・ハンムはニー達を

歓迎し、共にドレイク軍と戦う約束を

しますが、ドレイクは既にミの国を

滅ぼそうとオーラバトラー隊を編成します。

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f:id:hiroban-ch:20200603232714j:plain迫るドレイク軍を迎え撃つ国王ピネガン

率いるミの国とニー達ゼラーナのメンバー。

しかし国力が小さく1機もオーラバトラーを

持たないミの国はオーラシップ ナムワン2隻

でドレイク軍を迎え撃つしかなかった。

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f:id:hiroban-ch:20200603233445j:plainニーやショウのゼラーナ隊も戦うが国王を

守りきれずピネガン王はバーンの

ビランビーに討たれます。

やむなくゼラーナ隊はミの国キロン城を

捨て、ピネガン王の妻、パットフットと

その娘エレを救いパットフットの父である

フォイゾン王がおさめる

ラウの国へ向かいます。

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f:id:hiroban-ch:20200603234416j:plainラウの国王フォイゾン・ゴウは

ゼラーナ隊を快く迎え入れ

私利私欲でバイストン・ウェルを

我が物にしようとするドレイクと戦う

ニー達に共感し共に戦う事を誓います。

ラウの国は敗れたミの国とは

比較にならない程の国力が有り自国で

開発したオーラバトラーボゾンを始め、

後に登場する巨大戦艦のゴラオン等を

開発出来る国力がありました。

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f:id:hiroban-ch:20200603235429j:plainラウの国と合流したゼラーナの動きを知った

ドレイク軍のトッドとガラリアは奇襲的に

ラウの国の兵器工場を攻撃します。

ゼラーナ隊が出撃する中、自分に厳しく

国王としての責任感が強いフォイゾンは

自らオーラバトラーボゾンに乗り込み、

トッドのドラムロと一戦を交えます。

そこで冒頭のフォイゾンとトッドの

台詞が交わされるのです。

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f:id:hiroban-ch:20200604005325j:plainオーラバトラーボゾンはオーラバトラーを

開発したドレイク軍のショット・ウェポン

以外のバイストン・ウェル人が

開発した初の量産型オーラバトラーです。

系統としてはダーナ・オシーを発展させた

モデルとなるが本家ショット・ウェポンの

ドレイク軍オーラバトラーと

性能比較すると、あらゆる面での性能は

劣っている。

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f:id:hiroban-ch:20200604005419j:plain第12話でゼラーナがラウの国、

タータラ城に入国した時、ボゾンの開発に

携わった工兵達がダンバイン、ゼラーナ、

フォウの内部構造を見た時は「1ヶ月や

そこいらで真似の出来る物では無い」

と頭をかかえていましたね。

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f:id:hiroban-ch:20200604010002j:plainその辺りのエピソードからボゾンの性能は

ダンバインよりは相当下、

ダーナオシーよりは多少上、

ドラムロよりも多少下、

と言った所ではないでしょうか。

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f:id:hiroban-ch:20200604010944j:plain但し、操縦性はダーナ・オシーよりも

扱いやすいようでフォイゾン王の

専用機だった紺色のボゾンは

ゼラーナ隊のマーベル・フローズンに渡され

マーベルの専用機となりますが、

マーベル自身がダーナよりずっと

扱いやすいと語っています。

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f:id:hiroban-ch:20200604011505j:plainしかし、やはりショットの作った

オーラバトラーとの性能差は明らかで

強いオーラ力を持っているマーベルが

操縦したボゾンでも、

まだオーラバトラーに不慣れな

ガラリアが乗ったビランビーとの交戦で

「パワーが違いすぎる!!!」と

ビランビーのパワーに圧倒されていました。

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f:id:hiroban-ch:20200604012102j:plain全高8.2メット、必要オーラ力10オーラ

マーベルの専用機としてゼラーナ隊に

配備されマーベルの強いオーラ力によって

ゼラーナ隊の欠かせない戦力となりました。

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f:id:hiroban-ch:20200604012945j:plainデザイン的な特徴としては猫背で首が前方に

