「ファンガイア、その命、神に返しなさい。」
皆様ようこそお越し下さいました。
フィギュアライズスタンダードの
アギトが発売されましたね!
皆さん買われましたか?
私は当然買いましたよ!
また積みプラが1個増えてしまいましたよ。
っと言うのは冗談で、今はまだ組み立てて
いないので確かに積まれていますが、
このアギトはすぐに組む予定にしています。
しかし出来の良さがヤバイですよね。
フィギュアライズスタンダードのアギトは
近いうちにレビューしたいと
思っておりますのでご期待くださいませ。
本日ご紹介するアイテムは
S.H.フィギュアーツ真骨彫製法
仮面ライダーイクサです。
仮面ライダーイクサは「仮面ライダーキバ」
に登場する2号ライダーの位置づけで
初登場は第9話
「交響・イクサ・フィストオン」からです。
イクサはファンガイア討伐を目的として
作られた民間団体「素晴らしき青空の会」
が作ったパワードスーツで
通称「イクサシステム」と呼ばれます。
第9話で初登場したイクサは主人公、
紅渡の時代2008年の現代に会のメンバー
「名護啓介」が変身して登場しました。
しかしイクサシステムは22年前の1986年、
渡の父である紅音也の時代に既に
完成されていました。
1986年版のイクサが初登場したのは
第11話からでした。
イクサシステムが一応の完成をして
初変身者として選ばれたのは
ウルフェン族・ガルルの人間態である次狼。
(斬鬼さんですよね。)
その後、次狼からイクサナックルを
奪い取った音也がイクサの主な
変身者となりました。
音也以外にも麻生ゆりや
ライオンファンガイアの
ルークも旧イクサに変身してました。
ただ1986年当時のイクサは
システムが完成したとは言え、
まだまだ不完全な点が多く、一番の欠点は
変身者への肉体への負担がかなり多く、
ウルフェン族である次狼でさえ
イクサ装着を繰り返した為に、
ぶっ倒れて死にかけていました。
さらに1986年の完成当初のイクサは
性能の抑えたセーブモードしか無く、
バーストモードが無かった為に
性能も低かった。
使える武器も限定的でイクサナックルと
ナックルフエッスル位でした。
しかしイクサは度重なる改良によって
2008年の現代版では大きく
進化を遂げ性能の抑えたセーブモードから
性能を100%引き出す事の出来る
バーストモードへとモードチェンジ
出来るようになっていました。
外観上の変化は頭部のフェイスアーマーが
中心から4分割に展開して、
仮面ライダーらしい複眼が現れますが、
これがかなりカッコ良かったですね。
イクサは「仮面ライダーキバ」と言う
作品の中で過去の1986年、
現代の2008年と両方のエピソードで
登場するので主人公のキバ以上に出番が
多かったのではないでしょうか?
それに輪をかけて、イクサは装着する
人間がかなり多かったので、
第9話の初登場以降、作品内での出番が
本当に多かったと思います。
ただ冷静に考えると、1986年から22年も
経過した2008年最新テクノロジーのイクサ
にしては進化の過程がかなり遅いな~と
思ってしまいますよね。
特に見た目の進化が22年も経過してるのに
たったのフェイスアーマー展開だけって
言うのもちょっと悲しいものがありますね。
確かに第27話でようやくイクサも
ライジングイクサへと22年ぶりの
大幅なバージョンアップを果たしますが
逆に考えると22年間も何やってたの?
22年の空白期間にも恐らくファンガイアは
居続けたと思いますし、決して平和な
空白期間では無かったと想像するので
「素晴らしき青空の会」って22年もの間
どんだけ開発をさぼってたんや?と
思ってしまいます。
イクサは青空の会が作り上げた
パワードスーツなので外観上の特徴は
メカニックライダー然とした姿、
そして人工的に作られた
パワードスーツライダーらしく
無骨なスタイルでゴテゴテしている点です。
その辺りは以前レビューした
仮面ライダー1型や仮面ライダーG3に
共通している所だと思います。
「仮面ライダーキバ」と言う作品は
2008年と1986年が目まぐるしくシーンが
切り替わるんですが、放送当時は私、
一応キバは視聴はしていましたが
かなりボーっと観ていたので全然話に
付いていけなかったんですが
このブログのレビューの為に
断片的では有りますがキバを
見返したんですが、
なかなか面白い作品です。
今回もイクサのレビューの為に
イクサ登場前後のエピソードを10話程
見返しましたが、観出したら
止まらなくなるような中毒性が有ります。
そして前作「電王」等のようないかにも
人気を狙ったような奇をてらった所が
少ないのが個人的に好感が持てます。
今回も数話見返してみましたが予定よりも
ズルズル観てしまって、1986年のシーンで
おニャン子クラブの山本スーザン久美子の
話が出てきた時は「あ~1986年ぽいわ」
と思ってしまいました。
さらに思い出したのが
ロッカーの襟立健吾の歌で
本人ノリノリで歌っていますけど
紅渡も彼の歌を惚れ惚れして聴いている
シーンがありますけど、
あまりの歌の下手さに
久しぶりにツッコミ入れましたよ!
