ヒロバン チャンネル

プレミアムバンダイのS.Hフィギュアーツ、ロボット魂等の商品レビューを致します。

ハーケンキラー を作ってみた。

皆様ようこそお越し下さいました。

今回は商品レビューではございません。

前回ワンエイトのレビューで登場させた

ハーケンキラーの制作記事となります。

まずはハーケンキラーを作るはめ事に

なった経緯からお話致しましょう。

今年2022年8月末に超合金魂のワンエイトが

我が家に到着致しました。

待望のワンエイトが到着して、

テンションMAXの内にレビューしようと思い

どういうレビューにするか

考えていたんですが、やはり私がよくやる

活躍の足跡を再現しようと思いました。

しかしワンエイトのレビュー記事を

見ていだだければ分かると思いますが

ワンエイトの活躍にはハーケンキラーは

切っても切れない存在なんですよね。

ワンエイトの死にも

直接関係するキャラですし。

そこで我が家にあるハーケンキラーの

代役になるようなロボットを

探してみたんですが無いんですね。

ミニプラのレオパルドンとかも

考えましたがキャラが濃すぎて

ハーケンキラーを連想出来ない。

それに超合金魂のワンエイトとは

大きさが全然違う。

ならば他に手は無いか。

普段のレビューで良く登場させる

ボディ君なら黒子に徹する事が出来るので、

どんなキャラにも連想させやすいと

思うので、やはりそれが一番ベターかなと

思ってボディくんを横に並べてみましたが

やはりワンエイトとのサイズ感が全然違う。

それにロボットとの共演だとボディ君では

キャシャ過ぎて全然ロボットに見えない。

これは困った、

代役に適したロボットは無い。

ボディくんもハーケンキラーにはどう見ても

サイズ感やキャシャさから連想出来ない。

どうしたものか・・・

ネットでハーケンキラーを検索しましたが

やはりマイナーキャラだけに

ほとんど玩具製品は無く

ソフビ人形とかは有るようでしたが、

ソフビ人形ではさすがに共演は無理なので、

もうその時、私の頭の中では

一番選びたく無い選択肢ではありましたが

構想したレビューを作るには、

ハーケンキラーを

自作するしかないと腹をくくりました。

ただ無から作るのでは時間も労力も

半端無くかかるのでボディくんをベースに

作る事をすぐに思いつきました。

ボディ君をベースに作っていけば

関節可動もそのまま使えるし

うまく胴体を延長調整すればワンセブン、

ワンエイトとの身長差もカバーできます。

さらにハーケンキラーは剣と盾を

持っていますが、ボディ君には最初から

剣と盾が付属しているので

まさしくハーケンキラーには

持って来いだと思いました。

さて制作に入っていく訳ですが

制作のコンセプト、どういう風に

ハーケンキラーを仕上げるのか。

そもそも私はハーケンキラーが

作りたかった訳では全く無く

あくまでワンエイトのレビューに

ハーケンキラーを共演させたくて、

やむなく制作するので劇中の

ハーケンキラーをとことん追求した

完璧な物を目指すのでは無く、誰が見ても

「うんハーケンキラーだね」

と認識してもらえるレベルの物さえ

出来ればOKだったのでその辺は時間優先、

細かなディテールは排除、そして

ボディくん全身を覆う必要も無いと考え、

最低限ハーケンキラーの立体物として

認識してもらえる

必要最低限のパーツ構成でいいと言う

コンセプトを決めて制作を行いました。

↑作ったパーツは顔マスク、胴体、

肩アーマー、腰アーマー、スネアーマー、

靴 で以上です。

ホント必要最低限の

パーツ構成にしてあります。

↑それでも装着させるとハーケンキラー

には十分見えるのではないでしょうか。

実際のスーツのハーケンキラーは

こんな感じですが

全身の卍か手裏剣かのマークは作りません。

細かなディテールはとことん排除します。

それでは制作途中の写真をお見せしながら

完成までをご紹介したいと思います。

↑スミマセン、上の写真の状態になるまで

写真を全く撮っていませんでした。

この状態になるまで既に

2,3週間経過してます。

↑ワンエイトとの身長の調整は

ボディくんを胴体可動部で分割して

ハーケンキラーの胴体部分に

上半身と下半身を合体させるようにして

上の写真図のように

3か所で延長させました。

↑材料は殆どが造形用粘土ファンドです。

頭のトサカは1mmプラ板の2枚重ねです。

↑上半身の合体部分の中身がこんな感じ。

かなり雑く完全にフリーハンドです。

↑合体させるとこんな感じで

↑カバーを被せるとこうなります。

↑大体の基本造形が出来た状態。

バイザーの大きさ、形を修正したり、

頭部ディテールを入れたり

↑修正修正を重ねてここまで来ました。

あとは今回の作業で最も重要な部分。

バイザー部分の覗き穴的なスリッド。

スリッドの良し悪しで顔全体の印象が

変ってしまいます。

↑フリーハンドながら

慎重に掘っていきました。

↑ま~ま~上手くいきました。

↑表面仕上げをして造形が完了しました。

これから塗装に入ります。

それにしても汚いPCデスクです。

↑実際のスーツはどうやら黒ベースに

シルバーのドライブラシ的な塗装法が

とられているようなので今回も同じく

全身ドライブラシで塗装しようと思います。

↑まずパーツ全てに

黒サーフェイサーをベースに吹きます。

そして少しづつシルバー塗料を

ふき取ったカスカス状態の筆を

ひたすら擦り付けていきます。

さらにひたすら擦り付けていきます。

↑これ位でええかって状態。

ドライブラシ開始して半日程かかりました。

↑そして赤と黄色の塗装を入れて

遂に完成しました。

パーツごとお見せしましょう。

それではボディ君と合身させましょう。

上半身と下半身を引っ張って分離させて。

↑下半身とハーケンキラーの

胴体部分とドッキング。

↑上半身もドッキング。

↑背中カバーを取り付けます。

取り付けは背中とカバーを

両面テープで付けます。

↑靴を履かせて。

↑スネアーマーを取り付けて。

↑腰アーマーを取り付けて。

↑肩アーマーを取り付けて。

↑マスクを被せれば!

↑ハーケンキラーの完成です。

↑ワンエイトと並べるとこんな感じ。

ややワンエイトよりも

大きくなってしまいました。

でもそれ程、違和感は無いかなと思います。

正直、世間的には注目度の低いであろう

超合金魂ワンエイトのレビューを自分の

満足出来る物にする為に、

さらに注目度の低いと言うか

そもそも認知度なんて殆ど無い

キャラクター、ハーケンキラーなんて物を

スクラッチする事になってしまうとは

ホント、バカですね~。

もっと他に作らないといけない物なんて

山のようにあるのに、

フィギュアライズだって滅茶苦茶

積みプラ状態になっているのに、

ホント、バカですね~。

こんな物を苦労してスクラッチしている

時間があればフィギュアライズなら

恐らく4~5体は組めて

レビュー更新もはかどっただろうに。

ホントにバカですね~。

ま~でもね、このハーケンキラーを

作った事に後悔は全くないですね。

むしろやりきった感、達成感があります。

バカですけどね〜(笑)

たかが1記事レビューする為に

こんな超超超面倒臭い事する奴、

ま~おらんでしょうが、

そのアホな事をしてしまう所が

このヒロバン チャンネルの価値だと

思ってやっております。

おかげで更新頻度の低さが

申し訳無い所ではありますが

これからも細々と、そしてたまには

ビックリするような事を

考えてやっていきますので

これからも「ヒロバン チャンネル」を

宜しくお願い致します。