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DX超合金魂 VOLT IN BOX 超電磁マシーン ボルテスV レビュー 後編

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「天空剣!Vの字斬り~っ!!!」

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皆様、ようこそお越し下さいました。

前回のボルテスV前編レビューは

如何でしたでしょうか?

いよいよ、今回はその続き、

「DX超合金魂 VOLT IN BOX 超電磁マシーン ボルテスV」

の後編レビューをお届けいたします。

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前編では5機のボルトマシンが無事合体して

ボルテスVになった所で終わったので、

今回は合体したボルテスVの雄姿と

付属されている武器の数々を

音声ギミックと合わせてご覧頂きましょう。

まずはこの技から!

●「グランドファイヤー!」

https://streamable.com/ouvfwx

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ベルトのバックル部分が中央から

左右に開いて火炎放射を放ちます。

●「チェーンナックル!」

https://streamable.com/feckz2

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両腕に装備されるクロー付きの分銅。

DX超合金魂版も両腕用に2基付いています。

●「超電磁ストリング!」

https://streamable.com/g9gtzq

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ベルト部分に装備されたムチ状の武器。

超電磁ゴマを操る時にも使う。

●「超電磁ゴマ!」

https://streamable.com/cyk37m

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前作コンバトラーVで超電磁ヨーヨーが

ウケた影響から考案された武器だと

思われますが、劇中でも

使用頻度が高く攻撃力も高い。

●「ガトリングミサイル!」

https://streamable.com/daoig3

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両腕に内臓されている多弾頭ミサイル。

●「ボルテスバズーカ!」

https://streamable.com/oke5dk

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手首が折れて砲身が出てきて

折れた手首はトリガーとなる、

腕全体がバズーカ砲になる斬新な武器。

右腕で打つ事が多いが

両腕に装備されている。

企画段階ではこの武器が

必殺技になる予定だったとか。

●「天空剣!」

https://streamable.com/23ktc4

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ボルテスVの必殺武器。

普段は胸のV字マーク(Mでは無い)に

格納されていて使う時はVマークの下から

柄が出てきて上からは刃が伸びる。

一番の必殺技は「Vの字斬り」で

字のごとく敵をVの字に寸断する技。

他に「唐竹割り」や「一文字斬り」等

複数の技が有り。

今回のDX超合金魂版でもVの字斬り以外にも

唐竹割り等、他の音声も複数収録されており

攻撃技ボイスを合計14種類再生出来ます。

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さて一通り武器の紹介が終わったのですが

その他の付属品を軽くご紹介致しましょう。

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ボルテスVの支援メカである通称「鷹メカ」

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劇中通りボルテスと合体して

超電磁ボールコントロール装置を

追加させるシーンを再現させられます。

ちなみに超電磁ボールコントロール装置も

付属していて

ボルテスに装着させる事も可能ですが

写真を撮り忘れました(汗)

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そしてコレ↑

史上初の立体化であり、

今後立体商品化される可能性も

極めて低いとされる「ボワザン軍円盤」

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こんな物まで立体化してしまう事に

無駄だのこんな物付ける位なら値段下げろ

だの賛否はあるようですが、後にも先にも

これっきりの商品化と言う事を考えると、

個人的にはボルテスVと

唯一戦っているシーンを再現出来る

敵メカと言う事では

十分価値の有る付属品と思っております。

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DX超合金魂 ボルテスVをここまで

紹介してきましたが残るギミック紹介

としてはお伝えし忘れていなければ

これで最後です。

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「ボルテス重戦車!」

TVでは未登場の形態でありますが

コンバトラーVの「グランダッシャー」

同様の戦車形態に変形出来ます。

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それではDX超合金魂版のボルテスVと

過去の製品とスタイルの比較とかを

サラッとしておきましょうか。

まずは古い順に

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初代ボルトインボックス↑

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超合金魂2006年版↑

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2018年 超合金魂FA(フルアクション)版↑

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↑DX超合金魂版↑

ちなみに全高は360㎜の巨大さです。

ま~それぞれに時代背景やコンセプトの

違いで同じボルテスでも結構違いが

有るもんですけど個人的に一番自分の中の

ボルテスの理想に近いのはやはり最新の

DX超合金魂版なのは間違い無いです。

特に顔!

