今回ご紹介するフィギュアーツは・・・と
いつもは始めるんですが、
今回はフィギュアーツではございません。
Figure-rise Standard
(フィギュアライズスタンダード)と言う
早い話がプラモデルです。
バンダイのフィギュアプラモのブランドで
現在は平成仮面ライダー、ドラゴンボール、
ウルトラマン、ナルト辺りがラインナップ
されていますね。
現在発売されている
平成仮面ライダーとしては
ジオウ、ゲイツ、ビルド、エグゼイド、
カブト、555が
2019年7月現在では発売されています。
8月にはWの色違い3フォームが
発売されます。
そして今回はFigure-rise Standardの中から
エグゼイドを購入して組み立ててみたので、
レビューしてみたいと思います。
なぜ今回エグゼイドをFigure-rise Standard
の1回目に選んだかと言いますと、
過去に私がレビューしたアーツ版
エグゼイドで触れておりますが、
アーツ版エグゼイドは顔がイマイチで
劇中の顔にあまり似ていないのです。
具体的には輪郭と眼が似ていません。
劇中のスーツに比べて、
アーツ版の輪郭は細めで、
その影響で顔を正面から見た時に眼が
横に流れ過ぎていると言うか、
眼力が足りません。
あと黄色眼の主張が足りない為に
白眼だけが目立ってしまっています。
アーツ版レビューでも言っていますが
もうすぐ発売されるプラモ版が
凄く出来が良さそうで顔が劇中に似ている
と言う事で、コレは実際に購入して
レビューしなければいけないと思い、
6月に発売になったエグゼイドを
今回Figure-rise Standardの1回目の
レビューに選んだ次第です。
そして今回掲載する写真は
アーツ版エグゼイドのレビューで
使った写真を参考にアングル、ポーズを
同じようにして撮影しました。
掲載する写真の順番も合わせているので、
アーツ版とプラモ版を見比べて
見て頂いても、面白いと思います。
組み上げた感想から先に申し上げますと、
写真をご覧になられている方の
ほとんどの方が感じられると思うのですが、
非常に出来が良くて、
ハッキリ言ってアーツ版より
劇中スーツに似ています。
特にやっぱり顔の再現性がアーツ版よりも
かなり高いですね。
これぞエグゼイドの顔だ!て感じです。
アーツ版に比べて適度に顔が丸く、
劇中と同様の眼力があります。
黄色眼もしっかり主張しています。
チョット話を最初に戻しますが、
私はプラモを作るのが、軽く10年以上ぶりで
過去に完成させた最後のプラモと言うと
2007年頃に完成させたレイズナーでしたね。
私が小学校5年の頃、第一次ガンプラブーム
が起こり、私もガンプラにどハマリして、
それ以降、サンライズアニメの
リアルロボットプラモを数多く作りました。
ホビージャパンを熟読し、改造に凝り、
エアブラシ塗装でMAX塗りなんてのも
やりましたね〜。
しかし、ここ20年程は本当にプラモを
作らなくなってしまいました。
そんな私のプラモ歴史の中で
今回購入したエグゼイドです。
プラモ工具は残っていますが、
塗装工具はエアブラシは故障して
処分してしまいましたし、
当然塗料なんて残っていません。
一から買い直してエグゼイドを全塗装する
気力も情熱も有りませんので、
今回のエグゼイドは全くの無塗装です。
しかし、私がズボラになった分、
バンダイさんが進化してくれていました(笑)
イロプラで多色成型にする事と
精密なシールによって
とても無塗装で仕上げたとは思えない
仕上がりになりました。
胴体から太ももにかけての黒いラインも
全てシールです。
それが精密に出来ているので
パーツに掘り込まれたラインに
見事にピッタリと貼り付けられます。
この狂いの無い精密な シールは
貼っていてちょっと感動モノです。
全く接着剤の使わない
スナップフィットキットと言うのは
もはやバンダイプラモでは
当然となりましたが、
パーツとランナーの切り離す部分が
極力目立たずに済むようにカットラインが
非常に小さいのにも
作っていて関心させられましたね。
切り取り跡が大きいとヤスリがけする手間が
多くなって組立ての時間がどんどん
増えますから筋金入りのモデラーなら
ヤスリがけする手間も
至福の時間かもしれませんが、
大多数のにわかモデラー達は
ヤスリがけなんて
出来るだけしたくありませんからね。
そんな訳で今回のエグゼイドのプラモですが
非常に組み立てやすかったんですが、
大量のシール貼りに結構時間を
費やす事になってしまい、
組立ての時間としては約3時間でしたね。
しかし組み立てている間の3時間は
久しぶりのプラモ製作と言う事も
有ったかも知れませんが
とっても楽しい3時間でございました。
さてここまでのレビューは
如何だったでしょうか?
