「このドラムロでも、
ゲドよりパワーはある!」
「ダーナ・オシーは所詮旧式、
このドラムロに適う訳が無い。」
今回ご紹介するのは
ロボット魂のオーラバトラー ドラムロです。
発売は2015年5月16日の一般販売、
税込み6480円でした。
ドラムロは「聖戦士ダンバイン」に登場した
オーラバトラーです。
いわゆる「やられメカ」って奴ですね。
ガンダムで言う「ザク」、
Zガンダムで言う「ハイザック」、
ダグラムで言う「ソルティック」、
エルガイムで言う「グライア」、
レイズナーで言う「ブレイバー」、
バイファムで言う「ウグ」、
全部めちゃくちゃ古いですね(汗)
年代丸出しです。
とにかく涙の量産やられメカと言う訳です。
しかし、やられメカと言うのは大体
各作品の主に前半には結構出番が多くて
そこそこ活躍したりするんですよね。
このドラムロも例外では無くて
物語の前半にはかなり出番が多くて
そこそこ活躍したんです。
聖戦士ダンバインの第1話に
一番最初に登場した
オーラバトラーもドラムロでした。
第1話でのドレイク軍の園遊会で、
怪獣ガッダーと
バーン・バニングスが操縦するドラムロが
アトラクションの格闘をして、
ガッダーを倒しオーラバトラーの
高性能さをアピールする場面が
印象的であり、ひょっとすると
ドラムロが一番活躍した
シーンだったかもしれません(笑)
ドラムロはアの国のドレイク軍が開発した
量産型のオーラバトラーです。
開発したのはオーラマシンを生み出した
地上人のショットウェポン。
ショットウェポンが
バイストン・ウェルに来て
最初に作ったオーラバトラーが「ゲド」で
その次に作られたオーラバトラーが
ドラムロです。
主人公ショウ・ザマの宿敵、
バーン・バニングスが初期に
搭乗していたのがドラムロでしたから、
結構ダンバインを苦しめました。
ショウと一緒に召還された地上人
トッド・ギネスも色違いの青いドラムロに
搭乗していました。
その他にもドレイク軍の主要キャラ、
ガラリアや中盤で新たに召喚された地上人、
フェイ、アレン、ジェリルの3人も、
最初に与えられたオーラバトラーが
ドラムロでした。
そんな訳でドラムロは強力では無いにしろ
比較的操縦しやすく、低コストで、
凡庸性が高い機体であるとされています。
武器はオーラソード、両腕の三つ爪と、
爪の真ん中に装備するフレイボムです。
デザインがセミやカブトガニ的で、
顔が胴体にめり込んでいて、
ズングリスタイルなので、
何とも憎めない姿です。
1983年の放送当時に発売された
プラモデルは1/72と1/48が発売
されましたが、総じて出来の悪い
物が多かったオーラバトラーのプラモ
でしたがドラムロのプラモは
比較的良い出来だったと記憶しています。
特に1/48スケールの物はドラムロらしい
ボリューム感が有り、コクピットハッチに
設定通りの開閉ギミックがありました。
放送当時のプラモがそこそこ
良い出来だったからか分かりませんが、
2000年に発売が開始されたリメイク版、
ハイグレードオーラバトラーのシリーズでは
ドラムロはラインナップされませんでした。
そして今回のロボット魂版の
ドラムロになる訳ですが、印象としては
とにかく良く動くと言う事です。
メカデザインをされた宮武一貴先生も
絶対に想定していなかったであろうって位
良く動きます。
宮武先生もビックリな部分としては、
胴体の可動ですね。
コクピットハッチが独立していて、
顔を含めた胸部と、コクピットハッチ下の
下腹部の3ユニット構成になっていて
それぞれが独立可動するので、
自由度の高いアクションポーズを
とらせる事が可能です。
顔も独立していますので
上下左右に向きを変える事が可能です。
当然、コクピットハッチは開閉します。
手足の可動もあり得ない位の可動範囲が
あるので、オーラバトラー同士の
格闘シーンを再現させても、
非常にポーズがキマります。
プロポーション的には
個人的にパーフェクトなドラムロです。
プラモも含めて決定版とも言える
テレビ設定に忠実なドラムロです。
このロボット魂版のドラムロは
2018年3月に、
フレイ・ボム エフェクトの付属した
バージョンが、追加発売されました。
※写真下
私は既にドラムロを持っていたので
買いませんでしたが、
エフェクトだけ凄く欲しいです。
このエフェクトがあれば飾った時の
迫力が倍増するでしょう。
ロボット魂版ドラムロの
イマイチポイントとしては
プロポーション、可動に関しては
言う所はありません。
ロボット魂版オーラバトラーの
多くに共通して言える
イマイチポイントとして
関節の緩みがあります。
ドラムロに関しては胴体の関節と股関節、
あとオーラコンバーターの
上下する可動部分が緩めで、
ダンバインの時もご紹介した
パーマネント マット バーニッシュと言う
画材用のニスを関節に流し込んで
強制的に渋みを付けています。
関節が緩い原因は、各関節に使われている
ボールジョイントが各パーツの大きさ、
重さに対して明らかに小さい事が原因です。
もう少しボールジョイントを
大きい物を使って
設計してくれていればと思います。
比較的最近発売された
サーバインやヴェルビン等は
関節がしっかりしているので
新しいアイテムに関しては
改善されているようですが。
と言う事で今回は
ロボット魂版のオーラバトラードラムロを
ご紹介させて頂きました。
オーラバトラー自体、この2019年現在で
どれほどの認知度があるのか、
さらにその中のザコメカと言う事で、
今回のレビューについて来れている人は
相当限られているだろうと感じながらも
強行レビューさせて頂きました(笑)
オーラバトラーレビューの時は
仮面ライダーアーツファンの皆様、
笑って許してやってくださいませ。
次回はライダーを行きますよ!!!
それでは!!!
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