今回のボルテスは顔が本当にカッコイイ!

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ホント、このお顔ですよ↑

ちなみに商品コンセプトの近い

超合金魂2006年版のお顔が・・・

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↑この顔は・・・

ま~コレはコレで味は有るけど、あまり

カッコ良いと言えるお顔では無いですね。

さてそれでは一通りレビューが終わった所で

「超電磁マシーン ボルテスV」と言う

作品にまつわる個人的な思い出話や雑談を

少しさせて頂いて今回のレビューを

締めさせて頂こうと思います。

そう、いつものレビューパターンの

逆の構成の流れですね。

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「超電磁マシーン ボルテスV」は

1977年6月4日から1978年3月25日まで

全40話が放送されました。

「超電磁ロボ コンバトラーV」

「超電磁マシーン ボルテスV」

「闘将ダイモス」は

長浜忠夫氏が監督を務めた俗に

「長浜ロマンロボット3部作」と

言われていてボルテスVは長浜3部作の

2作目に当たります。

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前作コンバトラーのヒットでメカデザインや

技の名称等流れを引き継いでいる点も

多く有りましたが今作でコンバトラーから

力を入れた点としてはドラマ性よりも

ヒーロー性を強調したコンバトラーよりも

視聴年齢を引き上げるべくドラマ性を

強化した点だと思います。

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当時リアルタイムで視聴していた頃を

思い返してもコンバトラーVはメカの

活躍シーンや合体シーン、OP・EDは

しっかりと覚えていますが

(身長57メートル体重550トンのEDの歌詞はあまりにも有名)

ストーリーに関しては殆ど記憶に無いですが

ボルテスVは結構覚えておりました。

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ベースとしては地球人とボワザン星人との

戦いではありますが敵ボワザン星人にも

角の有無による差別や反乱が有り、

主人公、剛3兄弟の父、健太郎(ラ・ゴール)

