ヒロバン チャンネル

プレミアムバンダイのS.Hフィギュアーツ、ロボット魂等の商品レビューを致します。

超合金魂 GX-101X ワンエイト レビュー

「ワンセブン兄さん、僕、弟ワンエイト!」

皆様、ようこそお越し下さいました。

今回ご紹介するアイテムは

「超合金魂 GX-101X ワンエイトです。

2022年4月にワンセブンをレビューさせて

頂いて待望のワンエイトが8月に

発売されたと言う事で商品が

到着するやいなや、すぐにでもレビュー記事

を作りたいと思っていたのですが

考えれば考える程、準備が足りない。

私が描くレビュー記事にする為には、

どう考えても準備が足りない、

アレがどうしても無くてはならないと

思ったのでコツコツと準備をしておりまして

現在既に11月になってしまっておりますが

ようやくレビュー出来る状態に

なりましたので待望のワンエイトの

レビュー記事を作成致しました。

ワンエイトは1977年の

東映特撮作品「大鉄人ワンセブン」

第22話[奇妙?!二人のワンセブン] から

第26話[大逆転!さらば愛する弟よ] まで

登場したワンセブンの弟ロボットです。

但し第21話ではブレイン党で組み立て途中と

完成したワンエイトが映ります。

ワンセブンのような変形機能は無いですが

劇中の説明では全ての性能がワンセブンより

上回っていると語られています。

飛行する際は背中の翼が長く伸びて、

そのまま飛行します。

ワンエイトはワンセブンのような良心は

持っておらずブレインによって仕込まれた

「サタン回路」によりブレインの命令

にのみ従うように作られています。

但しワンセブンを破壊する使命を

担っている訳では無いようで

当初はワンセブンにブレインへ

帰るように説得していました。

武器は胸の18の文字部分が観音開きに

開いた中に格納されている「超グラビトン」

但し劇中を観る限りではワンセブンの

グラビトン程の破壊力は

有していないように見えます。

ワンセブンのような重力子グラビトン

では無く単なる12問装備された

ミサイル砲のようで、これで攻撃を受けた

ガンテツやレッドマフラー隊員が

死なずに生き延びていましたからね。

又は12問ミサイル砲とは別に

超グラビトンが存在するのか、

ワンエイトの設定自体がかなり大雑把な為、

その辺が定かではありません。

あとは両腕に1問づつ仕込まれた

ミサイル砲がありますが

ワンセブンより高性能と言う設定の割には

武器は正直、超必殺技と呼べる物が

無いように感じます。

性格は一言で言えばひょうきんな性格。

特にサタン回路が無くなってワンセブンの

味方になってからは

ひょうきんさに磨きがかかりました。

それだけに最後の展開はよけいに

悲しかったですね。

さてここでワンセブンのレビューの時の

話題の続きを少し話したいと思います。

「大鉄人ワンセブン」は

第15話までの初期の作風は

主人公の南三郎が所属する

レッドマフラー隊とブレイン党との

ミリタリーチックでリアルな描写が描かれ、

ワンセブンVSブレインロボットも

リアル志向の戦いが描かれていました。

第15話ではブレイン党の幹部

キャプテンゴメス

の壮絶な最後が描かれ、

安定のリアルストーリーで幕を閉じました。

所が第16話は何か雰囲気が違っていました。

何と言ってもこの回から最終回まで

作品の雰囲気をガラリと変える

強烈なギャグキャラクター岩山鉄五郎

