ヒロバン チャンネル

プレミアムバンダイのS.Hフィギュアーツ、ロボット魂等の商品レビューを致します。

S.H.Figuarts 仮面ライダーバルカン アサルトウルフ レビュー

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「俺がやると言ったらやる!!俺がルールだっ!!!」

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皆様ようこそお越しくださいました。

少し更新が空いてしまいました。

本当は先週末にUPする予定だった今回の

アイテムですが、ここ最近の仕事の激務で

1週遅れとなってしまいましたが、

今回ご紹介するアイテムは前回の

シャイニングホッパーに引き続き

「仮面ライダーゼロワン」から

S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーバルカン

アサルトウルフです。

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 アサルトウルフは仮面ライダーバルカンの

中間パワーアップ形態で初登場は

第14話「オレたち宇宙飛行士ブラザーズ」

からです。

変身者は当然A.I.M.Sの隊長 不破諌で

エイムズショットライザーと

アサルトウルフプログライズキー

を使って変身します。

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先日レビューしたシャイニングホッパー

初登場のエピソードのすぐ後に登場する

事になりますが、シャイニングホッパーの

時のようなエピソードの根幹に関わってくる

必然とした登場では無く

平成仮面ライダーにありがちな、

そろそろパワーアップさせておくか的な

必然性の無い登場が少し残念ではあります。

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 とは言え、第15話「ソレゾレの終わり」

では見事、滅を倒した訳ですから十分

パワーアップした甲斐は

有ったと言えるんでしょうね。

第14話にて覚醒して誕生した

仮面ライダー雷に対して交戦する

ゼロワンとバルカンですが、

雷の強力な攻撃に全然歯が立たず

雷の攻撃によって不破と或人は変身が

解除されてしまいます。

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 その頃、復活したアークの力によって

滅亡迅雷しか使う事が出来ない

アサルトウルフプログライズキーが

生み出されてしまいます。

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一方、或人と不破は雷の攻撃で変身が

解けましたが或人はもう一度力を振り絞り

シャイニングホッパーに変身し、

雷に挑みますが体力が底をつき

シャイニングホッパーに変身した事による

バックファイヤーが襲い掛かります。

絶対絶命のゼロワンの元へ

新兵器を持ったイズが駆けつけます。

衛星ゼアが作り出した

オーソライズバスターです。

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バスターを雷に目がけ放ったゼロワンは

一定のダメージを雷に与えたものの

バスターを放つ際の衝撃が相当大きく、

後に倒れこんでしまいます。

そこへアークが作った

アサルトウルフプログライズキーを

持った滅が迅にキーを渡そうとします。

滅「迅、新しいプログライズキーだ。」

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一度はキーを受け取った迅ですが、

最後の力を振り絞ったゼロワンが

オーソライズバスターを

雷と迅に目がけてぶっ放します。

その衝撃で迅はキーを落としてしまいます。

落ちたアサルトウルフプログライズキーは、

コロコロと転がり、変身が解除されて

手出しが出来ていなかった

不破の目の前に転がってきました。

キーを手に取りキーを眺める不破。

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不破「何でウルフのキーをお前が持ってんだ。」

迅「返せ、それは僕のだ!」

不破「いや!ウルフと言えば、俺のモンだろ」

滅「無駄だ、それは滅亡迅雷.netでなければ使えない。」

不破「俺がヤルと言ったらヤル!俺がルールだ!!!」

或人「無理だ!逃げろ!」

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不破「笑いなんていらねんだよっ!

俺に必要なのは!怒りだ!!!

デイブレイクのあの日から、

俺は怒りで今日まで生きて来た!

滅亡迅雷.netをぶっ潰す!それが俺の

すべてだぁぁぁぁぁ!!!!

うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

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いつものあの調子でキーをこじ開ける不破。

エイムズショットライザーにキーを装填して

見事、仮面ライダーバルカン

アサルトウルフが誕生しました。

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迅「なんで変身出来るんだよ。」

雷「俺にまかせろ。」

雷VSアサルトウルフとなったバルカンの

戦いが始まりましたがパワーアップした

バルカンの戦闘力は凄まじく

雷の攻撃を全く受け付けません。

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最後は或人から受け取った

オーソライズバスターを

雷にぶっ放し見事、雷を倒しました。

しかし・・・

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変身を解除した不破は口から吐血し、

苦しみながら消えていきました。

アサルトウルフプログライズキーは使用者に

対して相当な負担がかかるようです。

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そして物語の1つの区切りとなる第15話。

不破と唯阿率いるA.I.M.S部隊と滅亡迅雷の

迅と滅との決戦が描かれます。

そこへ或人のゼロワンも加わって

総力戦となります。

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しかしこの構図、ズルいと思いません?

ゼロワンとバルカンは

中間パワーアップ形態、

滅と迅は初期状態ですよ。

滅亡迅雷勢は明らかに不利ですよ。

ま~現場ではそんな事お構い無しで

滅亡迅雷の二人をズタズタに

いじめのようにやっつけます。

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最後はバルカンが迅に対して

浴びせようとした必殺の

マグネティンクストームブラストフィーバー

と言う空中回転ライダーキックを何と

滅が迅を瞬時に跳ね飛ばし自分が

身代わりとなって、くらってしまいます。

滅は爆発して戦闘不能となり

バルカンは勝利しました。

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戦闘が終わり、変身解除した不破は勝利を

喜ぶもまたしてもシューティングウルフに

なった事による負荷で吐血し

苦しい中での勝利となりました。

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しかし何故、滅亡迅雷.netでしか使う事の

出来ないアサルトウルフプログライズキーを

不破が使えたのか?

不破の脳内には滅亡迅雷.netの亡(ナキ)の

人工知能チップが仕込まれている事が後に

判明しますが不破=亡=滅亡迅雷.net

と言う事のようですね。

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それにしてもアサルトウルフ登場の

14話、15話でも相変わらずの

不破ワールド全開で怒り爆発に

吠えまくっていましたが、

アサルトウルフよりパンチングコングの

形態の方がお似合いのような・・・

ウルフと言うよりキングコングですな(笑)

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しかし何と言っても不破が滅亡迅雷に復讐を

燃やす過去の記憶が全て

亡のチップを埋め込まれた

事による嘘の記憶だった点が

不破のズッコケエピソードでしたよね。

チップを埋め込まれる前の人生を唯阿に

「普通過ぎてつまらん」

と一蹴される程、不破の人生って実は

ごくごく平凡だったんですね(笑)

いや~、実に不破らしい!

