「真骨彫で・・・俺、参上!!!」
「最初から最後までクライマックスだぜ!!!」
今回ご紹介するのは貴重な
主人公ライダーの基本フォーム、
S.H.フィギュアーツ真骨彫製法
仮面ライダー電王 ソードフォームです。
正式には真骨彫製法 仮面ライダー電王
ソードフォーム/ガンフォームです。
この真骨彫電王は
ソードフォームとガンフォームにパーツ交換
で換装出来るギミックがあります。
当然今回の更新も2フォームをしっかり
レビューしようと思っていたのですが、
ガンフォームを撮影する時間が無くなり、
やむなくソードフォームとガンフォームは
別々のレビューにする事にしました。
今回はソードフォームだけを、
ガンフォームは次回レビューしようと
思っておりますのでご了承くださいませ。
「仮面ライダー電王」は
平成仮面ライダーの第8弾として
「仮面ライダーカブト」の後番組として
2007年1月28日から2008年1月20日まで
全49話が放送されました。
電王以前の仮面ライダークウガから
カブトまでの平成仮面ライダーを
振り返ると、大筋となるストーリー構成や
演出はシリアス路線の仮面ライダー
ばかりでしたが仮面ライダー電王は
ギャグ要素が強くバラエティ路線で
展開されたストーリーが印象的でした。
個人的に「仮面ライダー電王」と言う
作品を一言で振り返ると
「賑やかな仮面ライダーだったな。」
と言う感想になります。
作品を賑やかに華やかにさせたのは
間違いなく4人のイマジンの存在が
大きかったと思います。
イマジンの声には人気声優が担当された
と言う事もあり電王はこれまでの
仮面ライダーファンのみならず
仮面ライダーには特に興味の無かった
アニメファンも相当数流れ込んだとの事で
興業的にも随分成功を収めたようです。
劇場公開作品も平成仮面ライダー中、
最も多く作られたのではないでしょうか。
驚く事に今年2020年にも10年ぶりの新作
「プリティ電王とうじょう!」とか言う
新作が作られ公開が待たれています。
コロナの影響で4月公開予定だった物が
延期されているようですが。
電王の主役、野上良太郎を演じたのが今や
誰もが知る人気俳優の佐藤健さんと言う事も
語らない訳にはいかないでしょう。
クウガを演じたオダギリ・ジョーさん
響鬼を演じた細川茂樹さん
カブトを演じた水嶋ヒロさん
キバを演じた瀬戸康史さん
Wを演じた菅田将暉さん
フォーゼを演じた福士蒼汰さん
ドライブを演じた竹内涼真さん
名前を連ねるだけでも恐れ多い程、
平成仮面ライダー出身の超ビッグな
俳優さん達は多いですが個人的な印象
としてはその中でも佐藤健さんは
一番の出世頭なのではないでしょうか。
10年ぶりの映画公開等、今年何かと
話題の多い仮面ライダー電王ですが、
S.H.フィギュアーツの世界でも今年、
仮面ライダー電王は非常に熱い
盛り上がりを見せ始めております。
何と言っても今回ご紹介している
ソードフォーム/ガンフォームの発売。
2020年9月はイマジンに憑依される前の
最弱の仮面ライダー、電王プラットフォーム
がプレバン限定発売され
2020年11月には何と真骨彫モモタロスが
一般販売されます。
(う~ん、また予約出来なかった・・・)
現在公表されているのは以上ですが、
間違いなくロッドフォーム/アックスフォーム
も発売されるでしょうし
モモタロスが発売されるからには今後、
ウラタロス、キンタロス、リュウタロスも
当然出るでしょう。
ゼロノス、デネブも期待出来ます。
アーツ以外にプラモのフィギュアライズ
スタンダードのソードフォームも
今月6月30日に発売されます。
映画も公開予定ですし、何故今年は電王が
こんなに熱いんでしょうかね~。
それではそろそろ真骨彫製法
仮面ライダー電王ソードフォームを
レビューしていきましょう。
待望の真骨彫版 電王がついに
発売されましたが、初めて試作品の
参考出品が展示されたのが去年2019年の
魂ネイションだったと思います。
私は魂ネイションに行けなかったので
映像や写真でしか参考出品版を
見れませんでしたが、正直な感想としては
かなり微妙な出来だな〜と感じました。
微妙だな〜と感じた点としては主に2点。
顔が似ていなく小さい、足が太い点でした。
微妙と言うか、ハッキリ言わせてもらうと
「え?コレが真骨彫電王?似てないな〜」
とガッカリレベルな感想でした。
参考出品されていた電王はこんな感じです。↓
どうでしょうか?