ここまで掲載させて頂いた写真は
アーツ版エグゼイドのレビューで
載せた写真をプラモ版でアングルとポーズも
合わせた物を掲載しましたので、
比べてご覧頂くと面白いと思います。
さてここから先の数枚はオリジナルです。
アーツ版とプラモ版を
ガチで横に並べての比較です。
如何でしょうか(笑)
左がフィギュアーツ版で
右がFigure-rise Standard版(プラモ版)です。
数センチプラモ版の方が大きいですが、
ほぼ同サイズと言えると思いますが、
ハッキリ言って、
プラモ版の方がカッコ良いし、
劇中スーツにも似てると思いませんか?
横に並べて比較するまでそこまでアーツ版も
悪いとは思いませんでしたが、
こうしてプラモ版と比較すると、
アーツ版の顔ってやっぱり
結構酷いですよね。
さて、ラストスパートは
プラモ版オリジナルポーズを
数点とらせて終わりにしましょう。
比較してみるとアーツ版の残念ポイントは
顔に集中しておりました。
顔、特にゴーグル幅が狭い為に
中に納まっている眼も収まりが悪いのと
黄色眼が完全に死んでしまっている点。
問題点としては主にこの2点ですね。
その2点さえ無ければ総合的にはやっぱり
アーツの圧勝なんですけどね。
可動に関してはアーツの方が関節が多く、
例えばつま先はアーツ版は可動するが
プラモ版は可動しません。
重さ的にもアーツ版は中身が
詰まっているような
適度なズッシリ感があるのですが、
プラモ版は非常に軽くスカスカな印象です。
その辺はプラモですから仕方が無い点
なんですが。
そしてアーツ版は全塗装仕上げです。
塗りもま~丁寧ですし細かい塗り分けも
されています。
プラモ版は塗装派と素組み派とで
評価が分かれますが
素組み派としてはあと一息、
細かいパーツ分割での
色分けをして頂きたかった所ですかね。
例えばベルトのゲーマドライバーを
アーツ版と比較すると
ちょっと色分けが物足りない。
手の握りの緑色の部分もプラモ版は
色分けがされていません。
そう言う所が素組み派としての不満点
ですが、正直言いまして贅沢過ぎますね。
今回のFigure-rise Standard版のエグゼイドは
全国のプラモ販売店で2500円程度で
買えてしまいますので
超お買い得なキットだと思います。
上の写真のようなクリア台座も
付属しています。
さて今回はFigure-rise Standard版の
エグゼイドをレビューしてきましたが
如何だったでしょうか?
今回のエグゼイドは超おススメなんですが、
何故か他の平成ライダーの
Figure-rise Standardは写真で見る限り、
ちょっと微妙な出来の物が多いです。
むしろ今回のエグゼイドだけ突然変異で
出来が突出して良いように思います。
このレビューをご覧になって頂いた皆様も
今回のエグゼイド、もし良かったら
ご購入してみられては如何でしょうか?
無塗装で3時間お手軽キットです。
私も違うライダーのFigure-rise Standardを
機会があればまた購入してみようと思います。
それでは!!!