「言っておくけど、僕は君よりもずっと前から、通りすがりの仮面ライダーだ。」
「士、見ていたまえ、コレが僕の戦い方だ!」
皆様、ようこそお越しくださいました。
今回ご紹介するのはS.H.フィギュアーツ
真骨彫製法 仮面ライダーディエンドです。
仮面ライダーディエンドは
「仮面ライダーディケイド」第10話の
ファイズの世界で初登場した2号ライダーで
変身するのは海東大樹。
海東としての登場は第9話からで、謎の青年
っぷりをアピールしもっての登場でした。
性格はニヒル、キザ、自信家で、この嫌な
性格3拍子を連想すると仮面ライダーカブト
の天道総司が頭をよぎりますが、あちらは
おばあちゃんから教わった主人公らしい
正義感が根っこにありましたが、こちらは
2号ライダーと言う事で正義感や責任感が
全く無いので、たちが悪いです。
全くもって神出鬼没、何を考えているのか
全然判らない、ただ単に己の欲望、
世の中の本物の「お宝」を求めて
ライダーの世界を渡り歩いている。
ディケイドとは時には味方、時には敵。
ま~平成仮面ライダーには結構出てきそうな
タイプのサブライダーではありますけどね。
ただ節目節目、要所要所でカッコイイ所や
良い奴っぷりを見せたりするので、単なる
嫌な奴と言う印象が残らないキャラクター
なんじゃないでしょうかね。
「憎みきれない、ろくでなし」
って感じでしょうか。
アカン、ネタが古すぎる(汗)
ま~とにかくこのディエンド、ディケイドに
登場する2号ライダーと言う事で、
反則な程に何でも有りのディケイドと同様、
優遇されすぎやろ~って位に何でも有りで
過去の2号ライダーの能力が全て使えます。
ディエンドライバーに
カメンライドカードを装填する事で
これまでの2号ライダーを自由に
召還して戦わせる事が出来ます。
しかも一度に何人も。
これはアカンでしょう。
戦い方としては究極の反則行為でしょう。
ウルトラセブンのモロボシダンでさえ、
カプセル怪獣を登場させる時は
1体づつ使っていたのに。
しかも全く弱っちい全然役に立たない
カプセル怪獣を。
さらに言うなら主人公ライダーのディケイド
でさえ他のライダーの能力を使う時には自ら
ライダーに変身して己の肉体で
戦っていたじゃないですか!
それをディエンドは何ですか!
他に2号ライダーを召還させて、
自分は高見の見物ですか~!
ま~でもね、その反則っぷりで豪快な戦い方
がディエンドの魅力でもありますよね。
さらにズルイと思うのは、これはディケイド
も含めてですが平成10作品目のディケイド
ですから過去の9ライダーの能力が使える
ってのは納得出来るんですが、ジオウにまで
半レギュラー出演して平成第2期ライダーの
能力もネオドライバーで使えるように
なっているってちょっとやり過ぎでしょう。
いくら本編が31話で終了した
不遇の作品だったとは言え、
いくら物語り後半で戦隊が登場したり、
最終回での変な終わり方を強いられたり、
滅茶苦茶な作品として
世間に認知されてしまったとは言え、
これは製作スタッフのディケイドに対する
懺悔のつもりなんでしょうか。
ちょっと優遇されすぎですよね。
他の平成ライダーが怒って来ますよ~全く。
ひょっとして次の節目の令和10作品目にまで
優遇されて登場して30ライダーの能力が
使えるとかなったら
「怒るでしかし!」※横山やすし風に・・・
古!!!
