ヒロバン チャンネル

プレミアムバンダイのS.Hフィギュアーツ、ロボット魂等の商品レビューを致します。

Figure-rise Standard 仮面ライダークウガ マイティフォーム レビュー

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 「これ以上、誰かの涙は見たく無い!

みんなに笑顔で、いて欲しいんです!

だから見ててください!

俺の!!変身!!!」

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いよいよ今回、当ヒロバンチャンネルの

人気記事ランキングで常に上位に

ランクインしている人気ブランド

「フィギュアライズスタンダード」

の3体目のレビューをする時が来ました。

実は3体目はファイズにする予定でずっと

キットを作らずに置いていたのですが、

ぐずぐずしているうちにクウガが発売に

なったので、先にクウガをレビューする

事になりました。

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当ブログの人気記事ランキングで

絶対的王者に君臨しているのが

フィギュアライズスタンダードの

仮面ライダーW。

仮面ライダーエグゼイドも常に上位に

位置しています。

何故、Wのフィギュアライズが

ここまで人気なのか、

何故1位に君臨し続けられるのか、管理人の

私にも全く人気のからくりが判りません。

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しかし、フィギュアライズのエグゼイドも

上位に居続けている事を考えると、

やはりプレミアムバンダイの少々割高で

入手し辛いフィギュアーツ等の商品よりも

ノーマルバンダイから発売されている

プラモデルアイテムの方が断然買い易いし

敷居が低く、購入される絶対人口が

やはり違うのかな~とは思います。

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今回の記事も、Wやエグゼイドのように

人気記事になる事が出来るのでしょうか?

全ては今回ご覧頂く写真の出来と

この記事の面白さにかかっていると思うと

手が震えて震えて((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

な~んて事は無いですが、

多少プレッシャーはございます。

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それでは参りましょう。

「フィギュアライズスタンダード

仮面ライダークウガ マイティフォーム」

発売は2020年3月21日

価格は税込み3520円です。

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これまでフィギュアライズスタンダードの

仮面ライダーは2018年7月28日にビルドが

発売されたのを皮切りに2019年にファイズ、

ジオウ、ゲイツ、エグゼイド、Wと

少しつづ進化をしながら発売され、

2020年の一発目として満を持して

発売されたのが仮面ライダークウガです。

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今回フィギュアライズ版クウガを

組み立ててみて、

個人的に進化を感じた点は主に2点。

1点目はプロポーションの進化。

2点目は可動の進化。

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プロポーションの進化は過去の

フィギュアライズ仮面ライダーの中で

一番人型としてのプロポーションが

綺麗と感じました。

プラモデルの可動フィギュアが苦手とする

人間の曲線ラインが結構自然で、

可動する関節部分のシルエットも極力

不自然にならないように工夫されています。

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ここで過去にレビューしたフィギュアライズ

を並べて比較してみましょう。

如何でしょうか。

正面での比較はクウガとエグゼイドは凄く

自然で好印象、Wはチョット

不自然さを感じます。

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斜めから見比べてみましょうか。

やはりクウガが一番自然なプロポーションで

次にエグゼイド、最後がWでしょうか。

Wは少し股関節付近に違和感を感じます。

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プロポーションが違和感無く

自然なシルエットに仕上がっているので

ポーズをとらせた時のシルエットも

自然に決まるんですよね。

クウガを印象付けるポーズがいくつか

有りますが全て綺麗に決まります。

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但し、いくらプロポーションが綺麗でも、

それだけではポーズは美しく決まりません。

2点目の進化ポイントが可動です。

可動に関してはプロポーション以上に

過去のフィギュアライズから

明確に進化しています。

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明確に可動の進化が判るのがつま先です。

まだ私は全部のフィギュアライズ

仮面ライダーを組んだわけでは無いですが、

恐らくつま先の可動を実現させたのは

このクウガが初ではないかと思います。

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このつま先の新規可動は間違いなく

マイティキックを決めた後に着地した

クウガの特徴的な着地ポーズを

自然にとらせれるようにと

設計されたからだと思います。

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やはりこの上のポーズが自然に決まるか

決まらないかは左足のつま先が曲がるか

曲がらないかで全然変わって来ると

思いますし、このポーズのとらせ易さは

真骨彫クウガよりもポーズ付けが容易です。

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そしてクウガの最も代表的な上のような

腕を前に持って来るような

ファイティングポーズも肩に仕組まれた

隠し関節がグっとせり出してくるので

(写真下)自然にポーズが決まります。

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そんな自然なプロポーションと広い可動を

実現したフィギュアライズ

仮面ライダークウガですので

写真を並べてファイティングポーズから

マイティキックを決めるまでを

再現してみましょうか。

それではスタート!