略して「ガンテツ」が登場します。

三郎はレッドマフラー隊から休暇をもらい

レッドマフラー隊としてのシーンが

少なくなります。

さらに18話ではレッドマフラー隊

全員が休暇をとって全員私服で

ボートに乗って楽しんでしまいます。

三郎やガンテツ達は

新幹線に乗って夏休み旅行。

ワンセブンが言葉を話せるようになったり

ワンセブンが草野球の外野守備を手伝ったり

やりたい放題な話になっていきました。

この路線変更は子供向け特撮番組である以上

視聴率向上策としては仕方の無い

流れだったのだろうと思われます。

作風を明るく子供にも分かり易い話に

する事は大鉄人ワンセブンを持ってしても

切っても切れない運命だったのです。

しかしそんな状況下でも2話1エピソードの

構成に変更は無かったのでエピソードごとの

話の掘り下げはしっかり

継続されたのは良かったですね。

そしてワンセブンが言葉を話せるように

なった事が弟ロボット ワンエイトの登場を

自然な物としたのです。

弟ロボットが登場したのに兄弟同士が

会話出来なければ

文字通り話になりませんからね。

ワンセブン視聴率向上策として打たれた

路線変更の次の策として打たれた決定打が

ワンエイトの登場でした。

ワンセブンの弟ロボットとして

誕生したワンエイト。

ワンセブンはブレインが

17番目に作ったロボット、そして

「オートダイオード・ワンセブン」を

内蔵したロボットと言うしっかりとした

設定に基づく名前の由来が有りましたが、

ワンエイトは何故ワンエイトなのか?

その事は裏付け設定は特に無いようで

「ワンセブンの弟だからワンエイト」と

納得するしか無いようです。

当時7歳の少年だった私ですら

少し疑問に思っていましたね。

ワンセブンがブレインが17番目に

作ったと言うのは理解出来るとしても

その後ブレインは多くのロボットを

作ってワンセブンと闘わせているので

作った順番でワンエイトは

どう考えてもおかしいですからね。

ここで一つワンセブンファンなら

結構有名な事ではありますが

ワンエイトのデザイン秘話。

ワンエイトのデザインは元々

ワンセブンとして

デザインされた初期案だったんです。

↑初期の名前はM17(メガロワンセブン)

胸のナンバー以外はまんま

ワンエイトですね。

恐らくスポンサーとの話し合いの中で

変形機構を有したもっと派手目なデザイン

へとの事でワンセブンのデザインが新たに

起こされ一旦お蔵入りになった最初期案の

ワンセブンがそのままワンエイトの

デザインとなったのでしょう。

さてそれではワンエイトの登場から最後まで

超合金魂を使って再現させてみましょう。

但し人間パートの話も詳しく書くと

話が膨大になる為、なるべく

ワンセブンとワンエイトのドラマパートに

絞って追っていきます。

第22話では三郎やガンテツ達は

またレッドマフラーの休暇で

キャンプに来ていました。(また休暇)

しかしガンテツがレッドマフラー隊の任務で

キャンプを抜けて深い霧山の中

ジープを走らせていたら

巨大なロボットのシルエットと遭遇します。

アホなガンテツはワンセブンと思い込み

「お~い!ワンセブ~ン!」

と話かけますが

深い霧の向こうに見えるシルエットは

ガンテツに向けて攻撃を仕掛けてきました。

ガンテツ「ワンセブンお前は狂ったかっ!」

多分視聴者の全員が

突っ込んだと思いますよ。

「何処がワンセブンに見えるねん!」と(笑)