は角の無いボワザン星人として

生まれてしまいます。

ボワザン星人は角の有る人間を高貴な人種

として扱われ角の無い人間を

下級人種として扱われるのです。

ラ・ゴールは王位継承資格が

有ったにも関わらず

ダミーで付けていた角がばれてしまい、

妻とも引き裂かれ奴隷扱いにされる。

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やがてラ・ゴールは

反乱を起こしますが追われる身となり

漂流の末、地球にたどり着きます。

そこで地球人の剛光代に救われ、

地球人として暮らし剛3兄弟が生まれ、

ラ・ゴールはやがて襲ってくる

ボワザン星人に対抗する為に

ビッグファルコンやボルテスを開発します。

しかしボルテス開発後、父は行方不明となり

剛3兄弟は父を探しながら

ボワザン軍と戦うと言う話でした。

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今でこそ私はCS放送でボルテスVを

全話録画した物を持っていて

大人になってからもボルテスVを何度か

視聴しましたがリアルタイムで観ていた

小学生の頃からボルテスVのストーリーは

思い出として残っていましたね。

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強烈だった記憶としてはやはり最終回。

ボワザン軍の宿敵、プリンス・ハイネルと

主人公、健一との一騎打ちで

明らかになる衝撃の悲しい事実。

涙無くしては観られない、

このボルテスVの最終回は是非、

これをご覧の皆さんにもご覧頂きたい。

現在バンダイ・スピリッツ公式

YouTubeチャンネルで公開していますので

いつでも最終回を観れますので

是非ご覧頂きたいと思います。

※現在は視聴期間が終了しているようです。

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次にボルテスVの魅力としては

主題歌がとても素晴らしいと言う点です。

OP「ボルテスVの歌」

歌:堀江美都子 こおろぎ’73 コロムビアゆりかご会

ED「父をもとめて」

歌:水木一郎 こおろぎ’73

OP ED共に作曲は小林亜星さんですが、

さすが亜星さん良い曲を作りますね。

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私は昭和52年放送当時、堀江さんが歌う

OPの美声に当時7歳ながら憧れを抱き、

兄が持っていたレコードに写っていた

堀江さんのスナップ写真を

いつも見ていた思い出が有ります。

当時はインターネットなんて

影も形も無い時代、当時はまだアニソン歌手

なんて脚光の浴びない

全然マイナーな時代です。

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堀江さんの動画はおろか写真すら

見れる手段が無く唯一の方法がレコードに

写っている小さいスナップのみでした。

堀江さんのあまりに綺麗な美声に

目覚めたのがこの

「ボルテスVの歌」だったんですよね。

それからは家に有った堀江さんの歌っている

アニメレコード

「野球狂の歌」「宇宙魔人ダイケンゴー」

等を良く聴いていました。

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「堀江さんてどんな人なんだろう」

「堀江さんの動いてる映像を見たいな~」

とずっと思っていたんですが、

実は私は既にテレビで観ていたんですね。

昭和51年「宇宙鉄人キョーダイン」に

レギュラー出演されていたんですね。

私、毎週観ていたんですが、出演されていた

綺麗な女性が堀江さんだなんて

当時判っていなかったんですよ。

そんな思い出がありますね。

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ED「父をもとめて」も水木一郎アニキの

さわやかなバラードで今回のDX超合金魂で

EDが収録されていなかった点が

非常に残念であります。

そうそう美声で思い出しましたが、

主人公 剛健一の声を当てられていた

[白石ゆきなが]さんてとっても

イケメンボイスですね。

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あとはボルテスVと言うと

フィリピンで大ヒットしているのは

かなり有名な話ですよね。

1978年にフィリピンで放送され、

最高視聴率が58%ですか!

その後1999年の再放送でも再び大ブレイク!

フィリピン人誰もが知っている

国民的アニメなんですね。

日本人が誰もが知っているアニメと言うと

「サザエさん」か「ドラえもん」

位の知名度ですかね。

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日本で人気の「サザエさん」「ドラえもん」

ですが、熱狂性はあまり無さそうですし

さすがに視聴率58%は記録した事は

無いでしょうから、それ以上の

熱狂的な人気と言う事なんでしょうか。

今なら「鬼滅の刃」辺りが近いのかも

知れないですかね。

フィリピン人のボルテスVへの熱狂性は

ついには実写映画を作り上げたとか!

フィリピンの人が親子3世代にわたって

人気と言う程彼らの心をつかむ程の

ストーリーの良さが認められていると

言う事なんでしょうね。

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最後はフィリピンで大人気と言うネタで

締めくくる事になりましたが

そろそろレビューを終わりたいと思います。

あ!、最後は上田みゆきさんネタで

最後終わりましょうかね。

長浜3部作の全てのヒロインを演じられた

上田みゆきさん。

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超電磁ロボ コンバトラーVの[南原ちづる]

超電磁マシーン ボルテスVの[岡めぐみ]

闘将ダイモスの[エリカ]

特にエリカは好きだったな~。

上田みゆきさんも憧れの声優さんでしたが

ここ最近、CSの東映チャンネルで

キカイダー01や刑事くんを観ていたら

コンバトラーより前の若き日の上田さんが

ご出演されていてビックリしました(笑)

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さて雑談もこの辺りにしておいて、これにて

「DX超合金魂 BOLT IN BOX 超電磁マシーン ボルテスV」

のレビューを終わりたいと思います。

レビューアイテムとして相当なツワモノで

撮影環境も普段の環境ではボルテスの

サイズが大きすぎて駄目なので

ボルテス用の撮影ブースを作ったり、

重さも普段のフィギュアーツ撮影とは

段違いなので特に合体シーンの撮影は

大変苦労しました。

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動画も大量に挿入しましたし、

間違い無く一番苦労したレビューアイテム

となりましたが、今となっては

やりきった達成感もあります。

ボルテス進捗報告で書かせて頂きましたが、

YouTubeでレビューされている物に

負けない物になっているかどうか

今は正直自信は無いですが、

彼ら動画レビューワー達よりも時間と手間は

間違いなくかけている確信はあります。

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今後、このようなスペシャルアイテムを

レビューする事が有るのか無いのか

判りませんがその時はまた頑張ります。

・・・が当分、合体変形アイテムは

レビューしたく無いですね。

それではまた!!!

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