ヒロバン チャンネル

プレミアムバンダイのS.Hフィギュアーツ、ロボット魂等の商品レビューを致します。

仮面ライダー マスクヒストリー 1 レビュー

皆様ようこそお越し下さいました。

色々忙しくて前回から期間が空いてしまい

申し訳ございません。

今回ご紹介するのは

また新しいシリーズのアイテムです。

「仮面ライダー マスクヒストリー」と言う

仮面ライダーマスクのみに焦点を当てた

全高約3.5センチの

コレクションアイテムです。

「仮面ライダー マスクヒストリー1」

発売:2022年4月4日

価格:税込み319円(1個)

過去に仮面ライダーマスクコレクション

(通称マスコレ)と言う同じような

コンセプトのシリーズが有り、

いつのまにかフェードアウトしてしまった

と思ったら新たに

「仮面ライダーマスクヒストリー」

となって仕切り直しされ、

新シリーズとして発売が開始されました。

とは言え今回ご紹介する

「仮面ライダーマスクヒストリー1」は

2022年4月4日なので

既に半年前に発売されました。

2022年10月現在は既にマスクヒストリー2

が発売済みで私の手元にも既に2が

有りますが1のレビューがまだでしたので

1からレビューしていこうと思います。

[スミマセン、いつもタイムリーじゃなくて]

マスクヒストリー1は全10種類の

ライダーマスクがラインナップされていて

恐らく今後発売されるナンバリングも

10種類ごとに発売されるのでしょう。

仮面ライダーマスクヒストリーは

食玩アイテムでラムネが1個付きますので

コンビニやスーパー等で

発売されていますが、私はプレバンで

発売前予約をしていたので

BOX入り10個セットで送られてきました。

記念すべき第1弾に選ばれた

10種類の仮面ライダーはこの後

ご紹介していきますが第1弾にふさわしいと

思える物から「何故これが第1弾に?」

と思える物まで有りますが、

これは今後どんどんラインナップが

増える中で有名所からマイナーフォームや

マイナーライダー等をバランス良く

発売していく為だろうと想像させます。

既に発売から半年が経過しているので、

手元にお持ちの方や存在をご存じの方も

多いと思いますが商品を直接見た方が

まず真っ先に感じる思いと言うのが

「小っちゃ!」じゃないかと思います。

どうでしょうか手に取った感じの大きさ。

小さいな~と思いません?