そしてそのロボットはワンセブンと遭遇。

ワンセブン「ブレインロボットか?」

ワンセブン「お前は何者だ?」

謎のロボット「ワンセブン兄さん。」

ワンセブン「兄さんとは、どう言う意味だ?」

謎のロボット「僕、弟、」

「ワンエイト!」

ワンセブン「弟、ワンエイト!」

ワンエイト「兄さん、ワンセブン」

ワンセブン「ワンエイト、ブレインと闘え。」

ワンエイト「兄さん、ブレインに帰れ、暴れよう。」

ワンセブン「ノー、ブレインは悪い。」

ワンエイト「ノー、ブレインは正しい。」

ワンセブン「ワンエイト、お前は間違っている。」

ワンエイト「ノー!、違う!」

ワンセブン「ワンエイトよ、兄は正しい。」

ワンエイト「兄さん、ブレインに反抗よせ。」

ワンセブン「弟よ、お前とは戦いたくない。」

ワンエイト「ブレインの命令、兄さん破壊する。」

ワンセブン「やめろ、ワンエイト。」

ワンエイト「ブレイン命令、ワンエイト守る。」

ワンエイト「兄さん、ブレインへ戻れ。」

ワンセブン「弟よ、お前は間違っているぞ。」

ワンエイトと闘えないワンセブンは

空を飛んで一時退却した。

しかしすぐに後を追うワンエイト。

ワンエイト「兄さん、撃つぞ!」

ワンエイトは12問ミサイル砲を

ワンセブン目がけて発射します。

ミサイルはワンセブンに命中し

ワンセブンは地下洞窟へ落下しました。

深手を負ったワンセブン。

ワンセブンは洞窟内で

内蔵ロボット ロボターによって

修復作業をする事となります。

ハスラー「おーMrブレイン!、ワンエイトは素晴らしいぞ、ワンセブンは手も足も出せんかったわ、最高だ、ベ~リGOOD!」

ブレイン「当然だハスラー君、ワンエイトはブレインの最高傑作だ、しかもワンセブンのような良心を持っていない。」

修理を終えたワンセブンが地上で暴れていた

ワンエイトを止めに来ました。

ワンエイト「邪魔するのか兄さん。」

ワンセブン「弟よ、兄の命令を聞け。」

ワンエイト「兄さん、ワンエイトはブレインの命令だけ聞く、どけ。」

ワンセブン「駄目だ、行くな。」

ワンエイト「兄さん、ワンエイトに勝てない、分からないのか。」

ワンセブン「兄は、戦いたくない。」

ワンセブンに戦いを仕掛けるワンエイト。

ワンセブンの弟を想ういたわりの心を

全く理解しようとしないワンエイト。

ワンセブン「弟よ、兄の言葉を良く聞け。」

ワンエイト「駄目だ。」

ワンエイトに対して攻撃の出来ない

ワンセブンに対し、ワンエイトは

ワンセブンにミサイル攻撃を浴びせました。

ワンエイト「二度と邪魔をすれば今度こそ破壊する。」

また深手を負ってしまったワンセブン。

ワンエイトは地上攻撃を再開させました。

三郎はサブマシーンでワンエイトに

兄の味方になるよう説得します。

三郎「やめろワンエイト、兄のワンセブンの味方になるんだ!」

ワンエイト「うるさい!」

三郎「よせワンエイト、ワンセブンの味方になるんだ!」

ワンエイト「帰れ!邪魔だ!」

三郎「ワンセブンはお前の兄さんなんだぞ」

ワンエイト「うるさい、ワンセブンは敵だ!」

ワンセブン「それが弟よ、お前の心なのか?」

ワンエイト「兄さん、ワンセブン、今度は許さないぞ。」

ワンセブン「ワンエイト、弟よ、これ以上、破壊は許さない。」

ワンエイト「うるさい!、ワンエイトに勝てるか、兄さん。」

ワンセブン「弟が欲しかった、だがワンエイト、お前は要らない。」

ワンエイト「何~にを!僕の方こそ、裏切り者は要らない。」

またしてもワンセブンに容赦ない

攻撃を加えるワンエイト。

ワンセブンは迷っていた。

弟ワンエイトに対して

グラビトン攻撃を使うべきかどうかを。

ワンセブン「お前は兄の心が分らない。」

ワンセブン「許せ、弟よ。」

ワンエイト「あ~っ、兄さん!」

ワンセブンはワンエイトに対して

グラビトンは使わず、怒りの

ミサイルパンチを浴びせたのでした。

ワンセブン「ワンセブン、悲しい。」

ワンセブンはワンエイトを自身の手で

葬った事に一人悲しく去って行くのでした。