「この超下手糞な歌は何やねん」と
2008年の本放送当時から思っていたのを
久しぶりに思い出しました。(笑)
あとイクサのセーブモードから
バーストモードへの2段変身で
ふと思ったんですが、
数ある平成・令和ライダーの中で
2段変身を経て通常体ライダーになるのって
意外と少ないんですよ。
古い作品ですが、イナズマンの変身プロセス
のように、サナギマンの不完全体を経て、
通常体のイナズマンになるパターン。
考えてみてください。
通常フォームから強化フォームへ
どんどん変化するライダーは
沢山居ますが、殆どが通常態からの
強化フォームなんですよね。
私も平成・令和全てのライダーを
網羅してるわけではありませんが、
不完全態から通常態へ変身する
工程を踏むライダーって
私の思いつく中ではイクサ以外では
カブトとエグゼイドに登場する
ライダー達位しか思いつきません。
他に通常態への2段変身する
そんなライダー居ましたっけ?
他に居たら教えてくださいませ。
さてそれでは後半いってみましょう。
S.H.フィギュアーツ 真骨彫製法
仮面ライダーイクサ
セーブモード/バーストモード
プレミアムバンダイ
魂ウェブ商店受注予約商品
2020年11月24日商品発送
価格:税込み8800円
遂に「仮面ライダーキバ」の真骨彫の
第2弾となるイクサが発売されましたね。
キバの真骨彫は当ヒロバンチャンネルの
まさしく最初にレビューを飾ったアーツ
だったので個人的に物凄く特別な思いが
有りますし、最初のレビューにふさわしいと
思わせた物凄い出来でありました。
そんな「仮面ライダーキバ」の真骨彫
第2弾として発売されたのがイクサです。
キバが発売されたのが2019年4月27日なので
約1年半が経過しての待望の発売です。
真骨彫イクサの最大の特徴は何と言っても
セーブモード、バーストモード、さらには
紅音也の3フェイスが付属している点です。
セーブ、バーストの2モードが付属するのは
当然だと思いますが、音也顔まで
付属するとは誰もが
予想出来なかったんじゃないでしょうか?
恒例のスーツ比較をしてみましょう。
まずはセーブモードから。
スーツよりも若干スタイルが良い感じですが
印象はほぼそのままだと言えます。
次にバーストモードです。
こちらもスタイルが良くなっている
感じですがちょっとこの写真のイクサ、
スタイル悪すぎな感じなのでアーツとしては
良いスタイルの落とし所だと思います。
素顔のリアルフェイスのアーツは
似てるアーツ、似ていないがアーツ、
微妙なアーツと私の経験上結構
落差が大きい印象が有るんですが
今回の紅音也の場合はどうでしょうか?
本物はこんな感じ↓
真骨彫はこんな感じ↓
(同じアングルでは無いですが)
似てますかね、微妙ですかね。
私個人的には・・・微妙ですね。
紅音也役の武田航平さんのような端正な
お顔立ちのフィギュアってなかなか
似せるのが難しいので微妙ですが、
頑張った方ではないかと思いました。
なかなか難しいですよ、無個性な
整った顔のフィギュア化って言うのは。
面を付けたイクサのセーブモードと
バーストモードの顔は特別突っ込む所は無く
余裕の真骨彫クオリティの顔です。
メカニックライダーらしく各部ディテールも
シャープに造型されていて塗装も綺麗です。
↑ベルトホルダー内のフエッスルも
左右に3個づつ、合計6個が付属してて
勿論装填する事が可能。
これ1個が長さ7~8ミリ程しか無いんです。
↑イクサナックルはベルトに装着用の物と
↑外した時の武器用の物と
2種類付属していますが、どちらも超精密。
↑イクサカリバーは部品付け替えにて
↑ガンモードになりますね。
真骨彫キバと比較してみましょう。
これ素体はキバの物を使っているのか?
イクサの為に全て新規の素体を作ったのか
比較してもよく判らない程、
キバとは別物の手の込んだ造型に見えます。
イクサはメカで全身覆われた重々しい
スーツを着込んでるので決してスマートな
印象のライダーでは無いですが、
ゴテっとした感じ、鎧的な感じが
上手く再現されているな~と感じます。
※紅音也は劇中で初めてイクサを装着した
時はイイ着心地だ~と言っていましたが。
↑気を付けないといけないのがココですね。
出ました!最近多いですね。
イクサも手甲アーマーと2本の
パイプが繋がっているので手首交換する時は
手甲アーマーを手首から外してからでないと
そのまま手首を引っ張ると間違いなく
2本のパイプはちぎれますね。
今回レビューの為に何回も手首交換をする
必要が有ったのでコレは本当に面倒でした。
たまに遊ぶ程度の人には
特に問題は無いでしょう。
全体としては非常に完成度の高い
真骨彫アーツで最高傑作の真骨彫キバに
勝るとも劣らない出来でした。
但し、本体イクサの最高の出来の
足を少々引っ張ったのが
紅音也フェイスだったかも知れません。
しかし付属してくれただけでも良心的。
嫌なら使わなければ良い訳ですからね。
そんな訳で今回は
真骨彫製法 仮面ライダーイクサを
レビューさせて頂きました。
次の真骨彫キバアイテムとしては
8月に発売されるダークキバ。
これも音也の変身態ですね~。
これ一般販売で予約解禁日に私
予約出来なかったんですよね。
店頭に当日並びに行くか悩んでます。
11月のエンペラーフォームは
プレバンなので予約完了していますけど。
一般販売は本当に辛い・・・。
それではまた!!!