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さてそれでは後半戦、行きましょう。

改めて今回ご紹介するのは

S.H.フィギュアーツ

仮面ライダーバルカン アサルトウルフです。

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プレミアムバンダイ

魂ウェブ商店予約限定商品で

発売発送が2020年11月17日

価格は税込み6600円です。

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箱は毎度のプレバン限定特有の

透明窓の無い中身が見えないタイプです。

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中身は安定のゼロワンアーツと言う事で

情報量の非常に多いアサルトウルフの

複雑なディテールを見事に再現しています。

どの程度スーツを再現出来ているのか

ちょっと比較してみましょうか。

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↑当然右がスーツ、左がアーツですが、

こうやって比較してみると

結構違うモノですね~。

スーツはもっとボテっとした印象ですが、

アーツは少しスマート過ぎるかな。

あれ?シューティングウルフの時はもう少し

再現性が高かったような記憶が

あったんですがシューティングウルフと

並べてみましょうか。

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やはりシューティングウルフの方は

ボテっとしてる感じがしますね。

目の錯覚なのか、実際のスーツ感としては

やはりシューティングウルフの方が

有る気がします。

アサルトウルフは少しスマートに

デフォルメされていて造型の情報量や

緻密さは文句無しですが再現性としては

もう一息と言った所でしょうかね。

あくまで個人の印象ですが。

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しかし撮影の為にポーズを色々とらせていて

思った残念ポイントとしては大きく3点。

3点は結構多いかも知れませんね。

1つは可動範囲が色々と狭い。

特に足首の可動範囲の狭さは見た目以上に

狭く激しいポーズをとらせても、

設置性が悪いです。

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ひじ関節も↑のように90度行くか行かない

程度しか曲がりませんし肩も大きく脇を

上げられません。

無理に大きく上げると肩アーマーが

はじけ飛びます。

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そして次の残念ポイントは

デザイン上仕方が無いのかも知れませんが

手首パーツの交換がわずらわしい点です。

交換手順はこうです。

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この状態から↑

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黒いアーマーを外し↑

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手の平を巻いているバンドを外し↑

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手首を交換して逆の手順で戻します。↑

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この不満は普通にケースに飾って、

たまにポーズを変えて楽しむような

遊び方をされる人でしたら

全然不満にはならないかもしれませんね。

ただ私の場合、この撮影の為に色々と

ポーズを短時間で変更を繰り返す事を

しなければいけなかったので

正直、「イラッ」としました。

しかも今回のアサルトウルフは

手首交換も結構硬くて1回1回

苦労したので意外と大変でした。

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そして最後の残念ポイントとしては

イメージカラーの青色が絶対的に薄い。

比較写真と比べてもらったら一目瞭然だと

思いますが、スーツのアサルトウルフは

もっと青が深くてダークなんですよ。

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もちろんシューティングウルフよりは

深くなってはいますが

まだ深さが足りないですね。

そしてツヤ感ももう少し欲しいですね。

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今回、結構不満点を多く書いたので

厳し目のレビューのように

なってしまいましたが総評としては

そんな悪い出来では無いし個人的には

気に入っているアーツではあります。

しかし上でも書いた通り、

再現性としてはイマイチな感じはします。

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皆さんはどう言う印象でしょうかね。

それにしてもゼロワンアーツも少しづつ

レビューが増えてきましたが、何か

すっとばしてるキャラが1点ありますね(笑)

当然自覚はしているんですけどね。

この状況を新日本プロレスの実況を

していた頃の古館伊知郎さんが

初代佐山タイガーマスクVS小林邦明戦での

実況で小林がタイガーのマスクを剥ぎに

かかっている時の実況のように

語ってみましょうか?

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古館「おおっとコレはいけない、まだレビューの済んでいない迅選手が体をさらして登場させられてしまっております!コレはバルカン選手の反則行為だ!

しかもフィギュアの最も大切な顔までほぼさらされてしまっております!」

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古館「レビューされると言う事はアーツにとってはデビュー戦であります!

そのデビュー戦すら済んでいないアーツが同期のアーツのゲスト出演でしかもヤラレ役で登場させられると言うのはアーツにとって何よりも屈辱的な事で有ります!!!

コレはいけませんね~山本さ~ん!」

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山本小鉄「そうですね~、しかも迅選手殆ど顔が出ちゃってますからね。

これは迅選手悔しいでしょうね~。」

古館「そうですよね~、これは一刻も早くヒロバンコミッショナーに迅選手のデビュー戦を組んでもらわないと迅選手が可哀想であります!」

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そうですよね、自覚はしているんですけど、

何故迅がすっ飛ばされてるのかと言いますと

5人のオープニングポーズをとらせるのが

ちょっと面倒だな~と感じているからで

ありまして深い意味はございませんよ。

やっぱYouTubeや他のブログでも

迅のアーツをレビューしてる人は皆、最後に

5人のポーズをとらせてるでしょ(笑)

お約束のようにね。

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あれ面倒臭いんすよ(笑)

ま~そのうちやりますね迅・・・。

その前にアサルトホッパーやサウザーを

先にレビューしたりして(笑)

いや、むしろその可能性の方が高いかも!

それではまた!!!