ディエンド登場の第10話ですが
驚いたのが仮面ライダーオーズのアンク役
三浦涼介氏がゲスト出演されていましたね。
ラッキークローバーのリーダー
百瀬役で、ハッキリ言って悪役です。
オルフェノクになって最後は
ディケイドに倒されていました。
そうかアンクちゃん、グリードになる前は
オルフェノクだったのか。
当然ディケイド本放送の時はオーズは
存在していないので三浦氏を意識する事は
無かったですが、数年前のCS放送を
観ていたら「あれ!アンク出てるやん!」
と少しビックリしました。
さてデザインに少し触れておきますと、
ディケイドのデザインモチーフはご存知
バーコードですがディエンドは
そのデザインモチーフをさらに色濃く
反映させた感じで、顔から肩、胸にかけては
もうほとんど縦ラインだらけで個人的には
ディエンドのデザインはあまり
カッコ良いとは思いませんが
何故かディエンドって人気有るんですよね。
それでは今回のメインアイテムであります
真骨彫製法の仮面ライダーディエンドを
見ていく事に致しましょう。
この真骨彫ディエンドは発売の経緯が
少し特殊で元々この商品は2019年秋に
開催された魂ネイション2019のイベント
記念限定商品として発売されたのですが、
購入出来る権利としては
会場受け取り制の為に会場に来れる人でしか
予約して買う事が出来なかったんですよね。
2019年10月25日~27日の魂ネイション2019
の会場に行けた人は先行購入出来た訳ですが
私は関西人ですので、そうやすやすと
会場には行けず会場購入は出来なかった
訳でありますが、バンダイさんは会場に
来れない人への救済措置として
魂ウェブ商店での受注も開始してくれたので
ウェブ受注組は約半年遅れの2020年5月18日
の発送で入手出来た訳です。
価格は税込み7700円です。
パッケージは通常の真骨彫パッケージに
魂ネイション2019記念の帯箱が巻かれた
少し豪華な仕様になっておりました。
真骨彫ディエンドの基本素体は当然、
真骨彫ディケイドとなりますが、
2016年2月に発売されたディケイドから
約4年も経過してのディエンド発売ですが、
ディケイドの完成度が
4年前の時点でとても素晴らしく、
完成されきった出来でしたので、
その素体を使ったディエンドの出来が
悪い筈がありません。
可動フィギュアとしては相当リアルに
仕上がっていてディケイド、ディエンドって
足アーマーが完全に足を覆い隠しているので
他のライダーに比べて足のシルエットが
太めなんですが、足の太さが
とにかく絶妙です。
スーツと比較してみましょう!
本当に足の太さを始め、スタイルが太すぎず
細すぎず絶妙なバランスだと思います。
スーツと比べてシワ感が足りない印象は
有りますが個人的にはソコはあまり
気にならないかな。
ジオウ登場の後で発売された事で、ジオウで
使われていたネオディエンドライバーが
付属された事は待った甲斐が有ったって位、
喜ばしい事ですね。
可動に関してもゴツゴツした胸と肩アーマー
のデザインが邪魔をして動かし辛そうに
見えるんですが全然そんな事は無くて
全体的に可動範囲は十分広いです。
あとは特筆すべき点としては付属している
ライダーカードの小ささと精密さです。
どうですか!
この小さい中のプリントの精密さ。
このカードを見て思ったのは、やっぱり
仮面ライダーギャレンは2号ライダー
だったんだ~て事を思いました。
先日も人気ユーチューバーさんが
「仮面ライダーブレイド」の
2号ライダーはギャレンか!カリスか!の
永遠の論争をネタにされていましたので、
改めてそう感じました。
そんな訳で今回は真骨彫製法の
仮面ライダーディエンドを
レビューさせて頂きました。
2016年2月に真骨彫ディケイドが登場して
早4年・・・。
まだかまだかとささやかれ続けていた
真骨彫ディエンドが満を持しての登場と
なりましたが、待った甲斐が有ったと言える
出来になっていたのではないでしょうか。
ディケイドはオリジナルの登場キャラクター
が少なく真骨彫アイテムも当然
少ないですが、遂にディケイドの
コンプリートフォームの発売が
決定しましたね。
2021年3月発売、只今、
魂ウェブ商店にて予約受付中です!
コレは買うしか無いでしょう!
下のバナーから入って頂けると嬉しいです。
それではまた!!!