恐らくこの写真を見た殆どの人が、
この電王の出来に
違和感を覚えたのではないでしょうか?
製品版で同じようなポーズをとらせたのが
↓の写真です。
よくま~、製品版でこのレベルまで
持って来てくれたと思いますが、参考出品を
見た時からかなり心配させられました。
とはいえ、この真骨彫電王ですが製品版でも
まだ賛否の声があがっていたりします。
主に顔が似てる、似てない点と
太ももが太い、太くない点です。
本物のスーツはどんな感じだったか
見てみましょうか。↓
目元が真骨彫よりも鋭い印象がありますね。
真骨彫版の顔のアップを見てみましょう。
う~ん、真骨彫版は巨大な複眼の
底の辺りの丸みが大きく
ややボテっとした感じはしますね。
スーツはもう少し複眼の底が鋭角で
左右の複眼も真骨彫版よりも
気持ち寄りぎみな気もします。
では太ももの太さはどうなんでしょうか?
実物スーツはこんな感じ。↑
真骨彫版は・・・こんな感じ。↓
ちょっと判りにくくてスミマセン。
巣立ちで比べてみましょう。
実物スーツはこんな感じ↑
真骨彫版は・・・こんな感じ↓
う~ん・・・こう見ると・・・確かに太い。
露骨に太く感じるのは太ももの
赤いアーマーが付いている付近が
異常に膨らんでいる気がします。
太もも裏のラインも少し気になるかな。
太ももの膨らみはやはり印象だけでは無く、
実際に高岩さんの当時のスタイルよりも
太いと思います。
どうしたバンダイさん。
ウィザード、キバ、オーズと誰もが納得する
最先端の真骨彫を次々と出してきて、
ウィザード、キバ、オーズを経ての
電王と言う事で、どんなパーフェクトな物が
出てくるのかと思いきや過去の
真骨彫アマゾンの時のような論争を
巻き起こす微妙な製品を出して来るとは。
私個人的な感想、意見としては
顔は全然OKです。
実物と見比べれば当然違いは有りますが、
印象としては真骨彫版の顔は全然OKで
十分電王の顔です。
だた、太ももに関しては・・・
見る角度によっては太すぎると思います。
やはりアーマー部分の前の出っ張りが
大きすぎます。
ただこの太ももの太さを許せる許せないは
考えても意味が無いと思うし、
許せないと思っても私自身、この電王を
太ももの太さが許せないから
売り払うかと言うと絶対に売りませんので、
売らないと言う事は自分の中で
許容していると言う事も言える訳で。
許せないからと言って太ももを
改造しようかとも思わないので
自分としては結局は許容するしかないと
言うのが答えですね。
ただバンダイさんへの素朴な疑問としては
「何故この太さになった?」とは思うし、
製品にする時に本当にこの太さでいいのか?
と言う2重3重のチェック体制は
働かなかったのか?
と言う疑問は感じましたね。
世間で議論が沸いていると言う事は
そう感じている人がそれなりに
居ると言う事ですからね。
凄かったウィザード、キバ、オーズの後に
登場したまさかの微妙な出来で登場した
真骨彫版の電王。
全体的な出来としては当然、
真骨彫クオリティとして十分納得出来る
物ですし、個人的には太ももの太さだけが
残念な所でしたので・・・あ!
気になるポイントがもう1点有りました!
そのお話は次回ガンフォームで
お話致しましょう。
それでは!!!