今回のマスクヒストリーと言う新シリーズ、

マジで全高3.5センチと言う大きさは

大半の人が小さく感じると思いますね。

以前のマスコレが約7センチだったので

全高で約半分の大きさになったと言う事は

大人と子供以上の差が有ります。

大人と赤ん坊程の差が有るので、

マスコレの大きさに慣れ親しんだ人は

かなり拍子抜けや

ガッカリされた方も多いでしょう。

その反面、コレクションしやすいサイズ感や

価格に魅力を感じる人も多いかと思います。

あと今回のマスクヒストリーの

大きな魅力が開封前の商品状態が

凄く魅力的なんですよね。

綺麗な台紙と透明ブリスターに

収められているマスクが開封しなくても

十分商品を鑑賞出来ますので

コレを購入するとまず

開封するかしないかの葛藤に

さいなまれる事になります。

コレクション心理をかきたてる非常に

上手いパッケージングだと思います。

私も正直、1個目を開封するのを結構

ためらったんですがレビューする以上

やはり開封は必須だったので

泣く泣く開封しました。

それでは1個ずつレビューしますが

10個も有るので1個1個は駆け足ぎみで

行きますがフィギュアーツの頭部の

大きさとの比較も私の所有している

アーツのみでは有りますが

やっていこうと思います。

それでは順番としては

古い作品順で行こうと思います。

今回のラインナップでは

平成1期ライダー作品は無いので

一番古い作品はWと言う事になりますので

まずは仮面ライダーW

サイクロンジョーカーから参りましょう。

パッケージングが本当にいいですね。

裏はこんな感じ。

開封するとマスク本体と

ラムネが1個入っています。

Wを開封して感じた第一印象は

残念ながら商品品質の悪さ。

塗装剥がれや傷、色の境界のあいまいさ。

造形の良さ、複眼の綺麗さが良いだけに

品質の低さは非常に残念。

Wの場合、成形色は透明で

サイクロン、ジョーカー共に

複眼を避けて塗装してある感じです。

さてアーツと高さを揃えて比較しましょう。

真骨彫W風都探偵版との比較ですが

顔の大きさが真骨彫よりも

少し大きいだけです。

しかし、マスクの似てる度はヒストリー版

の方が本物に似てる感じがします。

さて続いては仮面ライダーオーズ

タトバコンボを見ていきましょう。

うぉ~、カッコイイ。

オーズに関してはWのような

目立った塗装の乱れは無くて好印象です。

但し、一番感じた点は

赤の発色が悪い気がします。

そして複眼の透明度が高いのは良いのですが

緑が少し暗い感じがします。

真骨彫タトバと比較すると、

やはり赤の発色が悪い点や複眼の緑が

暗い点は露骨に感じますね。

そう言う点も含めて、似てる度は

真骨彫の方が上のような気がします。

次は仮面ライダーエグゼイド

アクションゲーマーレベル2

を見てみましょう。

エグゼイドは正直、残念な点が多いです。

まずピンクの塗装の荒れが超酷い。

次にアーツ版でも感じた

黄色複眼の目立ちの悪さ。

さらにその目立ちの悪さを

助長するかのような

透明バイザーの透明度の低さと汚さ。

ピンク色の塗装の質の悪さ、

塗料の中がゴミだらけだったのか

老眼の私が直で見た状態でも

塗装の荒れは判ります。

アーツと比較しましょう。

顔の造形自体はアーツ版よりも

顔の幅が広がっている印象で

アーツ版よりもカッコ良いと思います。

それだけに塗装の酷さ、

バイザーの透明度の低さが残念ですね。

ちなみにアーツよりも本物に似てると

思っているフィギュアライズ版とも

比較してみましょう。

やはりフィギュアライズ版は黄色目が

ハッキリとしていて

目力が強いのがいいですね。

続いて仮面ライダーゲンム

アクションゲーマーレベル2です。

ゲンムの場合は髪部分が黒の成形色に

黒塗装がされていますが正面一番左の

一番大きな髪部分の黒塗装が広範囲に

未塗装個所が有って非常に残念です。

黒なので目立ちにくいですが、

それでも表面の荒れは

写真でも確認出来ると思います。

あとはエグゼイドに準じたイマイチな点が

そのままゲンムにも当てはまります。

アーツ比較です。

造形のカッコ良さはアーツより

上だと思いますが一目瞭然、髪の塗装部分に

しっかりと品質が保たれている

アーツ版との差を歴然と感じます。

エグゼイドとヒストリー版同士の比較です。

塗装の悪さとバイザーの汚さは

両方共に残念ですね。

次に仮面ライダービルド

ラビットタンクフォームを見てみましょう。

ビルドの場合も、造形は良いのに

真っ先に感じたのが

ラビット側、タンク側共に

複眼の色が薄すぎると感じました。

台紙の写真と比べても一目瞭然ですよね。

複眼以外にもマスク部分の赤と青も

少し色が薄いと思います。

アーツと比較してみましょう。

アーツ版ビルド ラビタンも色に関しては

不評のアーツでしたが、それと比べても

ヒストリー版はさらに色の薄さに

違和感を感じますね。

何故ここまで色を薄くするのか不思議です。

左右複眼の間にあるBLDシグナルは

アーツ版は透明パーツですが

ヒストリー版はマスク一体成型なのも

残念ポイントですね。

さて次は仮面ライダービルド

ラビットドラゴンフォームです。

ラインナップ全10種の中で

基本フォームライダーが殆どの中

一番場違い感を感じる強化フォームです。

それもかなりのマイナーフォーム。

しかし、それ以上に違和感を感じたのは

開封した時に気付きました。

台座の名前を見てください!

「仮面ライダーバイス」

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

もうこれは品質の悪さ+検品のいい加減さを

証明しているに他ならないですね。

生産現場の混乱、ずさんさを

象徴しているでしょう。

ラビタンとの比較です。

ラビットドラゴンはアーツを

所有していないので

アーツ比較はしておりません。

ラビットドラゴンのラビット側の黄色複眼が

色の濃い部分と薄い部分の

クリアー塗装ムラが有りますね。

次は仮面ライダーゼロワン

ライジングホッパーです。

もうね~、さっきから悪口しか

言っていないようになっているので

あまり言いたく無いんですが

突っ込むしか無いでしょう。

右アンテナ部分の黒色付着と

覗き穴付近の豪快な塗装剥がれ。

相変わらず造形は良いんですよね。

アーツ比較です。

やはりアーツは発色が良くて

仕上げが丁寧ですね。

次は仮面ライダーセイバー

ブレイブドラゴンです。

セイバーに関しては大きく

突っ込みたくなる点は無かったと思います。

ただ顔面左側の複眼や炎の造形が

正面から見た時にやや違和感を感じます。

複眼のグラデーションも特に問題は無く

綺麗にグラデーション塗装がされています。

アーツ比較です。

やはり左右のバランスが変ですよね。

HP上でも本物マスクを確認しましたが

やはりヒストリー版のバランスが悪いです。

次に仮面ライダーリバイ

レックスゲノムです。

もうここまで来ると悪口を言う自分が

嫌になってきました。

複眼のピンクが明らかに薄いです。

複眼のピンクの薄さ以外は

特に突っ込む点は無く、

造形自体は良好です。

しかしお金のかかっているアーツと

比較すると額のリバイスシグナルが

アーツは透明パーツですがヒストリー版は

オミットされていたり

リバイスの特徴的なピンクとブルーの

塗装もアーツ版は深みが有り

色がしっかり出ていますがヒストリー版は

やはり全体的に色が薄いです。

最後は仮面ライダーバイス 

レックスゲノムです。

全体的に塗装が薄いのはこれまでと一緒。

紫のレックスゲノメットアイが

透明パーツでは無くて

塗装で済まされているのは

正直言って結構残念ですね。

アーツ比較ですが、ここで明らかに

ヒストリー版の方が良いと

思った点が有りました。

白いキバの造形が

ヒストリー版の方が立体的で

本物マスクの造形に近かったですね。

ただバイスは首巻き部分を含めて顔と

認識している所が有るのでマスクだけだと

少し物足りなく感じるのも事実ですね。

リバイと並べるとこんな感じ。

淡い配色が特徴的なリバイとバイスですから

さらに塗装自体が薄いと

正直物足りなさを感じます。

言い忘れていましたが勿論マスクは

台座から外す事も可能です。

さて如何だったでしょうか。

1個300円の食玩アイテムと考えると

仕方が無い部分なのかもしれませんが

全体的に低品質な点が目立った商品

と言う感想になってしまいました。

もう少し品質管理の向上を

お願いしたい所です。

さて次回はいよいよお待たせ致しました。

以前クウガタイタンフォームのレビュー内で

お約束していた物が完成致しましたので

それをお披露目出来ると思います。

ボディくんを、とんでもないキャラクターに

変身させようと言う事で、次回更新までに

何に変身させようとしているか

想像しておいてください。

当たった人は究極に凄いですが、

ま~当たる人は居ないだろうな~と言う

位のマイナーキャラです。

あまり期待し過ぎずご期待くださいませ。

それではまた!