「最後まで諦めちゃ駄目だ!!!」
皆様、ようこそお越し下さいました。
今回ご紹介するのは
S.H.フィギュアーツ真骨彫製法
仮面ライダーオーズ タマシーコンボです。
2011年4月1日に劇場公開された
「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」
当時最新の平成ライダーだったオーズと
根強い人気の電王、そして昭和ライダー
代表として1号、2号をメインに
繰り広げられた平成仮面ライダー映画
でしたが、作品の中でのみ登場した
劇場版オリジナルコンボが
仮面ライダーオーズ タマシーコンボです。
タカ・イマジン・ショッカーの3つの
コアメダルから誕生したタマシーコンボ。
頭部は当然タカヘッド。
腕部がイマジンアームで
両肩には特徴的なオレノツノを装備。
脚部は金色が特徴的なショッカーレッグ。
私はこの映画、当時劇場に足を
運んではいませんがレンタルDVDで観た
記憶はありましたが、正直内容は
すっかり忘れていました。
唯一覚えていたのは劇中に
キカイダーゼロワン、キカイダー、
イナズマン、ズバットの4ヒーローが
突然現れたと言う事だけでした。
なのでタマシーコンボが登場した時の事
なんか覚えている訳も無く、
「そんなコンボ登場してたっけ?」
てのが正直な記憶でした。
子供の頃、夢中になった作品はしっかり
覚えているのに、オッサンになってから
ボーっと観た作品は見事に頭から
抜け落ちているんすよね。
しかし今回せっかく真骨彫製法で
タマシーコンボが発売され、
レビューする機会を与えられたんですから
唯一の登場の舞台となった劇場版を
抜け落ちた記憶のままレビューするのは
許されないって訳でamazonプライムで
しっかり観させて頂きましたよ。
作品の感想としては、かなり面白かった。
ストーリーとしては1971年と2011年を
行ったり来たりするタイムスリップ物
ですが、話がしっかりと練り込まれていて
緻密でスリリングな反面、平成ライダー映画
ならではの全ライダー総登場の豪快感や
爽快感も当然多く有り、見応えたっぷりの
1時間半で、そこには全ライダー登場に
細かい説明等は一切不要の説得力があり、
さすが仮面ライダー生誕40周年記念作品
にして東映創立60周年の記念作品
だけの事はありました。
とにかくキャスティングが豪華!
1号、2号、V3には本物の本郷猛、
一文字隼人、風見四郎である藤岡弘、
佐々木剛、宮内洋さんが
声の出演をされていて、もうそれだけで
古いおっさん世代には涙物です。
やはり本物の役者さん以外の声で「とぅ!」
とか言われても一気に偽者感が出てしまって
作品に没頭出来ない所って
有るじゃないですか。
さすがにオールライダーなんで全ての
仮面ライダーをオリジナルキャストで揃える
のは不可能ですが今回の劇場版の主要キャラ
である1号、2号を藤岡さんと佐々木さんが
担当されたのはファンとしては最高です。
それにしても特に藤岡さんて、
どうしていつまで経っても若々しく、
お声も全然変わられないんでしょうか?
作品中でも昔のお声と全然
変わっていないんですよね。
佐々木さんと宮内さんは少しお声に年季を
感じましたがやはりお三方ともに
本物の重みを十分感じさせて頂きました。
宮内さんはズバットも演じられていたので
本作でのズバットが登場した際も
本物の声で「ズバっと怪傑」と
サプライズをされていました。
そしてショッカー首領の声にも本物の
納谷悟朗さんが声を当てられていた点も
今となっては2度と実現出来ない貴重な
ご出演となりました。
さらに、ささきいさおさんも
ご出演されていましたね。
平成ライダー組としてはWから
桐山漣さん菅田将暉さんが変身シーンだけの
為に友情出演されていたのも驚きました。
そして今回のレビューの主役である
タマシーコンボはいつ登場するのか?
オーズ達はショッカー首領と対決して
いましたがライダー総がかりでも
歯がたちませんでした。
同じ頃、1号2号はショッカーグリードと
対決をし、見事倒した事によって爆発した
ショッカーグリードからショッカーメダルが
飛び出て、アンクはそれを手に入れる。
さらにアンクは電王から
「お前のコアメダルもよこせ。」と電王の
体からイマジンメダルを抜き取ります。
※この辺の流れは強引で設定的に無理やり感を感じましたが。
イマジン・ショッカーのメダルを
手に入れた事により
「タカ!・イマジン!・ショッカー!」
「タマシー!タマシー!タマシー!ライダァァァー魂!」
そして誕生した
仮面ライダーオーズ タマシーコンボ。
変身後すぐさま必殺技「魂ボンバー」を
ショッカー首領に食らわせ、
首領を吹き飛ばしました。
以上でタマシーコンボの出番は終了・・・
あまりにも短い登場時間・・・。
て訳でタマシーコンボの登場時間を
計ってみました(笑)
計測の結果・・・約45秒でした、短!!!