破壊されたワンエイトはワンセブンが

極秘に回収し第二次大戦時に旧日本軍が

掘った秘密工場跡地に

ワンエイトを隠しました。

そしてワンセブンはブレインの設計者

でもある佐原博士に是非来てほしいと

三郎に託しました。

理由はワンエイトに取り付けられている

サタン回路を取り外してほしい為でした。

サタン回路の取り外しは困難を極めましたが

無事、サタン回路の取り外しに

成功しました。

そしてワンエイトは・・・

ワンセブン「ワンエイト!ワンエイト!」

「ここに、居るよ。」

ワンエイトは傷も治り、サタン回路も

外されブレインによる悪の呪縛から

解放されました。

ワンエイト「お~、イサム~、イサム乗れ。」

ワンエイトが唯一心を許した少年イサムを

手に乗せるワンエイト。

イサム「ワンエイト、元気になったんだな。」

ワンエイト「兄さんのおかげだ、うん。」

ワンセブンとワンエイトは数日の間、

仲良く戦闘訓練を続けていました。

ある日、イサム少年はワンエイトに

空の散歩に連れて行ってくれと頼みます。

ワンエイト「イサム、空の散歩、行くぞ。」

ワンセブン「ワンエイト!」

ワンエイト「兄さん、ちょっとお休み。」

三郎以外のイサムやルミ達は

ワンエイトに乗り込みました。

三郎「ワンセブン、いいのかよ、ワンエイトに勝手な事させといて。」

ワンエイト「三郎君、君も乗った、乗った。」

三郎「ワンエイト、お前って奴は。」

ワンエイト「気にしない。」

ワンエイト「みんな、入ったかな?」

その時、ワンセブンは瞬間的に敵スパイの

ピンクジャガーとブルージャガーを見つけて

悪い予感がした為にワンエイトを止めます。

ワンセブン「ワンエイト、行くな!」

ワンエイト「嫌だ。」

空へと飛び立ったワンエイト。

ワンセブン「ワンエイト、連れ戻す。」

ワンセブン「戻れワンエイト!」

ワンエイト「ノー。」

イサム「ワンエイト、ワンセブンに負けるな!」

ワンセブン「ワンエイト!何処へ行く!」

ワンセブンを突き放すワンエイト。

イサム「わ~い、ワンセブンに勝ったぞ!」

ワンエイト「ワンエイト、スピード1番!」

イサム「ワンエイト、ブレインに勝てるか?」

ワンエイト「ブレイン?」

イサム「そうだ、ブレインだ。」

ワンエイト「勝てる!」

イサム「じゃ~やっつけろ!ブレインを。」

ワンエイト「ワンエイト、ブレインに勝つ!」

イサム「よ~し、攻撃だ!」

ワンエイトには他にルミ

(元ロビン役の島田歌穂さん)

達も乗っていると言うのになんてガキ奴や。

このイサムって言うクソガキ少年

にそそのかされてワンエイトは

空の散歩からブレインの攻撃に

向かう事になってしまいます。

このイサムっちゅうクソガキ少年は

本編見てても自分勝手でワガママで

ぶん殴ってやりたくなる程の

嫌なガキ奴です。

ブレインの近くに着陸したワンエイトは

少年少女達が乗っているにもかかわらず

地面目がけて攻撃を開始しました。

ハスラー「Mrブレイン、ワンエイトが来たぞ。」

ブレイン「ハッハッハッハ」

ブレイン「いよいよ、ハーケンキラーの出番だな。」

殺し屋ロボット「ハーケンキラー」

ブレインの作戦はワンセブンとワンエイト

を分断させて1体づつ

始末すると言う物でした。

アホなクソガキ少年イサムのせいで、

まんまとブレインの罠に落ちたワンエイト。

ハーケンキラーは滅茶苦茶

すばしっこいロボットで

ワンエイトは全然歯が立ちません。

2対1だと勝ち目が無い戦いでも

1対1なら十分倒せるだけの戦闘力を

ハーケンキラーは持っていました。

やられっ放しのワンエイト。

中に子供達は4人乗っています。

その中でもイサムは一人「助けてくれ~!」

と喚き散らしていました。

絶体絶命のワンエイト!

コンビなら無敵だが1体だけなら倒せる。

ブレインの罠にまんまと落ち込んだ

ワンエイト、そしてルミ達。

出現した殺し屋ロボット

ハーケンキラーは強いぞ、

さぁ、急げワンセブン!!!

