2020年の新年1発目にご紹介するのは
S.H.フィギュアーツ真骨彫製法
仮面ライダー威吹鬼です。
プレミアムバンダイ予約限定商品で
2018年8月発売、価格が税込み7150円です。
「仮面ライダー響鬼」のアーツを紹介
するのは今回の威吹鬼で2体目となります。
仮面ライダー威吹鬼とは、
主人公の響鬼と共に魔化魍と言う化け物と
戦う「猛士」と言う団体に
所属する鬼の一人です。
初登場は七之巻「息吹く鬼」で
颯爽と登場しましたね。
威吹鬼:本名は和泉伊織 20歳
彼は奈良県の吉野にある「猛士」の
和泉宗家の出身で
いわゆる猛士の中心となる家系で育ち、
幼い頃から鬼としての修行を行っていた為に
10代と言う若さで鬼として認められました。
彼の父も昔は鬼として活躍し、現在は
「猛士」の実質的なリーダーとなっている。
威吹鬼は三人兄弟の三男で二人の兄も
鬼として活躍していましたが次男は
魔化魍との戦いで戦死しているとあります。
性格は温厚で優しく、
天然ボケでマイペース。
威吹鬼には「天美あきら」と言う
15歳の少女の弟子がおり彼女の両親も猛士の
メンバーでしたが魔化魍に殺されています。
20歳と言う若さで弟子をとった威吹鬼ですが
師匠としては当然未熟で、
両親を魔化魍に殺され心に影のある
あきらの心情を理解してあげられれず、
将来、鬼としてやっていけるのか
苦悩するあきらとの心の隔たりに
悩むエピソードが印象的です。
威吹鬼は優しすぎるんですよね。
あきらをもっと師匠として導いてあげられる
指導力と大きな心があれば良かったのですが
優しさと思いやりだけでは師匠としては
やはり未熟でしたよね。
結果としてあきらは、鬼になる事を断念し
鬼になる夢を、明日夢に託します。
鬼を諦めた後は福祉関係の道を目指します。
ウィキによると当初の設定では
「天美あきら」と言う役は構想に無く、
オーディションに来た秋山奈々を
スタッフが気に入り
急遽彼女の為に役を設けたそうです。
威吹鬼はバイク好きで「竜巻」と言う
専用バイクを始め3台のバイクを
所有しています。
物語初期に車やバイクに不慣れな響鬼に
竜巻を運転されゴミ捨て場に突っ込まれ
事故を起こされるエピソードが
失笑しました。
「仮面ライダー響鬼」と言う作品、
29話までのプロデューサーを
担当した高寺氏と
30話以降のプロデューサーを
担当した白倉氏とで
作品の世界観が大きく変化したのは
以前の真骨彫響鬼をレビューした通りです。
その事を愚痴るのは今回はしませんが、
特に前半で高寺氏が築いた世界観が
私は個人的に好きで、
好きな要因としてクウガに似た人間ドラマが
有るからと自分なりに感じます。
敵側の童子と姫以外の猛士メンバーや
人間側のレギュラー陣は皆いい人達です。
いい人達が魔化魍と言う敵に一致団結して
助け合い、思いやりながら敵をやっつける。
そして、明日夢と言う少年の存在。
将来の不安や非情な暴力に苦悩する
明日夢を響鬼を初め、猛士の仲間達が
そっと見守り支える。
そうした猛士メンバーの
心温まる人間ドラマが
個人的にツボだったんですよね。
白倉Pになってから登場した
明日夢のライバル、桐谷京介が現れてからは
嫌な人間ドラマが目に付くように
なりましたけど・・・。
さてそれでは真骨彫製法 仮面ライダー威吹鬼のレビューをしていきましょうか。
基本的な素体は真骨彫の響鬼と
共通のようです。
なので響鬼に共通の長所と短所があります。
響鬼は真骨彫製法の第2弾として発売された
真骨彫としては初期に発表された
アイテムですので最新の真骨彫と比べて
詰め切れていない所が現在の
肥えた目で見ると感じる部分があります。
一番感じる点は全体的に
スタイルが細いと言う所です。
足も長すぎると感じます。
元々の鬼のデザインが足首が絞まり
細く見えるシルエットなんですが、
真骨彫の割に少々細さを誇張した
造型になっています。
何故か響鬼の時以上に今回の威吹鬼は
細く感じます。
目の錯覚でしょうけど。
しかし各部ディテールに目を移すと
見事な真骨彫クオリティと威吹鬼への
再現度の高さに驚愕させられます。
付属品も豊富で音激菅 烈風
音激鳴 鳴風、変身鬼笛 音笛が2種
ディスクアニマル3枚
音激菅 烈風を操る際の頭部等が
揃っています。
今回この威吹鬼アーツの撮影にあたり、
どうしても必要と感じたエフェクトパーツを
調達して撮影致しました。
ご覧頂いている通り、竜巻シーンを
再現出来る「魂EFFECT WIND」です。
エフェクトパーツの扱いがド下手だと
自負している私ですが、
それでも威吹鬼の劇中シーンを効果的に
再現出来たかな~と感じています。
さて今回、2020年新年1回目のレビューは
真骨彫製法 仮面ライダー威吹鬼を
ご紹介させて頂きました。
新年のご挨拶更新で、フリーザが
真骨彫製法のウィザードを
早急にレビューすると言っていたので
ウィザードを期待されていた方も
おられたのではないでしょうか?
すみません、別に焦らした訳では無くて
急遽撮影に際して欲しいエフェクトを
思いついたのでエフェクトが届いたら
すぐに撮影しますので
ウィザードを期待しておられた皆様、
もうしばらくお待ちください。
次の響鬼関連のアーツは
当然、轟鬼ですよね。
響鬼アーツは私の所有する物としては
轟鬼で最後ですので、
出番はしばらく先になるかも
知れませんが、ご期待ください。
それから今年もヒロバンチャンネルの
内容の濃いレビューにご期待ください・・・
っと自分を追い込んでみる(笑)
それでは!!!