正直、もう少し活躍の場面が
見たかったですし、コレでは作品を
観直すまでタマシーコンボの活躍を
思い出せなかったのも
無理無いな~て感じですね。
この作品、遠い昔に聞いた事のある
懐かしいフレーズが度々出てきたりします。
ショッカーを倒した直後に、オーズと電王に
向けてどこからともなく響いてくる声。
1号「再びライダーが揃って戦う日まで、全ては君達の力にかかっている。」
2号「頑張るんだ!仮面ライダー!」
V3「私達は、ずっと見守っているぞ!!!」
この台詞は間違いなく、
[仮面ライダーV3]の第2話であり
[仮面ライダー]からの通算第100話にあたる
「Wライダーの遺言状」でのフレーズです。
さらに
「今こそ仮面ライダーの全エネルギーを結集させるんだ!」
これも聞き覚えのあるフレーズです。
ストロンガーの最終回、ZXのスペシャル番組
で聞いたような記憶があります。
要するに子供だけでは無く昭和ライダーを
観て育った親世代にも楽しんでもらう為の
要素が随所に散りばめられているのが
エンタメ性高くて素晴らしいと思います。
既にこの映画から現在で10年近くが
経過していてオーズも10周年を迎えます。
って事はアギトが20周年か・・・
恐ろしく時間の経過が早く感じる・・・。
さてそれでは後半戦に突入しましょうか。
改めて今回ご紹介するのは
S.H.フィギュアーツ真骨彫製法
[仮面ライダーオーズ タマシーコンボ]です。
このアイテムの発売経緯は以前ご紹介した
仮面ライダーゼロワン シャイニングホッパー
の発売経緯と全く同じであります。
2020年11月6日から11月8日まで
オンライン開催された「魂ネイション2020」
の開催記念アイテムとして
シャイニングホッパーと共に用意されたのが
この真骨彫製法タマシーコンボです。
ですのでシャイニングホッパーと一緒に
9月14日に事前予約をして
手に入れた商品と言う事ですね。
商品が送られてきたのが11月5日でした。
価格は税込み7150円です。
魂ネイション記念商品と言う事で商品箱に
スリーブが巻かれてあります。↑
スリーブを抜くといつもの
真骨彫の箱が出てきます。↑
中身を取り出すと安定の
真骨彫オーズアイテムの高い完成度の安心感
とタマシーコンボならではのお遊び感満載の
シルエットが目を引きます。
まずはオーズの特徴的な
オーラングサークルを見てみましょう。
上がタカ、中がイマジンですが
実際はモモタロスですね。
下がショッカーと言う事ですが
上のタカと、どこか似ています。
特徴的な両肩の「オレノツノ」↑
[MOMO]と読み取れる模様が描かれています。↑
腕部にも[MOMO]と読み取れる模様が。↑
ちなみに付属のコアメダルの大きさがこんな感じです。
実際のスーツと比較するとこんな感じです。↑
当然、右がスーツで左がアーツです。
再現性は相当高い事は間違いないですが、
一番気になった点は真骨彫オーズ
全てに言えますがオーズドライバーに
コアメダルを装填すると
メダルが全く目立たなくなるんですよね。
コアメダルの塗装をクリアで塗らずに
裏から普通にソリッドカラーを
塗っておいてくれたら良かったのに
と思ってしまいますが、
自分で塗る勇気は無いんですよね。
私、小心者ですから・・・。
タトバコンボとも比較してみましょう。
基本フォームなだけ有ってまとまっている
タトバコンボに比べてタマシーコンボは
派手なシルエットで遊び心があります。
眼が何故かタトバよりもタマシーの方が
明るく綺麗になってます。
タマシーコンボの下半身は既に発売済みの
タジャドルコンボの赤い部分をゴールドに
塗り替えただけの物となります。
真骨彫オーズと言えば
コンボチェンジギミックが有ります。↑
色々と亜種コンボを
試してみたかったんですが時間の都合で
1種類だけ試してみました。
私の一番のおススメ、
超カッコいい亜種コンボです。
・
・
・
超ダッセー!!!(笑)
これ、クワガタ・イマジン・チーターで
「ガタマター」
ですかね・・・(笑)
なんちゅう名前や。
皆さんも超ダサいコンボに
チャレンジしてみてください。
真骨彫オーズも結構色々なコンボが
発売されて、この記事を書いている時点で
発売されているのが
●タトバ
●ガタキリバ
●ラトラータ
●タジャドル
●タマシー
●そして先日プレバンから
送られてきたシャウタ。
既に6コンボも発売されたので、相当多くの
亜種コンボの組み合わせで遊べますね。
と言う事で今回は
S.H.フィギュアーツ真骨彫製法
[仮面ライダーオーズ タマシーコンボ]
をレビューさせて頂きました。
魂ネイション2020限定アイテムと言う事で
あくまでオマケ的要素の手抜きアイテム
ではないかと思ったりもしましたが、
とんでもない、非常に存在感のある
アイテムで買って満足の一品となりました。
さて皆様、タイミングとしては今回が
年内最後のレビューになるかと思います。
2020年、今年一年もヒロバン チャンネルを
ご覧頂き本当にありがとうございました。
仕事が本当に忙しく、
更新回数も減りがちではありましたが
私自身、1回1回のレビューを大切にしたい
気持ちはどんどん大きくなり、
1回のレビューにかける時間が
どんどん増えてきた1年ではありました。
そんな時間が無いのに時間がかかると言う
ジレンマに苦しみながらやってきた
1年間でございました。
来年もこんなジレンマに苦しみながらの
活動になると思いますが、
何回か言ってきています基本スタンス、
[古いアーツでもまた見たくなる息の長いレビュー]
[アーツを持っていない人でも楽しめるサイト]
このポリシーは守っていこうと思います。
通勤時間、休憩時間、ご自宅での
ゴロついてるちょっとした時間に
ふと立ち寄って頂けるサイトをこれからも
目指していきますので
来年もよろしくお願い致します。
コロナ渦の辛い世の中ではございますが
皆様、良いお年をお過ごしくださいませ。
ヒロバン チャンネル管理人 : ヒロバン