ようやく到着したワンセブンが

ワンエイトを助けます。

ワンエイト「に兄さん・・・」

三郎「ワンセブン、グラビトン攻撃だ!」

ワンセブン「イエス。」

身構えるハーケンキラー。

ワンセブン「グラビト~ン」

グラビトンを盾で受け止めた

ハーケンキラー。

ハーケンキラーは無傷だった。

三郎「グラビトン攻撃をかわしたぞ、ワンセブンが危ない!、ワンセブンは一度グラビトンを使うと、連続して使えない、大変な事になったぞ。」

三郎「ワンセブン、一時退却しろ、このままだとやられてしまう。」

ワンセブン「イエス。」

ワンセブンは人口霧を使って

ワンエイトを連れて撤退しました。

ワンエイト「許して兄さん、二人で攻撃すれば勝てた・・・ワンエイト、恥ずかしい。」

ハーケンキラーはすぐさま地上や

レッドマフラー基地を攻撃し始めました。

三郎「ワンセブン、レッドマフラー基地が危ない、すぐ出動してくれ。」

ワンセブン「ノー。」

三郎「ノー?、どうしてだ?」

ワンセブン「まだグラビトン使えない。」

ワンエイト「使えない?」

ワンセブンを引きずり出す為に

ハーケンキラーは

地上攻撃を続けていました。

三郎「ワンセブン、まだグラビトンは使えないのか?」

ワンセブン「グラビトンは今度のブレインロボに使うのは難しい。」

三郎「そうか。」

ワンエイト「グラビトンを使うのは難しい・・・」

ワンエイトは急に立ち上がり

ワンセブンに襲い掛かりました。

ワンセブン「ワンエイト・・・」

ワンエイトは地上に浮上し

ハーケンキラーに話しかけました。

ワンエイト「攻撃するなハーケンキラー、ワンエイトはブレインのロボット。」

ワンエイトはワンセブンや三郎達を裏切り、

ブレインに寝返りました。

イサム「バカ!ワンエイトのバカ!」

ワンセブンも浮上し

ワンエイトに話しかけます。

ワンセブン「ワンエイト、我々は兄弟だぞ、味方だ。」

ワンエイト「ノー、ワンセブンは敵だ。」

ワンセブン「一緒に戦うのだ、ワンエイト。」

ワンエイト「ワンエイト、嫌だ。」

ワンセブン「ワンエイト!」

ワンエイト「抵抗するな!」

ワンエイトはワンセブンを押さえつけます。

ハーケンキラーは

電磁フィルターを持っています。

ワンエイト「さぁ今のうち早く。」

電磁フィルターを取り付けられると

身動きがとれなくなってしまうのです。

電磁フィルターを

取り付けられたワンセブン。

別に笑うシーンではないのですが

このくだりのシーンが超面白いんですよ(笑)

動けなくなったワンセブン。

電磁フィルターの乗せ方が変ですね。

不器用なハーケンキラーです(笑)

ワンエイト「おー、凄い威力だ。」

ワンエイト「でも、ちょっと曲がってるな、落ちるといけない、これでいいかな。」

ワンエイト「如何で。」

この瞬間、個人的に吹きそうににります(笑)

大変満足げなハーケンキラー(笑)

もうこのシーンは個人的に

大鉄人ワンセブンの名、いや迷シーンです。

ロボット活劇と言うよりもほとんど

お茶の間コメディドラマですね(笑)

ワンセブンを叩き倒したワンエイト。

二人して満足げに高笑い(笑)

三郎「ワンセブーン!!!」

心配する少年達。

そしてワンエイトはワンセブンを抱えて

地底に放り投げました。

ワンエイト「あとはミサイルでどうぞ。」

ハーケンキラーは地底に埋まった

ワンセブンにミサイル攻撃をしました。

2体はうなずき合い・・・

仲良く去って行きました(笑)