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如何でしたか?

それっぽくなっていましたでしょうか?

ちょっと着地ポーズがもう少し

オーバーアクションでも良かったと

いささか反省点があるんですが、

ま~許してください。

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今回、非常に良い出来で満足度が高い

クウガのフィギュアライズですが、

実は想定もしていなかった所に落とし穴が

潜んでいました。

それがパーツの強度に関してです。

下の写真をご覧ください。

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判りますか?パーツが割れていますよね。

しかも両手に複数個所。

組立ての際、赤い腕パーツに

金メッキのパーツを差し込むんですが、

特別強い力を入れている訳でも無く

気付いたらこんなに複数割れていました。

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何故気付いたかと言うと今回全身に

スミ入れを施していますが、

大胆にスミ入れをした後に溶剤で余分な

部分をふき取る作業をしていた時、

いくら拭いても腕の部分の余計な黒い線が

消えないのでよく見てみると割れた部分に

墨が流れ込んでいたので判った訳です。

それともう1点、アークルです。

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バックルの両端が欠損しているのが

判りますか?

ここも非常にもろくて、ベルトの

左右リント文字のパーツに

バックルを前からはめるんですが、

ここも大した力は入れていないのに

向かって左のパーツが割れて、

今回の撮影中にポーズを変えている最中に

向かって右の部分も割れてしまいました。

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なので写真によってはバックルが割れる前に

撮れている写真もあります、

上の写真もそうですね。

これだけパーツがもろいのはちょっと

問題有りですね。

何が原因なのか。

私の乱暴な点も有るかもしれませんが、

パーツの部分的な薄さか、

プラスチックの強度に不具合が有ったのか?

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正直もう一体、買い直そうかとも

思いましたがこのモロさは買い直して

作り直しても、同じ事が起きるかも知れない

と思って一旦思い留まりました。

これからこのフィギュアライズのクウガを

購入される方は沢山おられると思いますが、

私の経験上、腕パーツとアークルの両端は

かなり慎重に組み立てて頂いた方が

良いと思います。

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製品の出来は素晴らしいのに、

水を差すようなまさかのパーツのモロさ。

本当に想定外で意外な残念ポイントでした。

それでは最後に真骨彫版クウガと並べて

比較してみましょう。

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並べてみると、

ビックリする位に違うこの両者!

え!、こんなに違うの!と私も驚きました。

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サイズの違いは無視するとしても

今回の撮影でフィギュアライズ版を

見慣れていたせいか、

真骨彫クウガを並べると、真骨彫版に

違和感を感じる自分が居ました。

しかし冷静に見比べるとやはり真骨彫版が

本編スーツに近く、フィギュアライズ版

の方がデフォルメされている感じです。

しかし顔1つとっても同じバンダイが作った

同一キャラクターの商品でもここまで

違うかって位、全然違うのも面白いですね。

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と言う事で今回は久しぶりに

フィギュアライズスタンダードの

3回目と言う事で仮面ライダークウガ

マイティフォームをレビューさせて

頂きましたが如何でしたか。

今回は過去2回のレビューのような

アーツ写真と同じポーズの写真を並べて

ご紹介と言うスタイルをやめて、

自由に写真をちりばめて紹介しました。

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さて今回のフィギュアライズ版クウガも

人気記事に君臨する事が出来るでしょうか?

今回はクウガと言えば的なうんちく話は

排除して製品レビューに徹した

スタイルをとりました。

次のフィギュアライズの新製品は電王です。

発売予定は6月30日になっていますが、

コロナの影響でどうなるか

ちょっと判りませんね。

さて次回はツイッターで告知しましたが、

本日18日に送られて来たアレを

最速レビューしようと思います。

何かを知りたい方はツイッターを 

ご覧ください。

それでは!