今回紹介するアーツは2018年9月29日に
一般販売が開始された
真骨彫製法 仮面ライダーアマゾンです。
1974年10月に放送された
6番目の昭和ライダーです。
年齢がバレますが、当時私は4歳で
リアルタイムで視聴していた
記憶が残っております。
私の仮面ライダーの記憶の原点を辿ると、
前作の仮面ライダーXでいつも
寝そべっていた敵のボス、キングダークが
ある回で立ち上がった時の顔のイメージの
変わりように「何か顔が変」と思った事が、かすかな記憶として残っています(笑)
その仮面ライダーXの後に始まった
アマゾンですが当時4歳ながら
結構記憶は鮮明に残っています。
4歳の感覚からしたら
メカニックライダーだったXの後番組として
始まったこのアマゾンは
仮面ライダーとしてのヒーロー然とした
カッコ良さからはかなりかけ離れていた為に
正直、好きではありませんでした。
なので、途中からアマゾンはあまり
見なくなり当時裏番組で放送していた
シェリーさんが主演されていた
「オズの魔法使い」を
見ていた記憶があります。
とは言え、ヒーロー番組がやっぱり
好きだった私はアマゾンも気になる為に
チャンネルをカチャカチャ変えて
見ていたと思います。
そんな古い思い出がある
アマゾンライダーですが
2018年9月に真骨彫製法と言うバンダイの
最高技術で立体化されるなんて
嬉しい限りです。
ただこの真骨彫アマゾンですが、
世間では少々「いわく付き」のレッテルが
貼られていて肯定派と否定派に真っ二つに
分かれる評価になっています。
この真骨彫アマゾンですが、
否定派の強い意見として許せないと
される点としては主に次の2点。
●太ももが太すぎて筋肉モリモリに
造型されている点。
●顔がノッペリしすぎてる点。
2点とも実際の造型を見る限り
その通りであります。
太ももは原型師の誇張した
解釈がされている感が有り、
少し不自然な程太くて形も
スケート選手のような筋肉造型です。
顔はマスクの面積に対して多少、
眼鼻口が大きく占領しすぎてる印象が有り、
耳の形が顔を正面から見た時に
ボリューム不足な印象があります。
この真骨彫アマゾンを否定する方々の意見は
確かにその通りだと思います。
あとはこのアマゾンを受け入れられるか
どうかだと思います。
私個人の感想としては十分
受け入れられます。
発売日に購入して普段ケースに入れて
飾っておりますが2点の違和感を忘れる位に全体的に非常にレベルの高い仕上がりで
十分「真骨彫」を名乗れる
こだわりを感じます。
アマゾンの最大の特徴と言える
赤いマダラ模様も色ムラの少ない
丁寧な塗装がされていますし、
ギギの腕輪やグローブ、
ブーツのジッパー等の細かい造型、
全体的に非常に緻密な造型です。
私もそうですが、肯定派の方々の多くは
実際に真骨彫アマゾンを購入されて緻密な
造型に満足されているのではないかな~と
予想します。
昭和ライダー好きな方、
アマゾンライダーが好きな方、
このブログをご覧の皆様は
この真骨彫アマゾンを
受け入れられますか?
受け入れられませんか?
どちらが正解でもありません。
私はこのアマゾンを
大変気に入っております。
ただ昭和ライダーの可動フィギュアは
最近の平成ライダーのように関節部分に
アーマー的なディテールが無いので
可動部分が目立つのが仕方が無いとは言え
残念なポイントではあります。
昭和ライダー世代の私的には、どんどん
真骨彫化を進めて行って欲しいのですが、
平成ライダーの真骨彫化に比べて
ペースが圧倒的に遅い。
せめてストロンガーまでの7人ライダーは
早いペースで真骨彫化を
進めてほしいのですが揃うのは
何年後になる事やら・・・
さてさて、
アマゾンライダーの思い出も語りながら
レビューさせて頂きました。
幼少期は嫌いなライダーでしたが、
今は結構好きなライダーです。
それではまた次回ご覧頂けたら
めっちゃ嬉しいで~す。
それでは!!!