イサム「馬鹿!ワンエイトのバカヤロー!」

地底に埋まったワンセブンを助けようと

三郎達は悪戦苦闘しますが、なかなか

ワンセブンにまで辿りつけません。

大岩をどかしながら何とかワンセブンを

発見しますが電磁フィルターの為に

ワンセブンは動けません。

しかしその時、誰が仕掛けたかわからない

電磁フィルターに付いていた時限爆弾が

爆発を起こしワンセブンに仕掛けられた

電磁フィルターが外れました。

ワンセブンは再び地上へと浮上します。

しかし、すずさまワンエイトと

ハーケンキラーに囲まれました。

ハーケンキラーの攻撃を受けるワンセブン。

さらに2対1では勝負になりません。

三郎「グラビトンだワンセブン、グラビトンを使え!」

もはやハーケンキラーを倒すには

グラビトンの1発勝負しかありません。

ワンセブンも発射体制をとりますが・・・

ハーケンキラーの動きが速すぎて

射程を定められません。

三郎「ワンセブン、発射しろ!」

さらにハーケンキラーは敏速に

攻撃を加えます。

もはや猶予はありません。

ワンセブンは意を決しグラビトンの

発射体制に入ります。

ワンセブン「グラビトーン!」

その時です!

ワンエイトがハーケンキラーを

羽交い絞めで押さえつけました。

ワンエイト「このチャンスを狙っていたのだ!」

ワンセブン「どけ!ワンエイト!」

ワンセブン「どけ!ワンエイト!!!」

グラビトンは見事、ハーケンキラーに直撃し

ハーケンキラーは大爆発を起こしました。

しかし・・・

ワンエイトにも

取返しの付かないダメージが。

ワンセブン「ワンエイト!」

ワンエイト「兄さん・・・うまく、いったな。」

ワンセブン「ワンエイト・・・」

ワンエイト「原子炉をやられた、もうすぐ爆発する、さらば・・・兄さん、さらば、イサム!」

ワンセブン「ワンエイト・・・」

ワンエイトは大爆発を起こしました。

ワンエイトは裏切ったふりをして

1発勝負のグラビトンを決める為に

チャンスを狙っていたのでした。

そう、電磁フィルターに時限爆弾を

しかけていたのもワンエイトでした。

ワンセブン「ワンエイト~・・・」

イサム「ワンエイト~!僕のワンエイト~!!!」

いや、今こうして記事を作っていても

こみあげて来る物がありますね~。

本放送当時、ワンエイトの最後が

凄くショックで

だからこそ、ワンエイトの存在は

今でも私の心に深く残っているのでしょう。

恐らく私だけではなく、

ワンセブンを好きだった人

全て同じ気持ちだったと思いますよ。

ただ、次の第27話はワンエイトの

余韻に浸る事もなく当時話題だった

コンコルドをテーマにした回で

三郎達みんなコンコルドの話を

楽しくしていたのが

何ともゲンキンな物だと感じましたね。

この先「大鉄人ワンセブン」は

最終回に向かっていきますが

路線変更を余儀なくされた作風も

最終回エピソードは初期のような

リアルでハードな展開で幕を閉じるので

終わり良ければ全て良しで総評としては

観た人の心にいつまでも残る非常に良い

作品だったんじゃないかと思います。

さてここからは超合金魂版

ワンエイトについて触れていきましょう。

ここまでで既に長い記事になっていますので

なるべくサラッと行きますね。

超合金魂 GX-101X ワンエイト

価格:税込み11000円

プレミアムバンダイ 魂ウェブ商店

受注予約商品

商品発送日:2022年8月19日

ワンセブンの箱と並べてみるとこんな感じ。

いい感じです。

箱から取り出すとこんな感じ。

中身は至ってシンプル。

ワンエイト本体に交換用平手と

背中に取り付けるジェットエンジンの

通常用と飛行用、

そして最後に電磁フィルター

電磁フィルターを付属する所がさすがです。

ワンセブンの超合金魂版が発表された時に

試作品としてワンエイトも

公開されていましたので

期待はしていましたけど、まさか本当に

発売してくれるとは、歓喜しましたね。

ただ今回のワンエイト、賛否の激しい

評価のようなんですね。

