「祝え!巨悪を駆逐し、新たな未来へ我等を
導く”イル・サルバトーレ”!」
「その名も仮面ライダーゲイツリバイブ!」
「真の救世主がこの地に降り立った
瞬間である!ハハハハ・・・!」
本日ご紹介するのはS.H.フィギュアーツ
「仮面ライダーゲイツリバイブ
真の救世主セット」です。
プレミアムバンダイ予約限定商品で
発売が2020年1月17日、
価格が税込み8250円です。
ゲイツリバイブは仮面ライダージオウに登場
するゲイツのパワーアップバージョンです。
初登場は第26話からでしたが、登場の
前振りは第17話と結構前からでしたね。
第17話と言うと仮面ライダージオウの物語が
一気に転換を起こした回でした。
仮面ライダージオウと言うと
平成仮面ライダー20作品記念と最後の
平成仮面ライダーと言う事で
全平成仮面ライダーが登場するお祭り作品
と言う任を背負った背景がある為、
各平成仮面ライダーを登場させた回
と言うのは、どうしても
オムニバスストーリーになりがちで
ジオウ本来のストーリーと融合させるのが
なかなか難しい所があったかと思います。
平成仮面ライダー10作記念のディケイドも
同じ任を背負ったお祭りストーリーでしたが
一貫性の無いオムニバス要素の強い
ストーリーで過去の平成ライダーが
登場する喜び以外は
個人的には面白さは感じませんでした。
実際、仮面ライダージオウも第14話辺り
までは過去の平成ライダーの消化ストーリー
的な所が有って、私個人的には比較的
ダラダラと観ていました。
当然、過去のライダー俳優が登場する
ワクワクは有りましたがストーリー的には
凄く面白いと言う印象は
持っていませんでした。
しかし、第17話から思いは一転しました。
そう、白ウォズが登場してからです。
ジオウが俄然面白くなってきました。
白ウォズはゲイツと対面するやいなや、
彼の前にひざまづき、こう告げます。
「はじめまして我が救世主、この先の
オーマの日、オーマジオウを葬り、
歴史を変えたのは誰であろう君だ、
ゲイツリバイブ。」
そう、ここでゲイツリバイブと言う
言葉が出てきました。
そして、白ウォズは仮面ライダーウォズ
へと華麗に変身します。
白ウォズは
「私は君達の未来とは違う、
もう1つの未来から来た。」
「オーマジオウの消えた未来だ。」
「我が救世主、君がオーマジオウを
消滅させ、新たな歴史が始まるんだ。」
第17話を観終わった後、
「やっと面白くなってきやがった。」と
思いましたね。
白ウォズは第18話では2019年の時代には
存在していない3人の未来の仮面ライダーの
力を得た戦士がオーマジオウを倒せると、
ゲイツリバイブになる為の布石を伝えます。
●仮面ライダーシノビ
●仮面ライダークイズ
●仮面ライダーキカイ の3人ですね。
彼らのミライドウォッチを手に入れて、
さらにゲイツ自身がジオウを倒すと言う
強い意志を抱くと
ゲイツリバイブライドウォッチが反応して
遂に第26話でゲイツリバイブが誕生します。
攻撃力と防御力に特化した
オレンジ配色の剛烈と
スピードに特化したブルー配色の疾風。
その能力は第22話から登場したばかりの
ジオウⅡをも圧倒する程強力な物でしたが、
その代償として生身のゲイツの肉体に
相当な負担がかかり、変身後は鼻や眼から
出血する程激しい負荷がかかっていました。
ゲイツリバイブが登場するまでの
17話からの過程で驚くのが
新ライダー登場の多い事多い事。
第17話にシノビとウォズ、
第18話にウォズ ヒューチャリングシノビ、
第19話にクイズ、
第20話にウォズヒューチャリングクイズ、
第22話にジオウⅡ
第23話にキカイ
第24話にウォズヒューチャリングキカイ
そして第26話にゲイツイバイブ剛烈と疾風。
いやいやいやいや、
この怒涛の新ライダー登場ラッシュ!!!
凄すぎるでしょう。
スーツ造型のブレンドマスタースタッフは
本当に大変でしょうね。
さてそれではフィギュアーツ版の
ゲイツリバイブを見て行きましょう。
このアーツ、一粒で二度美味しい
お買い得感覚の強いアーツとなっています。
何と言ってもゲイツリバイブを1個買うと
パーツ差し替えで剛烈にも疾風にも
チェンジ出来るんですから。
変形ギミックは一切無く、あくまで
パーツ差し替えでのチェンジですが
フィギュアーツは玩具では無くて
フィギュアのアートですから
コンセプト的にもパーツ差し替えで
正解だったと思います。
疾風、剛烈、どちらを組んでも
実にカッコいいアーツです。
ベースアーツは恐らくノーマルゲイツ
なんでしょうけど、胴体、両手、両足全体に
アーマー造型が施されているせいなのか、
ジオウ、ゲイツの時に感じた
スタイル優先の為の細い感じがあまり
気にならなく感じます。
実際のスーツよりも細い事は
間違い無いんですけどね。
近頃のアーツは塗装も実に丁寧で、ある程度
マクロレンズで接写で撮影したような写真を見ても塗装の破綻が本当に少ないんです。
う~ん、正直ケチの付け所が
見つからない・・・
あ、1つ有りました。
ライドウォッチに絵柄が無い・・・。
いつものジオウアーツの欠点ですね。
関節は各部、保持力がしっかりしていて
絶妙な硬さの為に、大胆なポーズを付けても
ポージングをしっかり保持します。
ただ剛烈に関しては
胸アーマーと肩アーマーがゴツいので
可動範囲にはどうしても制限があります。
ココ最近のフィギュアーツは価格が
どんどん上昇し、1体1万円近くするアーツが
ほとんどになってきましたが、
このゲイツリバイブは1体で2度美味しいって
事で8250円が安く感じてしまいます。
感覚が麻痺してるだけかもしれませんが。
とにかく個人的に満足度は
非情に高いアーツです。
ジオウアーツは本当にどれもレベルが高くて
満足度はどれも高いですね。
特に良かったのはウォズとジオウⅡと
今回のゲイツリバイブですね。
欲しいと迷っている方は是非強引に
手に入れてください。
正規ルートでは手に入れる事はもう
出来ませんがおススメします。
とこの記事を書いている時点で
仮面ライダーゼロワンの第1弾アーツ、
ライジングホッパーを
購入する事が出来ました。
出来るだけ近いうちにレビューしたいとは
思っていますのでご期待ください。
さて、次回は何をレビューしようかな。
本当にまだ決まっていないんですが
周期的にはドラゴンボールかな・・・
所で当ブログの人気ランキングの記事で
何故フィギュアライズの仮面ライダーWが
これほど人気あるんですか?
読者さんにとって何がツボなのか
管理人の私もさっぱり判りません(笑)
いや、嬉しいんですけどね。
ではまた。