飛び出た感じでヒロインであるマーベルが

搭乗するにしてはダーナ・オシー同様、

少々グロテスク過ぎないかと

思える程生物的です。

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f:id:hiroban-ch:20200604013513j:plainデザインを手がけた出渕裕氏は

ビランビーの次にデザインしたのが

ボゾンだったそうです。

特徴的な猫背と前に突き出た首、

そして二本角を見るからに悪い顔を

イメージして描いたそうですが

後になってヒロインのマーベルが乗る事を

知ったそうでちょっと参ったそうです。

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f:id:hiroban-ch:20200604014503j:plainさてそれではロボット魂版のボゾンを

見ていきましょうか。

発売は2016年11月26日、

価格は税込み8800円で

一般店頭販売商品です。

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f:id:hiroban-ch:20200604014914j:plain毎回、オーラバトラーのレビューの時に

言っていますが今回のボゾンも

アニメ設定デザインを可能な限り

忠実に再現した素晴らしいプロポーションで

特徴的な猫背と突き出した首を

違和感無く再現しています。

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f:id:hiroban-ch:20200604015347j:plainちなみに1983年放送当時に発売された

プラモデルはこんな感じでした。↓

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当時はこれでも精一杯の出来だったのかな~

と言った感じでしたね。

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f:id:hiroban-ch:20200604020523j:plainやはりロボット魂版の再現性、

プラモからの進化は凄まじいですね。

ただですね、1点だけプラモに出来て

ロボット魂版に出来ない事があります。

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f:id:hiroban-ch:20200604020837j:plainプラモ版の写真を見て頂くと、

専用武器であるガッシュを肩にかけている

写真がありますが、

ロボット魂版はこれが出来ません。

ロボット魂版はベルトが短か過ぎるんです。

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f:id:hiroban-ch:20200604021244j:plain私も今回の撮影に際して何とか

ガッシュの肩かけを再現させたくて

チャレンジしてみたんですがベルトが

短すぎてどうやっても出来ませんでした。

一旦片方のベルトを強引に外そうと

してみたんですが、元々ベルトは

外せるようには作られていなくて

無茶をしたくなかったので諦めました。

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f:id:hiroban-ch:20200604021727j:plainあとは初期ロボット魂版のオーラバトラー

あるあるであるボールジョイントの緩みは

今回のボゾンでも有りました。

一番強度の欲しい腰可動のジョイントと

股関節が緩かったので今回撮影のボゾンは

渋み調整をしてあります。

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f:id:hiroban-ch:20200604022212j:plainもう初期製品の宿命ですね、関節の緩みは。

他はもう完璧なパーフェクトボゾンです。

個人的に関心したのか

首のデザインの解釈です。

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f:id:hiroban-ch:20200604022710j:plainオリジナルのデザインからは少し拡大解釈

された首ですがオーラバトラー独特の

内部組織がひしめきあった感じが

違和感無くリアルです。

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f:id:hiroban-ch:20200604023548j:plainさらにプラモ版では再現されていなかった

コックピットハッチも

ロボット魂版は当然開閉します。

マーベルのフィギュアが付属していれば、

さらに良かったんですが

残念ながら付属していません。

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f:id:hiroban-ch:20200604023930j:plainと言う事で今回はロボット魂版

オーラバトラーボゾンを

レビュー致しました。

「聖戦士ダンバイン」を見た事が無い人に

とっては特に前半のストーリー部分は???

な点が多々有った事と思います。

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f:id:hiroban-ch:20200604024356j:plainでも聖戦士ダンバインは富野監督の

作品の中では、かなり分かり易い部類の

ストーリーだと思うので

まだご覧になられていない方は

見てみては如何でしょうか?

OPは最高にカッコいいです。

さて次回オーラバトラーの

レビュー辺りからは物語後半に

登場する位の物が登場しそうですね~。

既にバストールはレビュー済みですから、

順番的にはレ○○○○ンと

言う事になりそうです。

それでは!!!