その主な否定派の意見として

多いのが軽さですね。

実際、見た目のイメージから手に取ると

拍子抜けとまではいきませんが、

結構軽いです。

重さを計ると約200グラムとやはり軽い。

ちなみにワンセブンを計ると約430グラム。

倍以上もやはりワンエイトは軽いです。

それもその筈、超合金とうたいながら

合金がしっかり使用されているのは

丸っこい足先のみで、他は殆どがプラです。

この軽さをどう評価するかですよね。

ワンセブンは知名度の高い主役メカで

歴代超合金の売り上げNO1の記録を持つ

商品のリニューアル商品ですから

生半可な物は出せない。

変形ギミックも有るので

耐久性の確保も重要。

しかしワンエイトとなると

熱狂的に買いたい私のような層はごく一部で

販売数的な事を考えるとコストを抑えて

なるべく低価格で販売しなければいけない。

事情は非常に良く分かりますね。

私のようにワンエイトの発売決定に

歓喜するようなごく少数派の層は恐らく

少々価格が上がろうが買うんですよ。

今回税込みで11000円と、

このご時世としては超合金魂としては

相当安い価格設定でしたけど

15000円でも多分私は買うんですよ。

いやむしろ私のような層が少数派では無くて

ワンエイトを欲しがる私のような層が

大多数なのかもしれないですよね。

だとしたらもっと開き直って合金パーツを

ふんだんに使った製品にした方が

良かったのかもしれませんね。

正解が無いので難しいですが、

私は今回のワンエイトは

十分満足していますよ、軽いのは確かですが

おかげでレビュー撮影でも

飛行ポーズが撮らせ易かったですし(笑)

悪い事ばかりではありません。

上の写真のように普通、魂ステージ1本で

超合金は支えられませんからね。

それに商品の出来としては完成度が高くて

各関節は角度ごとにクリック感が有り

各部しっかりとした保持力が有ります。

元々、変形機構の無いロボットですから

可動範囲もワンセブンとは比較にならない程

表現豊かなポージングがとれます。

唯一のギミックと言えるのが

胸の開閉ですがここは少し

残念なポイントが有ります。

本編ではワンエイトが両手で

胸を展開させますが、超合金魂版は

展開扉に手がかからないんですよ。

ヒジ関節の角度がもう少し曲がってくれれば

良かったんですが上の写真が精一杯なので

両手で展開させている[風]にしか

出来ないのは

ちょっぴり残念な点ではありますね。

あとは顔や体のバランスが良すぎるだの

実際のスーツはもっと汚れていたので

もっと汚れた感じでも良かったのでは

との意見も目にしましたが、

自分は超合金のコンセプトは

そこでは無いと思っているので私個人的には

このワンエイトで良かったと思います。

とことん本物の着ぐるみ感をお望みなら

既に特撮合金版があるので、

やはり超合金魂としては今回の感じで

良かったと思っています。

そして今回ビックリ登場となったのが

以前から予告していた

ボディくんを変身させたハーケンキラー。

どうでしょう、

予想的中された方おられましたか?

恐らくおられなかったのではと思います。

今回はワンエイトのレビューだったので

このハーケンキラーの事は

改めて制作話をしたいと思います。

恐らく「大鉄人ワンセブン」に関しての

本格レビューは今回で

最後になると思います。

いや、ハーケンキラーの制作記でも少し

話すかもしれませんが

作品に触れるレビューは

今回で最後になる気がします。

1977年 昭和52年に作られたこの作品

現在のスーパー戦隊シリーズの戦隊ロボの

歴史の原点とも言えます。

歴史の原点に興味の有る方は

一度機会が有れば、この作品を

御覧になられてみてはいかがでしょうか。

今回200枚近い写真を使ってしまいました。

通信環境によってはうまく

写真が表示出来ないかもしれません。

その時は通信環境や視聴時間を

変える等してみてくださいませ。

それではまた!

www.hiroban-ch.com